古都ジョグジャカルタの王宮を見学　インドネシア・シンガポールの旅2-2

2015/09/16 - 2015/09/16

2015年9月16日（水）

ジョグジャカルタ空港でガイドさんと合流。

ツアー1日目は、クラトン（王宮）、タマン・サリ（水の離宮）、銀細工工房、バティック工房を見学し、夕方、自転車タクシー（ベチャ）の乗車体験後、ラーマヤナを観賞します。

2日目は、ボロブドゥールで朝日観賞して、アマンジヲで朝食。午後は、プランバナン遺跡を見学。ジャカルタに戻るというスケジュールでした。

まずは最初の観光、クラトン（王宮）から。

風通しのよい建物でワヤン・ゴレッ（人形劇）が行われ、ガムランの音を聴くことができました。

（旅行期間：2015年9月15日〜9月21日

エリア ジョグジャカルタ(インドネシア)

• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

9：50、ジョグジャカルタ空港を出発。

ツアーのワゴン車の中でガイドさんからスケジュールの説明がありました。

宿泊がジョグジャカルタ市内だったら、午後にホテルでゆっくりする時間がありましたが、私たちのホテルはボルブドゥール遺跡の麓の“マノハラ”。
市内から1時間くらいかかるため、午後もずっと観光ということがわかります。

薄々、そんな気がしてけど、やっぱりね。Y姉さん、無理して来なくてよかった。

また、HISのホームページに載っていたのは、ライオン・エア利用に合わせたスケジュール。
私たちはガルーダにしたので、到着時刻からしてズレています。

ホテルでゆっくりする時間をどう使うのかな…。
気になるけど、ガイドさんにお任せするしかありませんね。

アジスチプト国際空港 (JOG) 空港

道にはバイクがたくさん走っていました。

前のほうに、荷物をいっぱい積んでいるバイクが見えます。
積み荷は、駄菓子屋さんに置いてそうなオモチャ類のようです。

ヘルメットもお洒落のひとつ。

信号待ちでケータイチェック。　と、その向こうに馬車？！

馬車は何台も見かけました。

（家具屋さん）

（街角で）

赤ちゃんだっこでバイクですか…。見てる方が心配してしまいます。

ディーゼルの排気ガスチェックをしていました。
ツアーの車は、レギュラーだったので、脇を通過。

修学旅行？ミッキーのカバンが可愛いね！

子どもたちが、サングラス屋さんに集まってました。

10：35、クラトン（王宮）のチケット売り場に到着。

写真を撮る場合は、プラス1000ルピアかかるようです。
これを着けてくださいと、輪ゴムのついた紙の札を渡されました。

クラトン (王宮) 城・宮殿

ここは裁きの場だったかな。

ガイドさんの説明では、罪を犯した人は中央の一段高い場所に置かれた檻の中に入れられて、裁きを受けると言っていたように思います。

聞いたことを片っ端から忘れてますから、「違うよ」があったら、ご指摘ください。m(_ _)m

真偽のほどはさておき、風通しの良い空間ということは、とても印象に残っています。

魔よけのカーラ。

かつては、ヒンドゥー教が信仰されていたそうです。

現在、インドネシア国民の大多数がイスラム教徒。
ジョグジャカルタの通りで“モスク”の表示をあちこちで見かけました。

ガイドさんが次に向かった建物には、さまざまな物が置かれていました。

その１つがコレ。
割礼の儀式に時に、布を張って、周りから見えないようにして、執り行ったとのこと。

広場の奥に、南の王宮入口。

両脇を“ラクササ”が護っています。

南の王宮に入ります。
そこで、ワヤン・ゴレッ（人形劇）が上演されていました。

ズームアップ。

何体もの人形を、一人であやつるようです。

後ろには楽団が控え、

ガムランの緩〜い音色が響きます。

コブ付きのゴングは“ボナン”と呼ばれている楽器。

重そうなドラがいくつも。

さらに大きなドラ！

王宮で働く人たちは皆、王族をお護りするために、短刀を携えているとのこと。
皆、背中に剣を差していました。

人形劇は延々続く様子で、次に移動。

王族の紋章。

ここもまた涼しげな建物。
ゆっくり見学しているだけで、背中が汗でびっしょりですから、風の通る作りにホッとします。

ジョグジャカルタ州知事であるスルタンの邸宅。
現在も住んでるいらっしゃるとのことので、外から眺めるだけ。

シックで上品さが感じられます。

王宮の敷地には、あずま屋が所々にありました。これはシンプルですが、

こちらはモダン。

樹木が木陰を作っているので、強い日差しからは逃れることができます。
幹に生える熱帯植物に、一年中暑いことを実感。

王宮で働く人たちが集まっていました。

輿。向かい合って2台展示されています。

シヴァ神の息子のガネーシャ像。

バティック博物館。中は撮影禁止。
バティックの柄の中には、王族しか使ってはいけない伝統柄が展示されていました。

あそこに気になるものが…。

骨付きハムみたい。これはナニ？？？

木製で、中は空洞になっていました。叩いて音を出す物のようです。

向かいは太鼓。

衣装箱でしょうか。

王族の家系図だそうです。
葉や実の所に、細かい字で何か書かれていました。

真ん中の額は、たくさんのお妃様を娶り、子孫繁栄ができた王様の家系図。

こちらの家系は、家族が少なかったようです。王様が早死にしたのかもしれないと、ガイドさん。
なるほど、少子高齢化とは時代がちがう。

王族の調度品。
シヴァ神の乗り物の牛“ナンディ”や、 ヴィシュヌ神の乗り物“ガルーダ”も見えます。
壁の上のほうには、王族の紋章。

たくさんの人が集まっている建物に来ます。

お祈りではないようです。

先ほどワヤン・ゴレッが行われていた場所では、曜日によって、ジャワ舞踊など、パフォーマンスを変えるようですから、別の出し物の稽古だったのかもしれません。

次に向かったのは迎賓館。

カーラと蛇の彫刻がありました。

最後に王宮の厨房へ。
建物の前に、見事な彫刻が施された、王様の輿が展示されていました。

向かいはお妃様の輿。

建物の中では。皆さんがくつろいでいました。

水のフィルターと思われます。

鉄瓶。これでお茶を沸かしたのかな。

11：40、王宮の見学終了！

次は、水の離宮“タマン・サリ”を見学します。