2016/04/22 - 2016/04/22
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Decoさん
この旅行記のスケジュール
2016/04/22
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由比ガ浜
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久々に東京に行き、一日時間ができたので、五年ぶりに鎌倉に行ってきました。
昔から鎌倉が好きでよく訪れたていのですが、なぜか一度も訪れたことのない長谷寺、久しぶりの成就院や銭洗弁天、そしてハイキングコースを歩いてみました。
それから、テレビドラマ「最後から二番目の恋」が大好きで、ロケが行われた御霊神社にも行ってきました。
*鎌倉を歩いた日の前後、東京の南沢湧水群、吉祥寺、谷中などを訪れた旅行記も同じ旅行記グループで作成しています。
(この旅行記は、当初鎌倉訪問のみで公開していましたが、その前後を加えて二つの旅行記に分割しました。しかし鎌倉の部分が分かれてしまったので、今回、鎌倉とそれ以外(東京)に構成を替えました 2022/6/21)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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この旅行記は、東京への旅行の中の一日、鎌倉を訪れた記録です。
21日、福岡からJALで東京へ。新宿のホテルグレイスリー新宿に宿泊して、翌22日は新宿駅から小田急の急行に乗って、藤沢へ。
久しぶりに上京したのですが、以前は相模大野で小田原行きと片瀬江ノ島行に分割されていました。それが、今は分かれなくなって、ストレートに小田原行と片瀬江ノ島行が別々に行くようになっているのですね。
確かに離したり連結したり…相模大野駅で多少時間をくっていた記憶があります。ホテルグレイスリー新宿 宿・ホテル
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さて、鎌倉を訪れます。まず、この日記で訪れた場所の前半部分の略図です。
藤沢駅から江ノ電に乗って【極楽寺駅】で下車→【極楽寺】→【成就院】→【虚空蔵堂】→【御霊神社】&【力餅家】→【由比ガ浜】
後半部分は後で別の略図で紹介します。 -
藤沢駅で小田急を下車、江ノ電に乗り換えて極楽寺駅へ。このコースを取ったのは、車窓からの江ノ電の眺めが大好きなのです。民家の間を抜けて、腰越あたりでごく短距離ですが路面を走り、その先相模湾が見渡せ、極楽寺の谷間に入る…変化に富んだ江ノ電の景色が楽しめます。
江ノ電 乗り物
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イチオシ
江ノ電・極楽寺駅です。年がばれてしまいますが、私は昔のドラマ「俺たちの朝」が大好きでした。
そんなわけで、極楽寺駅は外せないのです。
最近では中井貴一・小泉今日子主演の「最後から二番目の恋」というドラマでもこの駅は登場しますね。
ただ、ショックだったのが、主人公たちが離れを借りていた…という設定だった藁葺の古い家が無くなっていたらしいこと。私も久しぶりなので、はっきりとは場所を覚えていないのですが、どうも無くなってしまったようで、時の流れは無常です…極楽寺駅 駅
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駅を降りて、名刹「極楽寺」へ。門には「参詣の人だけ入ってください」というような張り紙があって、観光客は歓迎されないようです。
でも、多分騒がずにちゃんとお参りすれば特に問題はないかと思います。
お寺の中は撮影禁止なので、写真は門のみです。中はさすがに静かでした。
以前は中に小さな茶屋風のお店があって、コーヒーやお菓子などがいただけたのですが、今は閉まっていました… -
お寺の入口にあった説明板です。昔はもっと広くて多くの建物があったそうですが、火災にあって規模が小さくなったとか。
それでも立派なお寺です。 -
極楽寺切通しを通ると、右手の小高い山に「あじさい寺」として有名な成就院があります。
しかし、上ってみると残念なことが!
成就院にはもう一つ、長谷側(海の方向から)の上り道があって、あじさいはこちらに植えられているのです。また、この長い石段は映画「男はつらいよ あじさいの花」(第29作・石田あゆみがマドンナ)でも登場した風情溢れる石段なのです。
ところが、長谷側の石段は改修中。今はまだ紫陽花の季節でもないのですが、今年は花も見られないそうです。「男はつらいよ」のシーンが印象深かっただけに残念!成就院 寺・神社・教会
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石段を上りきると、門があります。
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成就院の庭です。広くはありませんが、良く手入れされていて、心和む雰囲気でした。
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本堂です。お参りしてきました。
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長谷側からの、改修中の石段です。入れなくて残念!
