2016/02/08 - 2016/02/09
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kirinbxxさん
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一夜明けて、いよいよ本格的にチェンマイ観光の開始です。
堀に囲まれた旧市街を巡るだけなら、ソンテウと徒歩でもなんとかなるのでしょうが、この日は郊外に行くことにしていたので、運転手つきの自動車を手配してありました。
- 交通手段
- タクシー
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初めて迎えるチェンマイの朝です。習慣で早く目覚めたので、まずはホテル界隈を散歩してみましょう。
といっても、郊外というわけでもなく、かといって街中でもないので最初に注目するのはこんなものですが。
歩道がひどいことになってますね。歩きにくいことおびただしい! -
ひどい歩道に苦労しつつほんの少し歩くとこんな看板がありました。
前夜、部屋の窓から賑やかそうな通りが見えていたのがこれのようです。 -
おお、これはずいぶんと大きなマーケットです。
朝早いので、開いている店はなく、朝食屋台がちらほらと出ています。こういうところで食べたいなぁ、とは思うのですがチェンマイプラザは朝食つきなのですよねぇ。
それに、チキンライスが50バーツ。。。最初の朝にバンコクで食べたのが40バーツですから。。。チェンマイの物価が割と高いのか、それともこの界隈が高いのか??? -
どうやら海鮮料理を売り物にしている店もあるようです。これはぜひとも来なければなりません。
近所をひとわたり見て回り、ホテルに戻って朝食です。ごく普通のホテルの朝食ビュッフェですが、そこはチェンマイ。お粥やら、麺やら、焼きめしやらもいろいろと揃っています。朝早い時間帯は、日本人のゴルフ客の比率が高め。 -
さて、この日はあらかじめ運転手つきの車を手配しておきました。チェンマイにはいくつも業者があるようですが、ネットで見る限りは料金的にもそれほど差もないく、口コミをいくつか読んだうえで、「CHIANGMAI GOOD DAY TOUR」というところに問い合わせをしてみました。結果、何度かのメールのやりとりで問題なさそうだったのでこの会社に決定。
朝8時にホテルに迎えに来て貰い、夕方5時までの9時間タクシーサービス(郊外)です。
まず最初に向かう先は観光地ではなく、郊外のバスターミナル。スコータイへバスで行くためにチケットを買いたかったのです。出発するやいなや、嫁が腹具合がよくないといいだし、ターミナルにつくや否やトイレへダッシュ。ここのトイレは使用料3バーツ、紙が欲しければ1バーツです。この料金がどうやら標準らしく、様々な場所で同じ料金でした。
それはともあれ、チケット売り場がなかなかわかりません。この場所は「CHIANGMAI BUS TERMINAL 3」ですがここではないという。。チェンマイ第二バスターミナル バス系
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運転手さんに聞いてもらったりしてやっとこさ到着したのが、ここ。最初に連れて行かれた「CHIANGMAI BUS TERMINAL 3」の北側にある古い方でした。
このあたり、非常にややこしいのですが、チェンマイ在住日本人が書いた記事を読んで納得しました。先ほど行った「CHIANGMAI BUS TERMINAL 3」は別の呼び方があり、それは「第2アーケード・バスターミナル」。そして、「CHIANGMAI BUS TERMINAL 2」がこちら。ちなみに「CHIANGMAI BUS TERMINAL 1」は全然違う場所にあるらしい。。。ああ、ややこしい
やっとこさ切符を買って戻ると嫁も戻ってきていました。3バーツのトイレはなかなかのものだったようで。。。なんでも、完全に便器が壊れた個室がひとつ、どう見ても生まれながらの女性ではない人達が数名たむろしていたそうで。。 -
これでスコタイへの移動手段を確保したので、安心してチェンマイ観光といきましょう。
まずはWat Phra That Doi Suthepワットプラタートドイステープ、要するにステープ山にある寺院です。(ドイ=山、と運転手さんが教えてくれました)
ソンテウで行くこともできるのは知っていましたが、なるほど、山へ向かう道にはこのようにソンテウがたくさん。ちゃんとフロントガラスの所に行き先が書いてあります。
安上がりではありましょうが、あの座席でずっとというのは。。。 -
バスターミナルから20分で入り口に到着しました。
さて、ドイステープ、ステープ山の山頂にお寺があるわけですが、そこへいたるには2つの方法があります。ひとつは階段をてくてくと上がる方法、もうひとつはケーブルカーに乗る方法。
すでにシニアにちかづきつつある私達は勿論ケーブルカーです。ケーブルカー料金は20バーツです。ワット プラ タート ドイ ステープ 寺院・教会
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お寺への入場は外国人の場合30バーツ。
うん?朝みた屋台のチキンライスより安いではありませんか?
