読み的中☆東武線で行くガラ空きの大谷資料館＆有名餃子店満喫〈資料館は幻想的空間でした〉

2015/12/23 - 2015/12/23

やた〜っ！ついに念願だった大谷資料館・採石場跡に足を踏み入れる事が出来ました。
話には聞いてたし、写真も散々見てはいましたが、それ以上に凄いです。凄いとしか言えません。
だから今PHO自身の写真を見るとガッカリします。こんなんじゃないです★
その場に居合わせないと判らない空気の冷たさとか、湿度とか、照明とか、音楽とか、五感全てで感じられるモノが写真だけでは伝わりません。

説明文あんまり付けてませんので、まあ、一応こんな所って雰囲気だけ掴んでいただければ・・

エリア 栃木

ついにやって来ました、大谷資料館です。

<大谷資料館とは>
大谷資料館（おおやしりょうかん）は、栃木県宇都宮市大谷町909にある大谷石採石場跡に関する資料館です。

・6-7世紀：切石積横穴式石室を持つ古墳に加工が容易な大谷石等が多く用　いられる。
・741年：現在の栃木県、下野国分寺・下野国分尼寺の礎石、地覆石、羽目　石に使用される。
・810年：大谷寺の本尊（大谷観音）は弘法大師自らが大谷石を彫り、完成　させたとされる。
・江戸時代中期：採掘が本格的に始められる。
・1943年：陸軍の糧秣廠・被服廠の地下秘密倉庫として使用される。
・1945年：中島飛行機（現・富士重工）の地下軍需工場として使用される。
・1969年：年平均気温が8度前後であるため、政府米（古々米）の保管庫と　して利用される。
・1979年：大谷資料館がオープン。地下採掘場が一般公開される。
・1981年：東京フルートアンサンブルアカデミー演奏会が開催される。以
　降、コンサート、猿楽、映画会、観劇、美術展、ダンスパフォーマンス、　セミナーなどの文化事業や映画、テレビドラマ、テレビCM、プロモーショ　ンビデオの撮影が行われる。

by Wikipedia

何だかチャチな建物です。トイレは在りません。
予めこの手前に在るトイレ棟で済ませておきましょう

テーブルと椅子も大谷石製。座ったら冷たいです

入館料700円を払って、まず大谷石の採掘方法と採掘形態について学びます。ですが、心は一刻も早く採石場跡を見に行きたくて・・スミマセンm(_ _)m

長半纏が粋、とかって言ってる時限では有りませんね

チェーン・ソー式垣根採掘機。
坑内掘りの場合、始めに横杭を掘る（これを垣根を入れると言います）機械で、主として坑内を広げる（丁場を作る）時に使われます、って言われても動くところ見ないとピンと来ません。
丸鋸式も有りましたが、今は使われていません

チェーン・ソー式平場採掘機。
丁場を掘り下げる機械（これを平場掘りと言います）。
坑内では垣根採掘機で横杭を掘った後、本格的な採石はこの機械で行います

丸鋸式平場採掘機。
使用目的は上の機械と同じですが、現在は使われていません

この素っ気無いアルミシッシの引き戸の向こうに神秘的空間が‥

まずは階段を下ります。一番乗りでした
が、資料室を見ている間に何人かのお客さんが先行した模様

うぉ〜っ！だったのですが、写真じゃ其処までの感動は表せません

この上に見える立抗はこの坑内の位置が地表上どのあたりに来ているか知る為に掘られたものです

假屋崎省吾氏の作品

鍵穴に見えました

この時の坑内温度は4度。外気温と殆ど変わりません。
夏場、気温が30度を大きく上回っても、坑内は12度前後までしか上がりません。その温度差の為、夏場は霧が発生するらしいです。それも更に幻想的かも♪

前々からエンケンさん大好きなのですが、最近凄い人気で露出度高く、嬉しいけどちょっと複雑‥

水が溜まっているところ

地下空間を支える柱に見えます

人型に見えたり、仏様の顔に見えたり

ホント階段を上る足が重かったです。現実世界に引き戻されて旅行記作成中w