自力で乗り継ぐ北京～古北口～金山嶺～承徳～北京一人旅☆良い人ばかりの河北省〈承徳の世界遺産外八廟巡りは普寧寺で終わりの巻〉

2016/06/16 - 2016/06/20

午後からは世界一の大きさの木造大仏が在ると言う普寧寺へ。

普寧寺は1755（乾隆20）年、現在は新疆ウイグル地区のジュンガル部を平定した記念に乾隆帝が創建したものです。寺の碑文には「臣下庶民みなその居に安んじ、その業を楽しむがゆえに永遠に〈普寧〉と名付く」と記されています。
現在もモンゴルやチベットから僧侶が集まり、法燈を守っています。
伽藍はほぼ南北一直線に配され、しかも左右対称の構成です。
見どころは奥の大乗閣で、其処には世界最大の木彫仏の千手千眼観音菩薩立像が安置されています

エリア 承徳(中国)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

須弥福寿之廟から歩けなくはない距離なのですが、お昼を食べにちょっと南へ歩いちゃったので、北上するバスに乗りました。
車内から停留所の文字が見えて、降りられたのは良かったのだけれど、肝心の入口が判らずウロウロする羽目に

普寧寺山門。
隣の普佑寺との共通券で、此処も80元。あっちこっち修復中だった事も有り、高いと感じました。その理由は普佑寺にて　

例によって4種類の文字表記。
此処では(もう区別が付くようになってます、帰りますけど)右側から満州文字、漢字、モンゴル文字、チベット文字

この時はこの案内図が普寧寺だけを表していると思っていたのです

まず碑亭

鐘楼か鼓楼のどちらか。中見えないんだもん

天王殿

正面にはこのオジサン（誰？）

大雄宝殿。
普寧寺はチベットの三摩耶廟を模したものですが、周囲に巡らせた石の欄干は清朝独特のものです

西配殿

階段の真ん中に彫刻が在ると故宮っぽいよね（昔、初めて見たのが故宮だったのです）

法界（ほっかい）とは、仏教用語で、
1）意識の対象となるすべてのもの。
2）因果の理に支配される万有の総体。全宇宙。
3）一切の現象の本質的な姿。真如?(しんにょ)?。実相。

そう言われても今ひとつ良く判らん

これってチベットっぽい

大雄宝殿の後ろの台上からチベット様式

この階段や建物の色味は須弥福寿之廟と同じだね

マニ車（転経筒）

大乗閣。
高さ36.75m、6層の建物です

此処が一番煙かったです。と言うか、観光客ではなく参拝客が多かったです

単に広場を上から見下ろしただけなんだけど、アンベール城のジャレブチョークを思い出してしまいました

大乗閣内の千手千眼觀世音菩薩は、松・柏・椴・楡・杉の5種の木材を使って造られた、高さ27.21m、重さ110t、中国に現存する最大の木彫り彫像で、世界最大の木造観音像だそうです。
堂内に入ると足しか見えません

ラマ塔、ってこれももう見納めかな

一番奥の北倶盧洲殿。
錠前の奉納が凄い

後ろから見た大乗閣

再び前側へ戻って来ました。
この龍口は中華だね

隣接する普佑寺の案内図。
ってひと目で見渡せちゃうんだけど(゜Д゜;)えっ、これだけ？だったの

建物は全て雷で焼失しちゃってて、残ってるのは台座だけ。周囲の建物も資料館的に再建してるものの、特に記憶に残る物無し。
普寧寺が修復中だった事と合わせて、80元は酷いよ

だってこの台座だってコンクリートで造り直されてるし

隣の普寧寺が良く見えます

普寧寺の出口からバス通りまではこの普寧街を真っ直ぐ。
普佑寺へは此処を通らず左へ向かいました。そうするといきなり普佑寺の境内か真ん中辺だったのです。
また此処まで戻って来てバス通りへ出ます。並んでる土産物は如何にも中国って感じだけど、お客は1人も見かけず。やってけるのか？

如何にも感漂う出口に連なる土産物屋街。客も居ないけど、売る気有りそうな店員も見当たらない

停留所前の売店でアイスバーを買いました。周りの客はバスが来る前にPHOが食べ終えるのか？って気にしてるようでした(自意識過剰)けど、PHOはバスが行っちゃったばっかりなのを知ってるので余裕です。あっさりチョコ味が美味しかった☆
店のお爺さんがゴミは此処へ捨てなさいと言ってくれたら、バス待ちのお客もこぞって其処へゴミ捨ててたの。皆捨てずに持ってたんだと思って、ちょっと感激(笑)

