2015/09/06 - 2015/09/10
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deracineさん
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第13回目は「サンタモニカ」編です
九州の海の近くで生まれた妻はことあることに「東京には海がない 本当の海が見たい!」と智恵子抄のようなことを言います
そこで今回映画にもよく出てきて有名なサンタモニカを重点的に見ることに決定、プランを練りました
ハリウッドではなくサンタモニカに泊まることも検討しましたが時すでに遅し、海の見える部屋は残念ながら満室
しかし夕陽を見ることだけはこだわり、太陽が沈むのを待っていたら緊急事態発生!
何とかこの困難な事態を解決し沈む夕陽を写すという目的を無事果たすことができました
カルフォルニアの青い空と広い大西洋が交わってできるどこまでも続く水平線、、、
白砂のビーチと南国の情緒を醸し出すパームツリー、、、
そして残念ながら海には沈みませんでしたがオレンジ色の光球となった太陽が山に沈み後には美しい夕映えが残りました
この例えようもなく美しい光景の一端でも以下の写真で伝えることができればと思いつつ下手な前口上を終わります
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<全体日程>
東京(成田)→(サンフランシスコ乗継)→ラスベガス(4泊)→ロサンゼルス(4泊)→東京(成田)・・・8泊10日
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
Starline Tours の二階建てバスをビバリーヒルズで乗り継ぎやっとサンタモニカへ
待望の海が見えてきた! -
サンタモニカのサインが見えた!
-
バス停はピアから少し離れたOcean Avenue
Big Blue Bus と同じところだった -
ここには Starline Tours のバス停標識があった
-
青い空と青い海
青い海と白い砂の上に突き出たピア(桟橋)
広いビーチを埋め尽くほど多くの車が駐車していた -
-
サンタモニカのエントランスゲート下で記念撮影
-
雲一つない青く澄みきった南カルフォルニアの空と青い海が攻めぎあってできる水平線がどこまでも続いていた
まさに「恋は水色」の歌詞のとおりの光景だ
♪青い空が お陽さまにとける
白い波が 青い海にとける
青い空は 私の恋の色
青い海は あなたの愛の色
恋は水色 空と海の色 -
早速ゲートをくぐり海に向かって下り坂を歩くと途中から全長700mもあると言われるボードウォークになったピア(桟橋)になっていた
有名なスポットだけに様々な人種の観光客で溢れていた -
ブーン、ブーンと頭上で音がするので見上げると軽飛行機が凧のような宣伝幕を引っ張っていた
妻の証言によるとこの宣伝図柄が変化したらしい
LEDでも使用したハイテク凧か? -
海に突き出た長い桟橋
広い渚には波が打ち寄せ白い泡を盛んに立てていた
雄大な景色に見とれていたら大きな波が来て思わず足を濡らしてしまった -
波打ち際では子供が遊んでいた
-
桟橋の下には今でもホームレスが多くいた
前回1991年に訪れた際白人のホームレスがいることに驚いたが状況は変化がないようだ -
桟橋の上のボードウォークに再び上がって歩いた
途中にルート66のサインがあった
サンタモニカはシカゴまでを結ぶ全長3755kmの全米初の国道であるルート66の起点でもある
このルート66と書かれたサインの下でも多くの観光客が記念撮影していた -
サンタモニカの北西に位置するセレブが住むというマリブ地区が見えた
-
波が強すぎるのか、サーフィンをしている人は見かけなかった
-
海岸沿いにはホテルが立っているがあまり大きなものはなく、オーシャンビューが満室になるのも肯けた
-
この桟橋では無料で魚釣りができるが魚は汚染されているため食用には適さないらしい
なぜ鳥にエサをやってはいけないかを論理的に説明していた
これによると「風が吹けば桶屋が儲かる」ではないが