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極楽寺から成就院横の切通しを抜けて、長谷方面に出る坂道です。極楽寺方面からだと、ちょっと上ってその後下りが続きます。
極楽寺切通し 名所・史跡
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極楽寺坂の脇にある、小さなお堂です。
有名な観光地ではないようですが、上りがたくさん立っており、花も咲いていたので、見学してみました。虚空蔵堂 寺・神社・教会
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上がって見ると、小さな本堂がありました。人気もなく、こじんまりとしていますが、ほっとするような雰囲気でした。
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イチオシ
極楽寺の切通を下り、今度は御霊神社(通称・鎌倉権五郎神社)へ。
写真の石段を上ると、江ノ電の線路と踏切があり、その向こうに神社があります。この構図、結構有名だと思いますが、テレビドラマ「最後から二番目の恋(正・続)」で、主人公二人(小泉今日子と中井貴一が何度も通った場所です。
実は私もこのドラマのファンで、ぜひ一度訪れてみたかったのです。御霊神社(神奈川県鎌倉市) 寺・神社・教会
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御霊神社は、関東平氏五家(鎌倉氏・梶原氏・村岡氏・長尾氏・大庭氏)の始祖を祭った神社として創建されたそうですが、のちに、鎌倉権五郎景政を祭る神社になりました。それで通称が(鎌倉)権五郎神社、なわけですね。
関東というと、源氏の勢力基盤ではありますが、それを支えたのは、平氏の支族だったわけですね。
平安時代、関東には平氏が勢力を築いていましたが、平将門の乱の後、本家筋は伊勢に移り、支族は関東に残りました。伊勢平氏から、平清盛などが出てきたわけですね。 -
御霊神社の境内です。鳥居の先が江ノ電の線路になります。
日差しの強い日ですが、境内は木々が多く、適度の木陰があって過ごしやすかったです。清々しい雰囲気の境内でした。 -
神社の本殿です。意外とこじんまりした感じでした。
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再び参道に戻りますが、神社の前の江ノ電です。このトンネルを抜けると、極楽寺駅に出ます。
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御霊神社入口の角にある和菓子屋さん「力餅家」です。歴史を感じさせる店舗で、なかなか良い雰囲気でした。
ここで、桜餅を買って、店の前で食べました。力餅家 グルメ・レストラン
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【由比ガ浜】
御霊神社から海に出てみました。三浦半島方面まで見渡せました。
ドラマ「最後から二番目の恋」で出てきた風景やロケ地をちょっと探してみましたが、見つからず…時間もないので、次は長谷寺へ向かいます。 -
鎌倉後半の地図です。
江ノ電・長谷駅側を通り、長谷寺からスタート、大仏ハイキングコース、銭洗弁財天、鎌倉駅へと進みます。 -
【長谷寺】
鎌倉でもかなり有名な寺社である「長谷寺」。
私も昔から何度も鎌倉を訪れていて、すぐ近くの大仏様は何度か行ったことがあるのに、なぜか長谷寺には行ったことが無かったのです。長谷寺 (長谷観音) 寺・神社・教会
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境内に入ると、目の前に大きな庭があって、池もありました。よく晴れた四月の日で、緑が眩しい。
私が勉強不足だったこともありますが、こんなに広大な敷地だったは知りませんでした。 -
平日ですが、観光客も大勢いました。
日本人ももちろんいますが、中国人に加えて、何故かイタリア人も多い…
イタリアではもしかして鎌倉がブーム? -
順路に沿って、庭園の中にある石段を上ると、本堂がありました。
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正面左手から見た本堂です。大きさが良くわかります。
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本堂の左手(海側方向)には、展望デッキがあって、絶景でした。
写真は、三浦半島方面の景色です。
展望デッキには、木製のテーブルと椅子があって、休憩には最高!
