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 北条時頼の廻国伝説をご存じない方へちょっと解説。<br /><br /> 五代執権北条時頼は出家して最明寺入道と名乗り諸国を回遊した。(以下、Wikipediaより)<br /><br /> 佐野(現在の栃木県 佐野市「旧・安蘇郡葛生町」)に住む貧しい老武士、佐野源左衛門尉常世の家に、ある雪の夜、旅の僧が一夜の宿を求める。常世は粟飯を出し、薪がないからといって大事にしていた鉢植えの木を切って焚き、精一杯のもてなしをする。常世は僧を相手に、一族の横領により落ちぶれてはいるが、一旦緩急あらば痩せ馬に鞭を打ちいち早く鎌倉に駆け付け命懸けで戦う所存であると語る。<br /><br /> その後鎌倉から召集があり、常世も駆け付けるが、あの僧は実は前執権・北条時頼だったことを知る。時頼は常世に礼を言い、言葉に偽りがなかったのを誉めて恩賞を与える。<br /><br /> これは鉢木という能であるがここから「いざ鎌倉」という言葉が人口に膾炙したのである。<br /><br /> さて、その時頼がこの武庫川上流にやってきて気に入り庵を建てたといわれるところが鎌倉峡である。<br /><br /> ハイキングコースは上級者向けとなっており、増水時には走破困難な渓谷なのだ。<br />

時頼が庵をあみし鎌倉峡~いざ!鎌倉峡へ、あれっ?季語が無い

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2015/08/08 - 2015/08/08

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旅行記グループ スーパーカブでゴー!Vol.1

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熟年ドラゴン

熟年ドラゴンさん

 北条時頼の廻国伝説をご存じない方へちょっと解説。

 五代執権北条時頼は出家して最明寺入道と名乗り諸国を回遊した。(以下、Wikipediaより)

 佐野(現在の栃木県 佐野市「旧・安蘇郡葛生町」)に住む貧しい老武士、佐野源左衛門尉常世の家に、ある雪の夜、旅の僧が一夜の宿を求める。常世は粟飯を出し、薪がないからといって大事にしていた鉢植えの木を切って焚き、精一杯のもてなしをする。常世は僧を相手に、一族の横領により落ちぶれてはいるが、一旦緩急あらば痩せ馬に鞭を打ちいち早く鎌倉に駆け付け命懸けで戦う所存であると語る。

 その後鎌倉から召集があり、常世も駆け付けるが、あの僧は実は前執権・北条時頼だったことを知る。時頼は常世に礼を言い、言葉に偽りがなかったのを誉めて恩賞を与える。

 これは鉢木という能であるがここから「いざ鎌倉」という言葉が人口に膾炙したのである。

 さて、その時頼がこの武庫川上流にやってきて気に入り庵を建てたといわれるところが鎌倉峡である。

 ハイキングコースは上級者向けとなっており、増水時には走破困難な渓谷なのだ。

旅行の満足度
4.0
同行者
一人旅
交通手段
徒歩 バイク

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  •  JR道場駅から歩くと30分以上かかるがバイクなら5分で登山口。

     JR道場駅から歩くと30分以上かかるがバイクなら5分で登山口。

  •  北条時頼ゆかりの景勝地ということらしい。

     北条時頼ゆかりの景勝地ということらしい。

  •  まずは百丈岩へ挑戦。

     まずは百丈岩へ挑戦。

  •  クライミングで登る人もいるのだが、命が惜しいドラゴンは一般コースへ。

     クライミングで登る人もいるのだが、命が惜しいドラゴンは一般コースへ。

  •  それでも鎖場などがある垂直かと思うような岩場の連続。

     それでも鎖場などがある垂直かと思うような岩場の連続。

  •  百丈岩とローソク岩。

     百丈岩とローソク岩。

  •  絶景かな!

     絶景かな!

  •  クライマーの残しもの?

     クライマーの残しもの?

  •  絶壁の上。

     絶壁の上。

  •  ここでもタイタニック、懲りないドラゴン。

     ここでもタイタニック、懲りないドラゴン。

  •  さて、お次は鎌倉峡へ向かうとするか。<br /><br /> なに!上級者向き? 一人で大丈夫か?<br /><br /> 折角なので一応挑戦。

     さて、お次は鎌倉峡へ向かうとするか。

     なに!上級者向き? 一人で大丈夫か?

     折角なので一応挑戦。

  •  河原を歩いたり、巻き道へ回ったりしながら進む。

     河原を歩いたり、巻き道へ回ったりしながら進む。

  •  絶壁に沿って進む。

     絶壁に沿って進む。

  •  しかし、やはり道を間違えたのかこの先どう見ても行けそうもないので断念して引き返す。

     しかし、やはり道を間違えたのかこの先どう見ても行けそうもないので断念して引き返す。

  •  今日はこれくらいにしといたろか、と帰り支度をしているとボランティアの道整備の人に遭遇。<br /><br /> これから標識など取り付けに行くというので、同行をお願いした。

     今日はこれくらいにしといたろか、と帰り支度をしているとボランティアの道整備の人に遭遇。

     これから標識など取り付けに行くというので、同行をお願いした。

  •  ついて行くととんでもない鎖場や絶壁ありの難コース。<br /><br /> 両手両足を使い三点保持で行かなければならないので、とてもカメラを持って写真なんか撮っている場合ではない。<br /><br /> なので写真はこれでおしまいである。<br /><br /> 無事に帰れて目出度し、めでたし。

     ついて行くととんでもない鎖場や絶壁ありの難コース。

     両手両足を使い三点保持で行かなければならないので、とてもカメラを持って写真なんか撮っている場合ではない。

     なので写真はこれでおしまいである。

     無事に帰れて目出度し、めでたし。

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