エサをやると渡り鳥が移動しなくなる→過密化→ぶつかって怪我、死ぬ→海が汚染される→環境破壊が人に及ぶ -
食用に適しない魚種を英語、スペイン語&中国語で警告していた
-
桟橋の先端まで歩いた
展望台があった
高いところが好きな性格なので上まで登ったら水平線がよく見えた
この桟橋の先端でストリートミュージシャンが "Pretty Woman" をギター弾き語りしていた
まずまず上手だった -
スマイリーフェイス(ニコニコマーク)にも似た凧を引っ張るモーターボート
何かの宣伝かしら? -
「このサンタモニカピアはロサンゼルスの歴史的景観に指定されてる」とのモニュメントがあった
なおこの桟橋の上で「日本人の方ですか?」と若い学生から声をかけられた
話をするとUCLAに留学中の友達を訪ねて西海岸を一人で旅行しているという
日本人の若い男性が海外旅行しているのはあまり見かけないが若いうちこそ是非見聞を広めてほしい -
サンタモニカピアの上にはパシフィックパークと呼ばれる遊園地があり、ジェットコースターや1916年製造という古い回転木馬もある
ピアの上では釣りをする人やセルフィー(自撮り)をする人などがいた -
お揃いのウエストポーチをした御嬢さんの三人組
いい写真撮れたかな? -
昼になって益々観光客が増えてきた
-
ピアの入口まで戻りマリーナ・デル・レイ方面を回るため今度はグリーンルートに乗った
バスは海側に止まっていた -
バスは最初は海が見えるオーシャンアベニューを通った
強い太陽の光を浴びた海がキラキラと光っていた -
パームツリー越しに水平線が見えた
その後バスは海辺から離れ住宅街を通るため海は見えなくなった
途中イタリアのベニスの景観を真似たベニスビーチがあるが時間の関係でバスから降りず割愛した -
バスは今度はマリーナ・デル・レイに向かった
ここに停泊しているヨットやクルーザーの数は一万余、世界最大級の人工ハーバーだ -
林のようにヨットの帆柱が林立している景色は壮観だった
まさに金持ちの象徴のような風景だ -
フィッシャーマンズ・ビレッジではバスが15分ほど停車してくれたので降りて散歩した
-
ニューイングランドの漁村を模したとんがり屋根の上をカモメが飛んでいた
-
-
先ほどの「フィッシャマンズ・ビレッジ」の観光標識の鐘とこの灯台はよく覚えている
なにしろ前回1991年に初海外で初めて観光バスから降りて実際に英語を使った場所だ
それまで英会話を長く習っていたが実際に外国で使うのは初めての経験だった(入国審査を除く)
店で買い物をして確か "Can I use this traveler's check?" と尋ねたら無事 "Yes, sir" と返事が返ってきた
昨日のことのように鮮明に覚えている -
再びサンタモニカピア方面に戻り夕陽を見るため早めの夕食をとることにした
適当な店を探してサードストリートプロムナードなどを散歩した -
二人ともあまり量は食べないので胃に優しいと思われるタイ料理を食べることにした
-
タイ料理は日ごろ馴染みがなく適当にシーフードを注文した
そして暑くて喉が渇いたので大好きなジンジャーエールを飲んだ
嬉しいことにお代わりは無料だったのでどんどん飲んだ
これが大失敗だった -
冷たいものをいっぱい飲んですぐ歩き回ったせいか急に腹の調子がおかしくなってきた
海辺の公園にトイレがあったが夕刻だったのでホームレス対策のためか、施錠されていた
公衆トイレが完備してきれいな日本が誇らしい、しかし今はアメリカにいる
脂汗をかきながら先ほどのレストランに戻り "Emergency, restroom, please"(緊急事態です、トイレを使わせて下さい) と懇願して何とか事なきを得た -
そうこうしているうちに「秋の夕陽はつるべ落とし」どんどん沈んできた
残念ながら期待に外れて夕陽は海には沈まずマリブの山にオレンジ色の光球を沈めつつあった
注)太陽が明るすぎてハレーションを起こし実際より大きく写っています -
イチオシ
夕陽は沈みつつあっても浜辺では多くの人が戯れていた
時刻は19:06(サマータイム実施中)だった -
夕陽の沈むのは速い
太陽は完全に山影にその姿を隠してしまった(19:09)