ホテルに戻り、預けていた荷物を受け取って、道の反対側に在るバス停から北京行きの長距離バスの出るターミナルへと向かいます。ややこしい事にバスターミナルが終着では無いので、またも気を抜かずに車窓に注意を払わねばなりません。
承徳ってこんなに広かったの？と思うほど、30分も街の中心的ビル街の中を走り続けたバスは、車窓が見えなくなるくらいギッシリお客を詰め込んでます。
PHOと同じく大きな荷物を持ったお客を気にしつつ、ホント何処まで行くの？って不安になり始めた頃、ようやくバスターミナル前に到着しました

漆平から到着した西ターミナルと違い、は火車駅と見紛う立派なターミナルです(でも裏はしょぼかった)

東駅なのですね。
北京への高速バスと言っても、北京の何処へ行くのかな？
東京行きだとしても、バスタ新宿なのか浜松町バスターミナルなのかディズニーランドなのかでかなり違うと思うんだけど？

バスのチケット85元。ところで発車は何時？　

バスはこんな感じ。乗客は圧倒的に若い。PHOは2席分を確保する事は出来たのだけれど、その席は肘掛けが壊れてて残念な気分となる(^-^;)

途中、それもかなり早い段階でパーキングエリアでのトイレ休憩。普通半分位は走ってからじゃないか？とか思ったけど‥

これが北京行きのバスです。
さて、何処で降りれば良いのか？つうか、北京の何処へ連れて行かれるのか？

この旅行記へのコメント （2）

• 旅行三昧さん 2017/04/23 11:58:46

  中国、色々行かれてますね。

  PHOPHOCHANGさん
  
  こんにちは。旅行三昧です。
  
  拙いチン州旅行記に「いいね！」頂き、ありがとうございます。
  
  承徳、大足、石林、張家界、武夷山、敦煌、、一般の日本人（って誰？）はあまり行かない所に沢山行っておられるんですね。まずはPHOPHOCHANGさんの旅行記をざっと通り過ぎさせて頂きました。凄い。
  
  先の掲示板にはチン州のことを書かせていただきましたが、説明の必要はありませんでしたね。失礼しました。
  
  中国は本当に見所が満載で、楽しいですよね。
  
  これからPHOPHOCHANGさんの旅行記、じっくり拝見させていただきます。
  あ〜！また中国に行きたい気持ちがジワジワと蘇ってきた！
  
  これからもよろしくお願いします。
  
  
  旅旅旅-- 旅行三昧 --旅旅旅
  

  PHOPHOCHANGさん からの返信 2017/04/24 00:19:47

  RE: 中国、色々行かれてますね。

  メッセージ有難うございますm(_ _)m
  
  ホント知らないところで且つ自分が興味を持っているところの旅行記をお書きになっていて、ご教授願いたいです。
  龍門石窟も行ってないですし。こちらこそ旅行記拝見させていただきます。
  
  自分は食べ物の好き嫌いが激しいのと、長い休みが取れないのと、懐事情で、どうしても行先が中国になってしまいます。世界遺産や丹霞が大好きなので、丁度良くは有るのですが。
  見どころ満載なのに、行きたがらない方が多いのは勿体無いと思います。
  ドンドン紹介してください♪
  
  こちらこそ、宜しくお願いいたします。
  
  
  
  > PHOPHOCHANGさん
  >
  > こんにちは。旅行三昧です。
  >
  > 拙いチン州旅行記に「いいね！」頂き、ありがとうございます。
  >
  > 承徳、大足、石林、張家界、武夷山、敦煌、、一般の日本人（って誰？）はあまり行かない所に沢山行っておられるんですね。まずはPHOPHOCHANGさんの旅行記をざっと通り過ぎさせて頂きました。凄い。
  >
  > 先の掲示板にはチン州のことを書かせていただきましたが、説明の必要はありませんでしたね。失礼しました。
  >
  > 中国は本当に見所が満載で、楽しいですよね。
  >
  > これからPHOPHOCHANGさんの旅行記、じっくり拝見させていただきます。
  > あ〜！また中国に行きたい気持ちがジワジワと蘇ってきた！
  >
  > これからもよろしくお願いします。
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