マチュピチュ・インティプンク（太陽の門）へインカ道を辿る

2016/03/19 - 2016/03/25

マチュピチュ2日目は昨日よりも少し早めに遺跡に上がってインティプンク（太陽の門）を目指してインカ道を歩く事にしました。
下の村（アグアスカリエンテス村）に宿泊したので2日に渡ってユッタリとマチュピチュ観光が出来ました。
ワイナピチュ登山は遺跡を真上から眺める事が出来るので有名ですが、実はマチュピチュ遺跡を挟んで反対側の山の峠に位置するインティプンク（太陽の門）の標高はワイナピチュ山頂よりも高いのです。
ただ緩やかに登って往くのと道が混んでいないので景色や植物をゆっくり眺めながら歩く事が出来るので、こちらもお薦めです。
インティプンクは昨日出かけたインカ橋とは別のインカ道に続く遺跡中心部への外部からのGatewayで、こちらはオリャンタイタンポから4日掛けて歩いて遺跡に至るトレッキングツアーの通り道として現在も利用されています。

エリア マチュピチュ周辺(ペルー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

インティプンクに向かう道の始まりから眺めた景色です。

下に見えるのはベルモンド・サンクチュアリ・ロッジの屋根。
向うに見える山峰は霧に包まれている。
マチュピチュ遺跡から山の方に登り始めて直ぐのところ。

インティプンク（太陽の門）へのインカ道はこんな狭い幅の山道が奥へ続く。
かなり傾斜もあり、雨で滑りやすい。

途中にあった遺跡。
「大岩の墓石」と呼ばれ傍で人骨が沢山発掘されたらしい。

道の途中にある宿泊施設だったと云われる遺跡。
外部からの来訪者はこの辺りで宿泊してマチュピチュ中心地には入れなかったらしい。

此処がインティプンクへの最後のキツイ登りの始まり。
霧が出てきて少し肌寒い。

インティプンクのある峠が見えてきた！
霧に霞む峠。

これがインティプンク（太陽の門）。通常はここから向こう側にはガイド無しでは立ち入り出来ない。
「これから先はインカ道なのでガイドと一緒でなければ進むな」と表示されていた。
4日間のトレッキングでガイドと共に下から歩いてマチュピチュ遺跡にやって来るツアーが有るらしく、そのツアーが遺跡に最初に到達する場所が此処です！

多分ここらはインティプンク（太陽の門）を守る砦の跡か？
右手の壁の向こうに多分スペイン人らしい（スペイン語のアクセントが少し違う）一団が休んでいたが、その中の一人の老年女性が明らかな高山病症状で青い顔でヤバイ咳をしていた。
音からすると肺水腫になりかけている様な水っぽい嫌な音。早く下りた方が良いと云ったけど大丈夫だったかなぁ？他の家族？友人達？は余り気にするでも無くマイペースだったので可哀そうだった。

インティプンクからマチュピチュ遺跡方面を見るが、残念ながら霧に包まれて全く見えない。

僅かに霧が晴れた時にマチュピチュ遺跡が見えた。
此処の標高はワイナピチュ山頂よりも高い事が良く解る。

インティプンク（太陽の門）から下って行くインカ道。
何処に続いているんだろう？

遺跡側から登り切った処にあるこれはインティプンク（太陽の門）では無く、奥へくぐって右側が太陽の門。

インティプンクからマチュピチュ遺跡を見下ろすが霧が濃くて・・・。
この辺りで多分標高3000m位ある筈だけど、高地順応済みの我々は元気！元気！

霞の向こうに見える遺跡。ちょっと神秘的です?
昔歩いてここを目指した人達が初めてこの景色を見た時はどんな気持ちだっただろう？

手前に見えるのはマチュピチュ村から遺跡までのジグザグのシャトルバスのルート。下の村から400m差をこの道路で2-30分で上がって来るが、歩くと4時間強掛かるらしい。
このルートはマチュピチュ本来のルートではなく、近年観光用に作られた物。

インティプンクから少し下った処から。

アップ！この辺りで丁度正面にワイナピチュの頂上が見えます。

撮影場所はインティプンクから少し下った場所。
霧も少し晴れてワイナピチュ山頂が顔を出した。向こうに登っている人達も「霧が晴れないなぁ」なんてぼやいていたに違い無い。

多分此処らでワイナピチュ山頂と同じくらいの標高。

インティプンク（太陽の門）から少し下りて来た処で振り返る。
左手のV字に少しへこんでいる処が峠で、インティプンク（太陽の門）が有った場所。

実はこの後ろで怪しい欧州人女性が瞑想？していたので直ぐに退散した。
彼らは禅や瞑想、仏教を間違って理解しているヒッピー文化の末裔なのであまり近寄りたくない。
営利目的のヤヤコシイ「思想家？」「瞑想マスター」が東洋文化をただ食いしているのは全く残念としか言いようがない。