夕陽に照らされた山の稜線がクッキリと浮かび上がった -
本当は桟橋と夕陽を一緒に写したかったがそのような場所があるかどうかは不明
仕方がないので画像編集ソフトでパノラマ合成してみた -
ピアの遊園地にも明かりが灯った
-
ジェットコースターの線路はレインボーカラーに明滅し、観覧車も忙しく点滅していた
-
イチオシ
日が暮れても海辺の公園にはまだ多くの観光客の姿があり夕映えの空を愛でていた
-
イチオシ
夜の帳が降りてエントランスゲートもライトアップされた
オーシャン通りからタクシーに乗りハリウッドのホテルまで帰った
バングラデッシュ出身という運転手は高速道路を窓を開けたままでぶっ飛ばしたので少し怖かったが無事ホテルに帰りつくことができた
美しいサンタモニカの海と夕陽は夫婦二人の記憶に長く残ることだろう
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この旅行記へのコメント (3)
-
- わんぱく大将さん 2015/10/19 06:51:19
- 桜田淳子世代です
- deracineさん
その昔、”きて〜きて〜きて〜きて〜サンタクロース”いや、サンタ・モニカと言う唄を桜田淳子さんが歌ってましたね。同じ世代、いや、同い年です。同級生ではないけれど。
海を見せてあげられ、智恵子さん、おっと奥方もご満足だったでしょうか?
トイレ、トイレ、トイレはどこじゃ〜事件がおちになりましたが。
大将
- deracineさん からの返信 2015/10/19 23:44:45
- RE: 桜田淳子世代です
- わんぱく大将さん、こんにちは
レンズに関しての詳しいご回答をいただき有難うございます
私もいつも旅行の際持っていくカメラとレンズの選択に悩みます
今回は妻同伴の慰安旅行みたいなものなので重たい機材は避けました
しかしやはり雄大なアメリカの景色には24mm位の広角レンズでは少し間に合わないことも多かったです
カタリューニヤ音楽堂などの室内ならばなおさら引きが無いので広角が必要でしょうね
最低でも16mmが必要ということが分かりました
私は桜田順子さんより少し上の世代で青春時代にはローハイドなど西部劇、アメリカンポップスを聞いて育った世代です
日本ではサユリスト(吉永小百合ファン)が多い世代ですが私自身は彼女は好みではありません
懐かしい青春時代に戻るためアメリカ西海岸に旅しました
英語は長く勉強したのであまり不自由はしませんでしたがヨーロッパとなるとまだ2回(オーロラの北欧除く)でフランス語が少し分かるくらいで今から準備が必要だと持っています
大将さんのブログでよく予習をするつもりです
今後ともよろしくお願いします
- わんぱく大将さん からの返信 2015/10/20 09:09:16
- RE: RE: 桜田淳子世代です
- > わんぱく大将さん、こんにちは
>
>
> レンズに関しての詳しいご回答をいただき有難うございます
> 私もいつも旅行の際持っていくカメラとレンズの選択に悩みます
>
> 今回は妻同伴の慰安旅行みたいなものなので重たい機材は避けました
> しかしやはり雄大なアメリカの景色には24mm位の広角レンズでは少し間に合わないことも多かったです
>
> カタリューニヤ音楽堂などの室内ならばなおさら引きが無いので広角が必要でしょうね
> 最低でも16mmが必要ということが分かりました
>
> 私は桜田順子さんより少し上の世代で青春時代にはローハイドなど西部劇、アメリカンポップスを聞いて育った世代です
> 日本ではサユリスト(吉永小百合ファン)が多い世代ですが私自身は彼女は好みではありません
>
> 懐かしい青春時代に戻るためアメリカ西海岸に旅しました
> 英語は長く勉強したのであまり不自由はしませんでしたがヨーロッパとなるとまだ2回(オーロラの北欧除く)でフランス語が少し分かるくらいで今から準備が必要だと持っています
>
> 大将さんのブログでよく予習をするつもりです
> 今後ともよろしくお願いします
>
ご丁寧にどうも有難うございます。 大将
>
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