チェンマイ有数の見所だと聞いていたのですが。。。 -
混雑していて1台目には乗れませんでしたが、次のに乗れました。
なかなかの勾配です。
それにしても、例によって中国からのお客さんで姦しいことおびただしい。 -
ケーブルカーを降りると美しい花々が迎えてくれます。
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そして黄金に輝く仏塔。
この寺院は1383年に当時のクーナ王によって建立されたのだそうで、この金色に輝く仏塔は高さが22mあります。 -
善男善女のみなさんが、お祈りを捧げながら3周していました。
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これはなんじゃらほい、と見てみると善男善女の喜捨を募るための募金箱でした。それぞれ、どういう目的でどこに寄付されるのかを書いた表札?がついています。
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日もすっかり高くなってきましたね。
さすがに暑くなってきました。 -
若い人達のなかには階段を上ってくる人もいます。
この階段も見所の1つらしいので、元気な人は往復階段を使うなり、あるいは下りるときだけ使うなりしてみるといいかもしれません。
私はパスです。もうかなり暑くなってきていましたから。。 -
ここへきたら、展望台にも上がってみましょう。
残念ながらガスが出ていてこの日ははっきりとは見えませんでしたが、チェンマイ市街が一望できるようです。 -
実に細かい彫刻が施された東屋です。
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寺院を出て運転手さんと合流。
時間的には問題なさそうなので、モン族の村を見学したいと思い、ソンテウに。どうやらチャーターした車では行けないらしい。 -
ところが、ソンテウの兄ちゃんは「もう少し客を乗せたら出発、3,4人は欲しい」とのこと。
うちの車の運転手さんが、「じゃぁ、私が入って3人なら行くかなー」と参加してくれるも、兄ちゃんは延々と客を待つつもりらしく、通行の観光客に声をかけるのですが。。。
10分ほど待っても参加者は増えず、3人いればいいじゃないか、と行ってもそれはいやらしい。
アホらしくなってやめました。
まぁ、よくある観光化された少数民族の村を見るんだろうし。。時間がもったいなさすぎです。 -
タイ東北部、北部では昆虫を食べることは比較的よく知られています。
少数民族の村にいくのをやめ、車に向かう道すがらにも。。。
あんまり食欲を増進させるのぼりではありません。嫁は露骨に顔をしかめていました。 -
次の目的地はここ。「タイ酪農振興機構」という国営の機関がやっている牛乳工場です。ちょうどドイステープから街中へ戻る途中にあります。
残念ながら工場見学などはないようですね。
この酪農振興機構はもともとデンマークの協力を得て立ち上げられた機関だそうです。 -
アイスクリーム、スムージー、ヨーグルトなどが売られています。パッケージもなかなか可愛いですね。
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アイスクリームをいただきます。
ちゃんとした「アイスクリーム」です。(アイスミルクだとか、ラクトアイスなどとは一線を画した、きちんと乳の味がする。。。) -
嫁はこちらを。アイスクリームと違って英語表示がないのでなんだかわからず。聞いてみると片言の英語で、このあたりでとれる果物入りとのこと。
あまりあますぎず、おいしいものでした。
チェンマイ市内への帰り道ですから、ちょっと休憩するにはぴったりの場所です。 -
次にチェンマイ旧市街近くの観光です。
まずは、ワットロックモーリー。
実に趣のある渋い仏塔です。1528年、プラ・ムアンケートカラオ王の時代に建てられ、中には同王の遺骨が納められているといわれます。ワット ローク モーリー 寺院・教会
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本堂もとても立派、彫刻が非常に精緻です。
チークでできているのだとか。 -
ご本尊は例によって金ぴかです。
とても熱心にお参りをしている現地の女性がいました。都合のいいときだけの似非仏教徒である私達は通り一遍の拝み方で失礼しました。 -
夫婦とも仏教や仏教美術に詳しいわけではないので、これがなんという方かは存じませんが、いいお顔をされていますね。
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これは見るからに武人ですね。多分、例の王様なのでしょう。
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今日のお昼はこのお店と決めていました。クウェティオ・ルットロークというお店で、チェンマイで人気の麺屋です。店の前まで車で送ってもらいますが近くに車を止める場所がないので、落ち合う時間を決めて一旦別れます。
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観光客が多い旧市街にあるので、ちゃんと各テーブルに英語併記のメニューがあります。
