2016/06/16 - 2016/06/20
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PHOPHOCHANGさん
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万里の長城・金山嶺を歩きたい、それが今回の旅行の2つ目の目的でした(1つ目はこの先お話しします)。それなら一番手っ取り早いのは北京からのツアーに参加する事です。が、金山嶺は北京とこれから向かう承徳との間、それも承徳寄りに在るのです。だとしたら、北京へ戻って来てしまうのは二度手間です。
それなら北京到着日に金山嶺周辺に宿泊して、翌日好きなだけ時間をかけて歩こう、その後で承徳へ移動すれば良い、それってナイスアイデア☆
ホテルを検索していくと、金山嶺の正門付近に数軒のホテルが在りました。しかし高いです。とてもじゃないけど泊まる気になりません。安いのは何処も金山嶺から何キロも離れています。これじゃ安くても意味無し(タクシー代かかっちゃうし)です。そしたら長城入口まで1キロと言うゲストハウスが在る事が判りました。しかも英語が通じてスタッフが親切と、口コミの評価もとても良いものでした。ネックはゲストハウスなので男女別無し、2段ベッドの6人部屋に泊まらなければなりません。1泊だから良いか、そう決心して予約を入れました。
ところが、よくよく調べてみたら、ゲストハウスは金山嶺ではなく、古北口の長城入口の近くでした。しかも古北口から金山嶺は片道6時間って、無理でしょ。よほどキャンセルしちゃおうと思ったのですが、これを逃すと多分ゲストハウスだのシェアルームだのに泊まる機会は来ない、そう思いました。
北京から良く判らないバスを乗り継ぐのもハラハラドキドキだし、これぞ独り旅の醍醐味か?やるっきゃないよね(*^-^*)
って事で出発からを載せた、この1つ前の旅行記はこちらhttps://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11143344/
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
古北口へ向かうバスに乗る為には、まず密雲へ行かなければなりません。そのバス980快が東直門のバスターミナルから出ています。
フードコートで軽く食事をして、バス乗り場にやって来ました。
980、在りました! -
こうして高速を走る980快バスの座席に腰を落ち着けるまで、いったい何台のバスを見送った事でしょう。乗り場には、もうバスが停まってました。スーツケースをストレージに仕舞って、乗り込もうとするも、ストレージに空きが有りません。他の荷物もちょっと詰めて〜なんてやってたら、もう発車するからどけって。あっちの(指差した先にも980快)バスに乗れって追い払われました。
ところがその次のバスにはストレージが在りません。駄目ジャン★その次のバスは小さいながらもストレージが、と思ったら脇から来た若い女の子が、ストレージが開くのを見計らったようにスーツケースを押し入れてしまいました。それでもPHOのスーツケースも入ったのです。が、蓋が閉まりません。四苦八苦するも、結局諦めて取り出す羽目に。
全く、もう!
次は大きなストレージのバスです。ところが蓋が開きません。ドライバーに開けてなんて伝えてるうちドンドン乗客が乗り込んで、満席になっちゃうかもって不安になりました。ようやくドライバーが降りて来て、蓋を開けてくれました。素早く中へ押し込んで、つか誰も他に荷物預ける奴居ないし。4台目でやっと乗れました。いったい何分無駄にした事か -
北京市内から高速に載ったので、しばらく上下車無く進んで行きましたが、密雲市内(?)へ入ってからは、結構幾つもの停留所に停まります。終点までだからおとなしく乗ってれば良いのですが、1つ手前で25番に乗り換えたって旅行記も有るのです。
注意深くバス停を見て行くと、途中から25番が併走しています。が、降りる勇気無く、終点まで乗っちゃいました。荷物降ろしたりしなくちゃならないし -
ストレージの大きさからも判るように、このバスはかなり大型です。
後ろ半分の座席が5列も在ります -
終点は街の中心か外れた所で、PHOしか乗ってませんでした。17元でした
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写真を撮ろうとしてたら停まってくれたドライバー♪お疲れ様、ターミナルは単に未舗装の駐車場って感じで、大通りから奥に入った所でした。
早速PHOをタクシーに乗せようという客引きが寄って来ました -
ターミナルから右に歩いて25番バス乗り場を探せ、これが今夜の宿からのミッションです。
さっき25番バスは大通り沿いを走っていたので、右と言うのはその大通りに出てから進む方向なのだろうと思いました。それでも2人のおじさんに確認して、たどり着いたバス停が此処です。いったいバスはいつ来るのでしょう? -
古北口行きと言いながら、古北口は終点では有りません。つか降りるバス停の名前知りません、古北口で良いのだよね?
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トンネルの前で降りて、右への分かれ道を川沿いに進め。それが25番バスに乗った後のミッションです。
これだよね?ドライバーは古北口はまだ先だと言いますが、此処で良いからと降ろしてもらいました。けど、バス停らしきモノ無いでしょ。どうやって此処に停めて降りたんだろ? -
その分かれ道に立つPHO
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右の道をスーツケース引きずりながら歩いてたら、後ろからプジョーが来て、PHOの隣で停まりました。これって宿のお迎えじゃないよね?
何処行くの?乗りなよと片言英語で女の子が言います。運転してるのも若いお兄ちゃん。母親より年上そうなPHOを気遣ってくれたのでしょう。素直に乗せてもらいました。しばらく走って、おかしいな?宿が見つかりません。
結局宿に電話して、迎えに来てもらうように彼らが算段してくれました。待つ間英語と中国語とで、不自由ながらも通じたのは、彼らが20歳の女の子と35歳のお兄ちゃんで宋さんちの姪と叔父って関係で、叔父さんが新車を自慢したくて姪を乗せてドライブ中、って事でした。日本行きたいなぁ、だそうです。
やって来た迎えの車は後ろから、つまり通り過ぎてたって事です -
道沿いに大きな看板って言われてたのはコレでした。くすんでて、車からじゃ見落とすなと思いました
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胡同の中へ入って行くような中華風の入口
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すぐ左に折れると、いきなり雰囲気変わります。トロピカルっぽい?
