2008/08/10 - 2008/08/11
47位(同エリア57件中)
みなみやまさん
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『普陀宗乗之廟』についたのが6時45分。
実は、まだ開門していなかったのだ。
集票処も閉まったままだ。
後で気づいたのだが、ここが生きたチベット寺院なら修行もあって早く開門するはずだった。
しかし、ここは、僧が管理する寺ではないということが後でわかった。
前面には駐車場がある。
すでに、数台自家用車で来た観光客もいる。
しかし、
開門は8時だ!
ということがわかったのだ。
開門まで1時間以上あるので迷ったが、ここまで来て引き返すのはやめようと思った。
待つことに決めた。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
8時になった。
やっと開いた山門と集票処。
入場料は、単票で40元だ。
高いが仕方ない。
荷物チェックが厳しい。
デイバッグの中まで見られる。 -
外八廟『普陀宗乗之廟』集票処
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とにかく入場できた。
しかし、登りが続く。
途中の建物や解説もあったが、はやる心は大紅台へ向かわせた。
結構入場者があるものだ。
いつの間にかという感じだ。 -
案内板には、漢語で「入口」英語で「way in」
日本語で「入り口」ハングルで「イルグ」とある。
この序列が面白かった。
普通、日本語でも「入口」なのに、わざわざ「入り口」と区別している。
日本でも結構英語表示でスペルミスがあるのだろう。
それには気づかないものだ。 -
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途中で服務員に多く会ったが、みんな若い。
地僧ではなく、服務員なのだ。
つまり、このチベット寺院は、完全に観光施設として管理されているのだろう。 -
無事、階段を登りきって大紅台の一番下へ着いた。屋上まではこれから登るのだ。
山門方向を見下ろせる。
正面の山が、「避暑山荘」の山景区になる。
城壁は朝もやの中にうっすらと見えている。
正面には、窓以外に縦に一列仏像が安置されている。
これがやはり仏教寺院だということを知らせてくれる。 -
この大紅台は、やはりチベットのラサにある大紅台と同じ形をしているようだ。
では、あの窓の裏側はどうなっているのだろうか -
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内部の建物の階段を登ると金色の屋根が見えてくる。
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さて、大紅台の最上階を目指す。
階段は、木造だ。
下の写真の塔が最高部になる。 -
ここが最上階。
手前の手すりに注意。
遠くからも、この最上階は見えるのだ。
中国人の親子(父子)と短い会話を交わす。
記念撮影に協力してもらう。
とても親切だ。 -
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帰りはゆっくりと見て回る。
あちこちで服務員が掃除をしたり、準備をしている。
僧の姿はない。
しかし、仏像だけはちゃんとあるのだ。
やはり、国際的な観光地。
欧米人には人気があるらしい。
ただ、この時期、この時間はあまり欧米人はいないようだ。
やはり、中国各地からの観光客が多いようだ。
自家用車での観光もちらほらと見られる。
駐車場の自動車のナンバーが全国的だからだ。
今朝は時間がまだ早いが、これから続々と観光客が来るのだろう。 -
タルチョには経文が記されており、上から青、白、赤、緑、黄である。
「タルチョとは経文が印刷された祈祷旗のことです。風にはためくごとに、風が仏法を世界中に広めると言われます。5つの色は物質の五大(五元素)を表します。1本に10枚の旗が付いていて、各色の旗にルンタ(風の馬)が印刷されています」 -
それでも一気に大紅台を降りる。
くだりはやはり早い。
下から見上げた大紅台もなかなかいい。
近すぎると規模が大きくファインダーには入らない。 -
仏教は、インドからネパール経由でチベットに伝わった。
中国や朝鮮よりも近いのだ。
チベットでは象を見ることは出来ないが、ネパールからインドへ山を降りると熱帯のジャングルもあるそうだ。
だから、仏教と象が結びついても不思議ではない。 -
外八廟『普陀宗乗之廟』大紅台とは、お別れをする。
門の外には、観光客がちらほら。
さて次は、『須弥福寿之廟』 へ向かう。 -
『普陀宗乗之廟』を出たわけだが、バス通りには出ず、地元の道を歩いてみることにした。
三々五々、地元の人に出会う。
こちらから挨拶をしてみた。
対応はさまざま。
無言の人。
不審がるひと。
返事をしてくれる人。
やはり、老人が多い。
楽しかった。
まさか、外国人が歩いているとは思わないだろう。
十もろこしも庭先に植えてある。
ところがである。
挨拶をした母子。
何か様子が変だ。
立ち止まって親しげに・・・・・・・!!
それで気づいた。
市内バスで席を譲ってくれた女性だったのだ。
ずっと手前でバスを降りたのだが、地元の女性だったらしい。
娘だという。多分。 -
須弥福寿之廟』 へ向かう。
門前では、老婆と出会う。
さかんに話しかけている。
相手が何者でもいいのだろう。
すっかり、地元に溶け込んだつもりのみなみやま。
『須弥福寿之廟』もやはり入場料が40元か?
入るのを止めようと思う。 -
これが、外八廟『須弥福寿之廟』の山門。
そして、山門前から、右に折れて、バス通りに向かうことにした。
道には、小さな川があって石橋が架かっている。
橋の手前には、車止めがあって、地元の人が、のんびり自転車を押して渡っていた。
やはり、「中国の田舎」はいい感じだ。 -
橋を渡って、少し歩くとバス通りに出る。
看板が出ていた。
今来た道を振り返ってみる。
のどかな風景だ。
バス道路に出ると、バス停があって、おじいさんと孫の男の子がバスを待っていた。
これも出会いか?
よく似ている。
なぜか、また、話が出来た。
みなみやま「可以・ハ゜イシ゛ャオ・・・ムニャムニャニャムニャ・・・・・??」(写真をとってもいいですか?のつもり)
またまた挑戦。
OKをもらった。
映した画像をその場で見せると二人とも喜んでくれた。
それで、もう一枚。
でも、これが限界か? -
-
-
しばらくすると、6路バスがやってきた。
二人と一緒に乗る。
料金は1元。
バスは地元の人たちで満員だった。
やはり、ローカルな市内バスはいい。
その町や、少数民族の人たちの匂いがしてくるからだ。
いよいよ、承徳ともお別れが近づいてきたようだ。
そう思った、みなみやまだった。
次の行き先はもう決まっていた。
「秦皇島」だった。
久しぶりに、ローカルな長途汽車(バス)に乗る。
だいぶハードなバス行きだったが。
実に従来の中国的なミニバス旅行だった。
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