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 三田市にある大舟山は伝承によると太古には周囲は湖沼であり、舟をつける松があったことからこの名称がつけられたらしい。<br /><br /> 山の上の舟といえば旧約聖書の創世記にある「ノアの方船」であろうがこの手の伝説は「シュメールの洪水神話」や「ギルガメシュ叙事詩」にも出てくる。<br /><br /> ここで鯨統一郎の推理を紹介したい。<br /><br /> 数千年以前にどこかで大洪水はあったと考えられる。低地にすんでいた人間や動物たちは当然高い所、つまり山の方へ避難する。方舟は存在しなかったが狭い高地に人間と動物が集ったであろう。低地からやって来た人たちが高所にいた先住民を滅ぼしたり追い出したりしたかも知れない。その山を見回すと、少数の人間と逃げてきた動物たちで埋めつくされていた。その光景が、一番(つがい)ずつの動物を乗せたとする「ノアの方舟」伝承に変移していったのではというものである。<br /><br /> 前置きが本文のようなドラゴン旅行記であるが、建国記念日にその大舟山に登ってみた。「方船」神話は建国にまつわる話のようでもある。トルコのアララト山に登った訳ではない。<br /><br /> 山頂の磐座の上に舟をおいて写真撮るはずが持って行くのを忘れた。仕方がないので下山してから登山口で撮影。ノアの箱舟ならぬ折り紙のだまし舟である。

大舟山と奇説「ノアの方舟」~アララト登山じゃないよ!

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2016/02/11 - 2016/02/11

8位(同エリア229件中)

旅行記グループ スーパーカブでゴー!Vol.1

2

20

熟年ドラゴン

熟年ドラゴンさん

 三田市にある大舟山は伝承によると太古には周囲は湖沼であり、舟をつける松があったことからこの名称がつけられたらしい。

 山の上の舟といえば旧約聖書の創世記にある「ノアの方船」であろうがこの手の伝説は「シュメールの洪水神話」や「ギルガメシュ叙事詩」にも出てくる。

 ここで鯨統一郎の推理を紹介したい。

 数千年以前にどこかで大洪水はあったと考えられる。低地にすんでいた人間や動物たちは当然高い所、つまり山の方へ避難する。方舟は存在しなかったが狭い高地に人間と動物が集ったであろう。低地からやって来た人たちが高所にいた先住民を滅ぼしたり追い出したりしたかも知れない。その山を見回すと、少数の人間と逃げてきた動物たちで埋めつくされていた。その光景が、一番(つがい)ずつの動物を乗せたとする「ノアの方舟」伝承に変移していったのではというものである。

 前置きが本文のようなドラゴン旅行記であるが、建国記念日にその大舟山に登ってみた。「方船」神話は建国にまつわる話のようでもある。トルコのアララト山に登った訳ではない。

 山頂の磐座の上に舟をおいて写真撮るはずが持って行くのを忘れた。仕方がないので下山してから登山口で撮影。ノアの箱舟ならぬ折り紙のだまし舟である。

旅行の満足度
4.0
同行者
一人旅
交通手段
徒歩 バイク

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  • 県道37号から眺める大船山。

    県道37号から眺める大船山。

  •  小さい案内だったのでだいぶ行き過ぎて引き返す。

     小さい案内だったのでだいぶ行き過ぎて引き返す。

  •  この寺までなら車でも来られそう。

     この寺までなら車でも来られそう。

  •  バイクはとことん行けるのだ。<br /><br /> と言ってもお寺から50m位だが。

     バイクはとことん行けるのだ。

     と言ってもお寺から50m位だが。

  •  ここからは車両禁止。<br /><br /> 動物除けの電気柵があった。<br /><br /> 以前どこかの電気柵で事故があったので怖々電線に触れない様潜り抜ける。

     ここからは車両禁止。

     動物除けの電気柵があった。

     以前どこかの電気柵で事故があったので怖々電線に触れない様潜り抜ける。

  •  陽の当たる道は気持ちよい。

     陽の当たる道は気持ちよい。

  •  池の土手で寝転んだら昼寝してしまいそう。

     池の土手で寝転んだら昼寝してしまいそう。

  •  標識はシッカリしている。<br /><br /> 最初の分岐点。

     標識はシッカリしている。

     最初の分岐点。

  •  二つ目の分岐点。

     二つ目の分岐点。

  •  少し上へ来ると雪が残っていた。

     少し上へ来ると雪が残っていた。

  •  最後の分岐点。

     最後の分岐点。

  •  急登が続くが間もなく山頂。

     急登が続くが間もなく山頂。

  •  山頂にある磐座。

     山頂にある磐座。

  •  記念にアップで。

     記念にアップで。

  •  多くの山が眺望できるはずだったが樹木が伸びて視界不良。

     多くの山が眺望できるはずだったが樹木が伸びて視界不良。

  •  祭日とあって多くのハイカーで賑わう山頂。

     祭日とあって多くのハイカーで賑わう山頂。

  •  団体さんを追い抜いて先に着いたので切り株の椅子をゲット。<br /><br /> おにぎりとサンドイッチで昼食。

     団体さんを追い抜いて先に着いたので切り株の椅子をゲット。

     おにぎりとサンドイッチで昼食。

  •  間近には羽束山と宰相岳が見える。

     間近には羽束山と宰相岳が見える。

  •  有馬富士方面。

     有馬富士方面。

  •  袋とじのおまけは先日雪と泥の農道に挑戦したスーパーカブの動画をどうぞ。<br /><br />https://www.youtube.com/watch?v=hcNm9WRfg8s

     袋とじのおまけは先日雪と泥の農道に挑戦したスーパーカブの動画をどうぞ。

    https://www.youtube.com/watch?v=hcNm9WRfg8s

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この旅行記へのコメント (2)

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  • trat baldさん 2016/02/14 11:37:10
    折り紙の舟を忘れたのは致命的だな(^o^)
    私見を申し上げるとカブ号に設置されたオプションの中で最高傑作は背もたれだね、長時間のバイク運転で最も重宝されるでしょう!

    熟年ドラゴン

    熟年ドラゴンさん からの返信 2016/02/14 11:45:48
    RE: 折り紙の舟を忘れたのは致命的だな(^o^)
    > 私見を申し上げるとカブ号に設置されたオプションの中で最高傑作は背もたれだね、長時間のバイク運転で最も重宝されるでしょう!

     そうなんです!

     最初ボッックスを取り付けて貰ったら背中に当たって痛かったので、後ろにずらしてもらいました。

     角が当たると痛いのでクッション付けたら快適になりました。

     折角のアイデアで折り紙折って行ったのに、バイクに置いたままに忘れました。途中で気が付いたのですが戻る気になれず「まあいいか」という羽目に。

     頂上の磐座の上に舟をおいて写真撮りたかったのですが、残念!

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