米西海岸紀行(7)　エッフェル塔からの眺めは最高、14ドルで百万ドルの夜景を楽しむ

2015/09/02 - 2015/09/06

第5回目は「Paris Las Vegasのエッフェル塔からの夜景」編です

同ホテルは名前のとおりパリの街並みがコンセプトで凱旋門やオペラガルニェ、パリ市庁舎それにエッフェル塔などが再現されています

中でもエッフェル塔は実物の 1/2 の大きさで造られており全高は165m、140m、46階の高さに相当する位置に視界360℃の展望台がある

高さだけでいうとラスベガスにはストラトスフィアタワー（直訳すると成層圏塔）が米西海岸で一番の高さ350mを誇る
しかし中心街から遠く華やかな夜景を見られそうもない

「アイフェルタワー・エクスペリエンス」と称する展望台への入場券は19:15までは　大人は14ドル、子供・シニアは10ドル。　これが19:15以降入場の場合それぞれ19ドル、14ドルに上がります

ただし入れ替えはないので19:15以前に入場すれば一度で昼間と夜の景色が楽しめます

なお展望台には安全のため粗い目の金網が張られていますがところどころに撮影用の穴があり（本文内の写真参照）ここにレンズをセットすれば邪魔されないスッキリとした写真が撮れます*
以下の写真およびビデオはこのようにして撮ったものです

*落下には十分注意して下さい。下は人通りの激しい道路なので重大事故につながる恐れがあります
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1991年、初海外で訪れたロサンゼルスおよびラスベガスを今度は夫婦一緒に、、、

以前から海のそばで生まれた妻から「東京には海がない、本当の海を見たい、それもよく洋画に出てくるサンタモニカの海を見たい」とのお言葉

おりしも今年は結婚ウン十周年になるので彼女の夢をかなえるべくサンタモニカのあるロサンゼルスを第一候補、そしてロサンゼルスまで行ったら行くしかないラスベガス、そしてグランドキャニオンを目的地に選定

アメリカ西海岸のツアーといえばサンフランシスコ、ロサンゼルス＆ラスベガス（グランドキャニオン）の３都市周遊が定番ですが移動の少ないゆったりとした旅を希望をする妻の意向を入れサンフランシスコは割愛し全体の日程は以下のように決定しました

東京（成田）→（サンフランシスコ乗継）→ラスベガス（4泊）→ロサンゼルス（4泊）→東京（成田）・・・8泊10日


当初フリープランのパックツアーも検討しましたがホテルやフライト（航空会社、飛行ルート、搭乗時刻など）にこだわるとやはり個人手配するしかなく約半年かけて準備しました

「下流老人」なる言葉がはやり海外旅行といえども極力コストパフォーマンスのよい旅を心がけた結果、総費用は60万弱（国内交通費、みやげ除く）に抑えることができました

なお当サイトの趣旨に添うべく皆様の参考になるよう具体的な資料、情報（特に治安情報）の提供に心がけました

また写真および説明は適宜更新することがあります

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＜全体日程＞　　ラスベガス4泊＋ロサンゼルス4泊・・・8泊10日

エリア ラスベガス (ネバダ州) (アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

東向きだったホテルの23階エレベーターホールからは朝日が拝めた

エッフェル塔に登るエレベーターへの順路は分かりにくくホテルスタッフに尋ねた

カジノを通り抜けてたどり着いた

パリのアレキサンダー3世橋を彷彿させるエレベーターへの通路を通る

「パリの空の下をエッフェル塔が突き抜ける」という奇抜な構造

この人工の空には最初見事にだまされた

少しピンボケだがこれがエレベーター

展望台は正方形で北東、北西、南東および南西を向いており視界は360度

金網には撮影用の穴がところどころ（確か各面に1か所？）開けられている

数が少ないので混雑時は競争が激しいのに注意

北東方向、大観覧車（Hi-roller)が見える

ストラトスフィアタワーの先端がビルから顔を出して辛うじて見える

このタワーはラスベガス一の高さを誇るがストリップ中心街より離れているため
華やかなイルミを見るには適していないと判断した

このタワーに登って夜景を観賞するツアーもあるが選択しなかったのは正解のようだ

ただし最近では立地の悪さをカバーすべく絶叫系のアトラクションを導入しているのでその方面に興味のある方には向いているかもしれない

南東方向、マッカラン国際空港が見える

滑走路に飛行機の姿が見える

凱旋門は本物と異なり登れないと思うが本物のようにラウンドアバウトになっている

なお妻の証言では本物と同じく地下通路があったという

道路向かいのベラッジオの前池

イタリア北部コモ湖を模したものでその面積は5万平米（＝15,125坪、ほぼ京ドームに匹敵）

池の中に噴水のノズル群が見える

北東方面

右がシーザーズパレス、左がベラッジオ

ベラッジオの後ろに夕陽が沈む

夕映えの空を遊覧飛行のヘリがブンブンと飛び回っていた

ここからはベラッジオの噴水ショーを見下ろすかたちで見られる

ショーの様子は以下のビデオでご覧ください

https://www.youtube.com/watch?v=M7nJ65tzI5A

地上からの眺めと比較すると噴水が描く図形や動きは手に取るように見えるが迫力あるBGMが聞こえず、この点は少し物足りない

夕陽は完全に西の山に没し、西の空には夕映えが残った

湿度が極端に少ない気候のため山の稜線がクッキリと見えた

あたりが暗くなるにつれ噴水の水流の白が目立つようになってきた

真っ黒になったコモ湖の水面をキャンバスとして描く噴水の模様は例えようもなく優雅で美しい

さすがに芸術の先進国イタリアだ

この時のショーの様子は以下のビデオをご覧ください

https://www.youtube.com/watch?v=Y77CQCSk6CM

南東マッカラン国際空港方面の夜景

北東　ハイローラー方面

これは撮影用の穴から撮ったもの

北東方面

シーザズパレス、ミラージュなどが見える

ストリップ北側

ストリップ南側

左下隅には凱旋門の一部が、右下方には Paris Las Vegas のバルーン

その後ろにミラクル・マイルズ、プラネット・ハリウッド

MGMの明かりや分かりづらいがおとぎの国のお城のようなエクスカリバーも見える