麺の種類、スープの種類、トッピングを選びます。基本は1杯45バーツ、豪勢な具を載せると高くなります。名物はCrazy Noodleですが、大きな海老やムール貝、イカ、魚がてんこもりの150バーツ。
悲しい事にビールはありません。 -
メニューは英語併記ですが、肝心の注文票はタイ語だけ、数字しかわかりません。
店員さんを呼んでメニューを見せて書いて貰いました。
注文したのは一番シンプルなもの。具がどれほど豪華でも麺とスープがダメならおしまいですし、タイで150バーツの麺を食べようとはとても思えません。 -
こちらは、酸っぱくて辛いスープ。
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こちらはトムヤムスープ。
まぁ、なんというかジャンクフードですね。スープがいまいち旨くないのと、熱々ではないのがわが家にはちょっと。。。日本の方が書いている紹介記事ではものすごく美味しそうに思えたので期待しすぎたのでしょう。
ですがこの店はとても人気があり客がいっぱいです。びっくりしたのは、ジュースとパンを抱えた制服姿の女子高校生グループがいたことです。日本のラーメン屋ではあまり見かけない光景でしょう。 -
午後も張り切ってお寺巡りです。(うちの嫁はなぜにこの手のものがこれほど好きなのでしょう)
チェンマイ最大のお寺であるワットプラシン。
本堂の中では沢山の人が参拝・・・・というより記念撮影のようですが。 -
現金が奉納されています。ちょっとびっくり。
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こちらの仏塔は修復工事中です。
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こちらが本堂です。
タイ観光局の記事によれば、このお寺はチェンマイでもっとも格式が高いお寺で、1345年の建立だそうです。日本だと足利尊氏の時代ですね。
典型的ランナー様式、だそうですが(屋根が重層的なのが特徴とのこと)。 -
こちらも同じ特徴を持つ本堂です。
ワットチェディルアンというお寺で、1391年の建立だそうです。チェンマイで最も大きな(ルアン)仏塔(チェディ)のある寺院、とそのまんまの名前です。 -
これがその仏塔です。
建立当時は高さ80mもあったそうですが、1545年の大地震で崩壊し、崩れたまま放置されていたが、1928年から1931年に寺の再興が図られ、国家予算での修復がされたとのこと。 -
仏塔を守護するナーガの像。
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そして沢山の象の像。
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ところで赤いカーペットが敷かれた本堂にはこんなものが。。。
そりゃまぁ、これが一番安全なんでしょうが、趣がないというか、なんというか。。。 -
さて、お寺参りはこのくらいにして今日もマッサージです。が、お目当てのところが1時間ほど待たねばならない、ということでマーケットにやってきました。
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地元の人も観光客も大勢やってくる、ちゃんとした?市場です。
こういうところを歩いていると1時間くらいあっという間ですね。嫁はここでサンダルを買い、古いのと履き替えてしまいました。 -
待ってまで受けたかったのはトークセン、というタイプのマッサージです。絵に描いてあるように、木槌でこんこんと叩くタイプ。
普通のタイマッサージより50バーツお高くなっています。
感想・・・うーん、まぁ、普通のマッサージの方がいいなぁ。。。 -
さて、本日の観光はこれでおしまい。あとは地元の料理が食べられる店に連れて行ってもらっておしまいです。
ところが、最初に連れて行ってもらった店はなんともうじきに閉まってしまうとか。それは勿論困るので別の店に案内してもらいました。「ホテルの近くの店でいいですよ」と言ったのをなぜか「ホテルに帰る」と勘違いされてしまったり、まぁいろいろありましたがなんとかたどりついたのがここ。ピン川のほとりにある立派なレストランンです。 -
川を眺めながらの夕食です。時間的にかなり早いので客はちらほらしかいません。ワインバーコーナーや寿司コーナーまであるので(まだ営業はしていませんが)観光客向けのレストランなんでしょうか。
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2人だけですからこの手の盛り合わせが重宝します。
ソーセージの類いが3種、右端のものが名物であるサイウアというものでしょう。ディップが2種類、豚皮をあげたもの、ゆで卵。
ビールのあてにはピッタリですが、結構癖のある味です。 -
ソムタムも当然頼みます。
この一緒についてくる葉っぱはどうも。。。 -
メニューにカレーがあったので頼みましたが、食べたかった物とはちょっと違いますね。
昨日、今日とちょっと思い通りにはいかない夕食でしたがまぁ、仕方ないでしょう。
店を出て通りでソンテウをつかまえます。ホテルの名前を告げると地図をみせてくれ、と言われたので地図で場所を示すと行ってくれるとのこと。本当に便利な乗り物です。
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