この手前には売店もあって、飲み物やアイスを買うこともできます。
また、展望デッキの奥には、小ぎれいでしゃれた感じのレストランもあって、パスタなどがありました。ここからも絶景が眺められそうで、昼時に訪れたなら、入っても良いかも知れませんね。
それにしても長谷寺…入口付近のカフェといい、絶景レストランと言い、商売上手、いや、おもてなしの心に溢れたお寺です。 -
本堂の横には、巨大な曼荼羅が据えられたお堂がありました。
鎌倉というと、武士の都市であり、禅宗のイメージがありますが、長谷寺は密教系なのですね。
ここにも外国人観光客がたくさん訪れていて、不思議そうにしていたのが印象的でした。 -
本堂は入口から石段を上ったところにあったのですが、さらに上に周遊路がありました。
私としては結構くたびれていたのですが、上ってみました。
長谷寺本堂やその先に鎌倉の街が見えて、なかなか良い景色でした。 -
イチオシ
かきがら稲荷。お寺ですが、お稲荷さまもあります。神仏習合の名残でしょうか。
赤の鳥居と幟が印象的です。 -
厄除阿弥陀如来。多くの方が参拝していました。
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本堂から入口の方に降りますが、もう一つ見どころが…
鳥居の先には洞窟があって、中は涼しく、ちょっと不思議な雰囲気でした。 -
福寿弁財天。
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こちらは大黒天。長谷寺、いろんな建物があって、お参りする場所もたくさんあります。
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長谷寺を出て、北に進みます。大仏様(高徳院)を過ぎると、ハイキングコースの入口があります。
鎌倉の山はそれほど険しくはなく、ハイキングにぴったり。当日は小学校のハイキングもあったようで、コースは渋滞気味(^^ゞ
尾根沿いを進むと、やがて住宅街に出て、さらに進むと銭洗弁財天に出ます。
【銭洗弁天】
写真は、銭洗弁財天の入口です。正式には、「宇賀福神社」と言うようです。
坂道の途中、鳥居があり、その先がトンネルになっています。銭洗弁財天宇賀福神社 寺・神社・教会
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鳥居の先にあるトンネルです。当日はお天気も良く気温も上がっていましたが、ここはヒンヤリ。
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トンネルを抜けると、今度は鳥居が連なります。
別世界に行ったような不思議な雰囲気。 -
トンネルと連続した鳥居を抜けると、本堂のあるスペース。
ここで、100円を払い、お金を洗うざるを借り、ろうそくと線香をみらいます。 -
本堂のすぐ横にある場所で、線香を立てます。
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次いで、その奥で蝋燭を立てます。
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いよいよお金を洗います。
線香や蝋燭を立てた場所の奥に洞窟があり、そこが奥宮。ここでお金をざるに入れて洗います。
皆熱心にお金を洗っていて、なかなか場所がない(^^ゞ
私も一生懸命洗いました。
余談ですが、昔「俺たちの朝」というテレビドラマがあって、エンディングで主人公たちが、ここでお金を洗うシーンがありましたね。 -
本堂の裏手の道を上ると、小さなお社がありました。ここが上之水神社です。
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上之水神社から降りると、本堂脇にも池があり、その池を渡るとここにもお社がありました。ここが下之水神社です。
この後、売店でソフトクリームを食べて、鎌倉駅に戻ります。
本当は佐助稲荷も行きたかったのですが、ハイキングースなどで体力を使い果たしました(^^ゞ -
市役所横を通り、鎌倉駅西口へ。東口に比べると昔の面影が残っています。
鎌倉駅 駅
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西口広場の一角にある時計塔です。
鎌倉駅が建て替わる前の駅のシンボルでした。
今の駅はきれいで便利になりましたが、私は昔の時計台のある駅舎の方が好きでした。
帰路は、JR湘南ライナーで新宿に向かい、グレイスリー新宿で荷物を受け取って、新橋へ向かいます。鎌倉駅旧駅舎時計台 名所・史跡
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今日の宿泊は新橋です。東急ステイ新橋。
新しいホテルです。お値段はインバウンドで高騰していた東京のホテルにしては良心的でした。東急ステイ新橋 宿・ホテル
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部屋に入ります。
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水廻り。標準的ですが清潔感があります。
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ベッド廻りです。広さはシングルとして標準的。
当初禁煙室で予約したのですが、もっと安いプランがあったので、キャンセルして再予約。喫煙室となってしまいました。私はあまり臭いは気にしないけど…低層階で多分外から丸見え。
ロールカーテンが明けにくい(^^; -
デスク廻り。シンプルな感じが良いです。
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貴重品入れもありますが、私はそんなにお金持ちじゃないので(^^;
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コーヒーのセットがありました。ちょっと嬉しい。
鎌倉で歩き廻った疲れをしばし癒したのでした…。
鎌倉歩きの旅行記はこれにて終わりです。
この前後の東京をちょこちょこ歩き廻った旅行記も、よかったら御覧ください。
最後まで御覧いただきありがとうございました。
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