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何かオシャレっぽい
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進んで右側のこの建物がフロント兼ダイニングルームです
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案内された部屋は此処。この下の段が今夜のPHOの寝床です
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フロント兼ダイニングルーム棟の隣、敷地の一番奥に、トイレやシャワールームの在る棟が在りました。新しくて綺麗です
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シャワールームは2つ
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その中。
ドアの反対側にフックが4つ付いていて、服やタオルをかけられるようになっています。
そしてその内側にはカーテンが在るので濡れません -
トイレも2つ。綺麗です
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先客が中庭で寛いでいます
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夕食を6時半にしたので、それまで少し周りを歩いてみる事にしました
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トウモロコシ畑。
遠くに楼門のようなモノが見えます -
ちょっと近寄って、ちょっとアップで
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裏山には砦のようなモノが見えます、これも長城の一部?
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電線邪魔★
まだ十分に陽が高いので、そばまで行ってみたかったのですが、夕食6時半ってお願いしちゃってるので、引き返さざるを得ません -
ゲストハウスには7匹の猫が居るそうです。全部は見ていませんが、この白いフサフサの子がボスのような感じ
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夕食は幾つか有るメニューの中から予め選んでおくスタイル。チェックインの時に何とか豆腐、お茶付きって言うのを頼みました。正直高いです。が、特に買って来てるモノ無いし(てか、温かいモノを温かい状態で食べたいんです、基本弁当も好きじゃないんで)、周囲に店らしき存在も見えなかったし。
偶然にも先客2人も同じ時間を指定していたらしく、テーブルには3人分のテーブルマットが用意されてました。
選んだメニューも3人とも同じ。PHO以外は青島ビールも有りましたけどね。
何とか豆腐って言うのは、小さな生揚げ、カシューナッツ、胡瓜をマイルドな甘酢あんかけにして、ご飯を添えたモノ。まずくは無いけど、これと言った味がしません。付け合わせのピリ辛青菜が美味しくて、そっちでご飯食べました。デザートがバナナです。此処はベジタリアンの宿なので、出来れば他のメニューも見たかったのですが(確か炒飯は有ったような)、3人が3人同じメニューだったのは残念 -
これがディナー全体。向かいも全く同じ
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翌朝です。
先客は奥に2つ並んだ2段ベッドの下両側を使ってました。ドアに近い手前がPHO。夕食の後でシャワーを浴びて部屋に戻ったら、万里の長城を荷物背負ったまま歩き通したメルボルンから来た兄弟は既にベッドで就寝中でした。
8時過ぎたばかりのそんなに早い時間に寝るって、しかも慣れない場所で無理じゃね?と思ったのも束の間、PHOも起床は3時台でしたから、緊張が解けたせいも有り、アッと言う間に寝てました。
但し、朝は6時(日本時間7時)に目覚め、中庭で読書なんかしちゃいました -
こんな感じでリゾートっぽく
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この猫ちゃんとは今朝初めて顔を合わせました。人みしりだけど、人なつっこい子かも
-
人の名前覚えるの苦手なんです。
兄弟の名前教えてもらったんだけど、2人とも覚えてません。
左のお兄さんが25歳、右の弟くんが22歳。日本大好きで2度来ているそうです。北海道と長野、2度ともスキー目当てで、スキーの後の温泉最高!だそうです -
朝食はワッフルにしました。何と再び兄弟も同じ選択(誰も相談してません、兄弟も別々に起きて来たのです)。
蜂蜜もかかってて、なかなかお洒落なのですが、水分・油分足りなくて途中で飽きます。ボソボソしちゃうの。なので、お兄ちゃんはもっと蜂蜜を、PHOはスプレッドを要求しました。
お茶も別料金だったのですよ -
フロント兼ダイニングルームを中から撮ってます。
この日は金山嶺までタクシーで行き、其処からゲストハウスの在る古北口まで歩いて、再びタクシーで承徳へのバスが通ってる高速のサービスエリアまで送ってもらうって段取りです。タクシー代は160元。金山嶺までの片道でも80元との事で、往復するより遠いので仕方無いのですが、金山嶺まで(もしくは金山嶺から)80元は高過ぎでしょう。
PHOは承徳へバスで行くのは簡単だと思っていたのです。ところがゲストハウスのスタッフはバスは無いと言います。そんなはず無いでしょ、PHOの言葉にタクシーのドライバーに問い合わせてくれました。PHOは北京承徳間を走るバスが当然金山嶺を通過すると誤解して居ました、だって途中に在るのですから。
ところが古北口は勿論、金山嶺入口(長城の上り口)をも通りません。此処から承徳は100キロ以上在るから、タクシーなら500元(まぁ8000円ちょい)もかかります。タクシーなんて有り得ない!あくまでバスにこだわるPHOに、タクシーのドライバーが提案したのが、京承高速(文字通り北京と承徳を結ぶ高速)のサービスエリアでバスに乗ると言うアイデアです。乗った!それに決定。
そんなやり取りをしてたので、ゲストハウスを出る時間がかなり遅くなってしまいました -
タクシーに送られて東門まで来ました。既に9時を廻っています。
此処から長城に上って歩きます。
予定は将軍楼まで歩いたら、其処から下りてメインストリートに出て、右へ歩き、橋を渡る手前で左に折れれば、ゲストハウスまでもうすぐって教えられてます。
さて、その通りに歩けたのでしょうか?
行ってまいります!
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