2016年　タイ＆日本飽食記　（１）　シドニー豪華ランチ→バンコク→チェンマイ

2016/02/06 - 2016/02/07

リタイアした知人が２人、タイのバンコクにロングステイしているということで、共通の友人たちとバンコクでのオフ会を計画しました。在住者の「この時期がまだしも暑さはマシ」との情報で時期は２月。長めの休暇を取れるので、その前後にタイの他の街と日本を入れることにします。

バンコクにゆっくり滞在するのは久しぶりなのでとても楽しみです。バンコクは初めて、というメンバーもいますのでベタな観光も入れてみましょう。

本来ならアデレードから東南アジア方面へ直接移動すればいいのですが、今回は出発が土曜日なので遠回りのシドニー経由を選びました。

エリア タイ

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

QF740便はアデレード空港を8:05に出発です。
１月一杯はなんとか間に合うバスがあったのですが、２月からのダイヤ改正でなくなってしまいました。

仕方なくタクシーで空港へ。

夏時間なので朝６時はまだこんな感じです。

カンタス航空は国内線でも簡単な機内食が出ます。昼の便だと甘いお菓子だったりしますが朝便は朝食にふさわしくＢＬＴバーガーです。

定時にシドニーに到着。駅のインフォメーションでオパールカードを購入しました。いろんな特典がある交通カードですが、一日しかシドニーにいない私たちにとっては、「いちいち料金を調べずにすみ」「乗り換えがきき」「切符をあらかじめ買う手間がいらない」事がポイントです。

一週間滞在するような人には、もっと現実的な料金面でのお得がいろいろあります。

空港からバスを乗り継いで、目的の場所へ。

シドニー中心部のビジネス街にある日本的な豪邸、という感じのお店です。

ここはオーストラリアで最も有名なシェフの一人である和久田哲也さんが経営している、シドニー屈指のレストランです。

ランチ営業があるのは土曜日だけ。

メニューは昼夜関係なく、230AU$のムニュ・デギュスタシオンのみのようですね。テーブルにはその日の献立を記した紙が置かれています。右が料理、左はこの日のワインセットに使われているワインリストです。白４＋赤２＋甘２の６杯で110AU$と170AU$の２種類。勿論、ボトルやグラスで頼む事もできます。ワインリストを見てみると日本酒から豪州産やフランス産のワインまで価格帯もかなり幅広く揃えられています。

ゴッセのロゼを飲みながらリストをじっくり眺めるも、２人だしお昼だし、このあと長旅だし、ということで110AU$のセットにしました。


料理はキハダマグロの刺身、蒸し焼きタコのサラダ、有名なマスのコンフィ、銀むつの塩麹グリル、ここまでの4皿は絶品、ワインとの相性も素晴らしいもんでした。特に２つめのGRUNER VELTUNERがそれだけで飲むとカスみたい（その前のリースリングがよかったので）と思ったのが料理と合わせると・・・またシェフの名をつけたチョコレートケーキ。これは絶品といっていいでしょう。

料理もワインもとても丁寧かつウィットに富んだ説明があり楽しい一時を過ごしました。

お代は２人でちょうど800AU$、肉の２皿（鳥の胸肉と和牛）が凡庸だったのは残念ですが、オーストラリアに住んでいる間に一度は来たいと思っていたので満足です。

バスで空港へ戻り、例によってラウンジでぐだぐだと酒を飲み、19:45発のエミレーツ航空でバンコクへ出発です。

映画が非常に豊富に揃っていて、長旅も苦になりませんね。ちょうど新作公開ということでスターウォーズの旧作すべてが揃っていたり、日本語で見られる映画も沢山あります。

機内食はチキンと、牛肉のビリヤニの２種類が用意されていました。ビリヤニの方はエコノミークラスの機内食としてはかなりまともなほうだったようです。

バンコクの空港についたのは深夜１時、入国審査を終え荷物を引き取ると２時近くになっていました。宿に向かう前にタイで使うSIMを購入します。

２軒のSIM屋が並んでいて価格そのものは大差ありませんが、店員のスキルや応対ぶりには大きな差が。。。まぁ、店の差では無くたまたまかもしれませんが。

ホテルのシャトルバスに乗ってホテルに行き、そのまま倒れるようにベッドへ。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

この日泊まったのは空港にほど近いTontaというホテルです。こちらは本館ですが、私達が泊まったのは別棟の方。

トン タ リゾート スワンナプーム ホテル

まずは朝食です。ホテルのすぐ近くに大衆的な食堂がありました。

ビーフとかポークなどの簡単な英単語しか通じませんが、それで十分。麺を指さし、載せたい具を指さすだけでＯＫです。美味しそうなおかずがあったのでそれを指さすと、それは麺ではなくて御飯にかけるものだ、と言われてしまいました。

