スルタンが美女と過ごした水の離宮、地下道のある古いモスクへ　インドネシア・シンガポールの旅2-3

2015/09/16 - 2015/09/16

2015年9月16日（水）

王宮を見学後、水の離宮“タマン・サリ”にやってきました。

ここはスルタンが美女と過ごした場所とのこと。　レリーフの模様も優しい雰囲気。
しばし、スルタンの暮らしに想いを馳せました。

その後、古いモスクへと行きました。　地下通路もあったり、興味深い場所でした！

（旅行期間：2015年9月15日〜9月21日）

エリア ジョグジャカルタ(インドネシア)

• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

王宮を後にして、水の離宮“タマン・サリ“へと向かいます。
路地で、三輪自転車のタクシー“ベチャ”を見かけました。

タマン・サリに到着！

タマン サリ 城・宮殿

白い建物の上部に、綺麗な彫刻が施されています。

階段にヘビの彫刻。

マヤのククルカンの降臨に似てる？

レリーフの花や鳥のモチーフが、優しい感じ。

右手、遠くの廃墟は、かつての“武器庫”とのこと。

通路の先に水が見えます。　涼しげな景色。

階段を降りた所は、ひんやりとした空間。　涼しさを作り出すのが上手です。

幹にジャガイモのような実がポコポコとついています。　珍しいけど、ちょっと鳥肌。(~~;

通路を進みます。

タマン・サリの見所のプールは改修中で、水が抜かれていました。
壁面の色を、水と勘違いしたようです。　騙されました。(^^;

きっと、このヘビの口から水が出くるのでしょう。

スルタンは覗き窓から、

プールの美女たちを眺め、床を一緒にする美女を選んだとのこと。

こんな風に覗いたのかな？

現代の美女2人が座っている所は、アロマを炊いた部屋。
スルタンは選んだ美女と、しばらくそこで一緒に過ごし、

上の部屋にあがって行ったそうです。　狭くて、急な階段です。

上からの眺め。

塔の裏側のプールには水がありました。

表のプールも、水があるとこんな感じなのでしょう。

12時、タマン・サリの見学終了！

出口の正面に綺麗なレリーフの白い建物がありました。

「時間があるので、古いモスクか、王族の台所か、どちらかを見学するのはどうですか？」と、ガイドさんが予定外の場所を提案してくれました。

暑い中、案内してくれるのですか？　ありがとう！

2人とも、モスクで意見が一致。

その前に、タマン・サリを出た所にあった、ワヤン・クリッ（影絵）の工房を見学。

人形本体は水牛の皮、支える棒は水牛の骨で作るのだそうです。
堅そうな皮に、細かい模様を施していました。

民家の間の路地を行きます。

普通の住宅街です。

あっ、ここかな？

入口は別の場所にあるようで、さらに路地を進みます。

ついに到着？　と思いきや、ここからも入れないようです。

パンダの凧らしき物にチラリと視線を投げながら、

坂を上ります。　植木鉢の置かれている所、古い建物の一部って感じがします。

その少し先にあった入口から階段を下り、右に曲がると、

広い通路がありました。

ここが祈りの場。　かつては絨毯が敷かれていたそうです。

“瞑想の場”だったかな…。

女性の祈りの場。

不思議な空間です。

ガイドさんについて、階段を下ると、

少し広い、別の通路が。

通路の先を上がった所は、タマン・サリから見えた、廃墟の武器庫に近い場所。
王族は地下通路を使って、モスクに行ったのかもしれませんね。

ランチの場所に向かう途中、真ん中に木の生えている広場に差し掛かりました。

飛行機から見えたのは、ココだ〜！　その場所は、王宮前広場でした。

目をつぶって、広場の端から中央を目指し、木の間をうまく通れたら願いが叶うと言われているそうで、恋人たちに人気の場所とか。

（飛行機から見た王宮前広場）
http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=40801687

王宮を囲んでいた城壁でしょうか。　こういうところにも、古都の歴史を感じます。

移動中、Y姉さんの泊まっているサヒド・ジャヤに電話しました。
姉さんの携帯はピッチで、海外では使えないのです。

朝食にお粥を食べたとのこと。
よかった、食欲が出てきたんだ。　ちょっと、ホッとしました。

この旅行記へのコメント （2）

• frau.himmelさん 2016/01/14 23:14:38

  しばらく見ぬ間に・・・

  ぶどう畑さん、こんばんは。
  
  しばらくお伺いしない間にずいぶん旅行記が増えていますね。
  頑張りましたねー。
  
  さて、同行者の方が体調を悪くされ、どうなることかと心配しましたが、無事観光ができてよかったですね。
  お友達も、自分のせいで観光できなかったら申し訳なくてゆっくりお休みになれなかったでしょうから、かえってそのほうが良かったかも。
  
  インドネシアもシンガポールも私には未踏の地。
  ヨーロッパとは違う異国情緒たっぷりの風景。
  そういえばスペインに似ているところがありますね。イスラムっぽいところとか。
  ドイツ語圏一辺倒の私には新鮮な風景です。
  
  また続きもゆっくり見せていただきます。
  
  あそうだ、本年もよろしくお願いいたします。
  
  himmel
  

  ぶどう畑さん からの返信 2016/01/15 22:29:47

  RE: しばらく見ぬ間に・・・

  himmelさん
  
  こんにちは！
  こちらこそ、本年もよろしくお願いします！
  
  この旅から、旅行記を写真にコメントの形にして、サクサクあげるようにしました。
  その前の台湾の旅を引きずっていたので、インドネシア・シンガポールの旅行記着手が遅くなったこともあり、ちょっと頑張ってます。（笑）
  
  シニアの旅、いつ頃いらっしゃるのですか？
  楽しそうで、いいなー！
  予定が合うようなら、一部だけでも合流させていただこうかしら。
  
  himmelさんの旅行記は、まもなく豚のシッポ鉄道かな？
  楽しみにしています！