うーん、久しぶりに食べるタイの汁麺です。旨し！

トン タ リゾート スワンナプーム ホテル

ホテルを出てすぐのところは屋台街です。沢山の屋台が出ているのですが、営業しているのはごくわずか。

ちかくにセブンイレブンもあります。

麺だけでは足りないのでセブンイレブンでおにぎりを、そして開いていた屋台で揚げたての鳥の唐揚げも買ってきました。

おにぎりは日本のものとほぼ同じ。

さて、ホテルのシャトルバスで空港へ向かいましょう。

今回のタイでの最初の訪問地はチェンマイです。

バンコクエアウェイズにチェックインしようとしたら、キオスクでの自動チェックインをどうぞ、と案内されました。

チェックインが終わったら、荷物を預けます。

ラウンジがあるのでどうぞ、と勧められました。
エコノミーなのに？？？

新しいバンコクの空港は非常に広く、エスカレーターも乗れないものがあったりして、初めてだとちょっと判りにくいですね。

他の旅行者のブログで見てちょっと気になっていた空港内クーポン食堂に行こうと思ってウロウロ。気にかけてくれた空港職員に教えてもらってやっとたどりつきました。(他のレストランや店舗があるエリアではなく、ＧＦの端っこです）

中はこんな感じ。「空港の社員食堂」としている記事も見かけますが、別に社員限定というわけではなく明らかな旅行者の方が（この時間帯は）圧倒的に多い感じでした。

食べる方法はバンコクの一般的なクーポン食堂と同じで、入り口のところでクーポンを先に購入し、好みの物を売っているブースで料理や飲み物を注文、最後に余ったクーポンを返却して（また来る予定が決まっていれば勿論そのまま持っていてもいいでしょうが）返金を受ける、というもの。

各ブースは特色のあるメニュー構成で、ムスリム向けの店もあれば、素食（菜食主義者向け）の店もあります。

こんな風に、英語と中国語表記のあるブースも多く、つまりは外国人観光客の利用も多いということでしょう。

麺類やぶっかけ飯などは４０Ｂから。

飲み物は専用のブースで購入します。

ちゃんとビールがあるのが嬉しいですね。

朝食はしっかり食べたし、昼には少し早いのですが、せっかくですからちょっと食べてみましょう。担々麺のようなものを食べている人を見かけたのですがどうもそれらしいものの写真がなく。。。まぁ、いいかと適当に麺を頼み、タイ式に備えられている調味料でうんと辛くします。味はごく普通。

妻はチャーハンを食べていましたがこれはちょっとハズレ。作り置きではなく目の前で炒めてくれたのですが。。。。

空港内の他の店に比べればとても安いのですが、缶ビールを一本飲むと一人１００バーツを越えてしまいます。まぁ、帰国前に街で食事をする時間がないような時には便利でしょう。

まだ時間はあるので、バンコクエアウェイズの国内線ラウンジに行きましょう。こんなマスコットがお出迎えです。

半信半疑でしたが、本当にエコノミークラスの一見客でも入れました。

もちろん、室内はWi-Fiが使えますし、備え付けのパソコンもあります。コーヒーやジュース類、お菓子なども無料で提供されていました。

なかなか豪儀ですねぇ。。

ＰＧ２１７便はバンコクを定刻１２：１０に出発しました。チェンマイまではわずか１時間ちょいのフライトですがしっかりと機内食が出ます。

さすがに全部は食べませんが。。。

ごはんが餅米ですね。

チェンマイ空港からはタクシーで移動です。

空港ビルの中で１５０Ｂを支払ってチケットをもらって乗り場へ。

明朗会計で安心ですね。面白くない、ともいいますが。。

高層階なので眺めはこんな感じ。

古いホテルですが、清掃は行き届いていて気持ちよく過ごせました。

どうせホテルにいるのは寝る時だけですから。。。

ここ数年のわが家の旅行ではホテルはちょっと節約コース。

というわけで選んだホテルは往年の豪華ホテル、チェンマイプラザホテルです。旧市街からはずれたところにあり、現時点での主な客層は日本人ゴルフツアー客と中国人観光客といったところのようです。

威風堂々たる大型ホテルです。

部屋は高層階なのでこんな眺めです。

部屋も比較的広く、清掃が行き届いていて不足はありません。

ちょっと休憩したあと、旧市街に出かける事にしましょう。

（次章に続きます）