2015/09/02 - 2015/09/06
1274位(同エリア5128件中)
deracineさん
- deracineさんTOP
- 旅行記202冊
- クチコミ44件
- Q&A回答164件
- 380,267アクセス
- フォロワー38人
第2回目の今回はラスベガスで滞在したホテル、「Paris Las Vegas 編」です なおホテルの正式名称は "Parsi Las Vegas Hotel & Casino" とカジノが付きます(他の大多数のホテルも同様)
同ホテルに決定したのは以前から自分はパリに憧れがあること、当サイトでの口コミ評価が高く手が届く範囲の料金であることなどです
ラスベガスのホテルは時期により料金の変動が激しく数十倍もの開きもでるそうです
最初4月中旬に Hotels.com から予約しましたがその後さらに値段が下落したためキャンセルして再予約すると13,000円ほどキャッシュバックされました(同ホテルは予約時全額課金される)
また曜日による変動も大きく私の場合以下のとおり(いずれも税抜き価格)
9月2日(水) 9,154円、9月3日(木) 9,615円、9月4日(金)18,307円、 9月5日(土) 28,476円
また上記の料金以外に税金や悪名高いリゾートフィーなるものもチェックアウト時徴収されます
ラスベガスのホテル予約時は上記のことに留意する必要がありそうです
<ラスベガス市のプロフィール> ・・・ Wikipediaより抜粋
ネヴァダ州最大の都市、人口は約60万人
「ラス・ベガス」とはスペイン語で「肥沃な草原」を意味する
1840年代のゴールドラッシュ時砂漠の中の中継基地として現在のダウンタウンに鉄道駅が作られた
ゴールドラッシュが去り1929年の大恐慌を経てネバダ州は税収確保策として賭博を合法化
1931年 市の南東にフーバーダムが完成、労働者の流入と安価な電力のおかげで町は大きく発展
1946年にはベンジャミン・シーゲルがフラミンゴホテルでカジノを経営し成功、その後マフィアが続々とホテルを建設し集客のためfランク・シナトラなどのショーを開催
1960年代後半、当局の取り締まり強化に伴いマフィアから不動産会社やホテルチェンに経営が引き継がれた
1980年代末から巨大テーマホテルブームが起こり、より広い土地が必要となったため市街は南方に移動した
またこの頃より広大なホテルの敷地、空港の利便性を活かしてコンベンション都市への変貌を遂げた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<全体日程> ラスベガス4泊+ロサンゼルス4泊・・・8泊10日
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ラスベガスのマッカラン国際空港からはタクシーを利用した
同空港はストリップのホテル街からも至近距離でタクシー料金も25ドル弱(ラスベガスでは5ドル未満の端数は切り上げるようだ)だったのでチップ込30ドル払った
タクシーを降りると凱旋門があった -
-
タクシーを降りて重いドアを開けて中に入るとカジノの色とりどりのライトが目に入った
広すぎてどこがフロントかも分からない
慣れないうちはホテル内でも迷う始末 -
大きなシャンデリアがぶら下がりベルサイユ宮殿を連想させるフロント
チェックイン待ちの人の列があった -
エレベーターは3基あり、高層階、中層階、低層階用にと別れている
自分たちは23階で中層階用のエレベーターを利用した
なお通常1階はL(ロビー)あるいは "1"のボタンを押すがここは"C"(=カジノ)を押す -
エレベータ内部も王朝風
-
予約時エッフェル塔(=英語ではアイフェルタワーと発音)が見えるクイーンベッド×2の部屋を指定した
部屋は23階の西向きだった 部屋に入るなり強い香水の匂いがした
多分前の客の残り香を消すために使っているのだろうと推測する
超豪華ではないが落ち着いたインテリアの部屋だった -
ホテルのチップについてはいろいろな意見があるが私たちは枕チップとして毎日各1ドルを置いた(初日は忙しくて忘れた)
あるとき掃除に来たので妻が外に出て待っていたところ中で休んでいいと言う
"Chinese?" と聞かれたので "No, Japanese." と言ったら嬉しそうな顔をしたという(妻の証言)
どういう意味だろうか?
なお写真に写っているキャビネットの中には冷蔵庫と safety box があった -
パリスといえどトイレは日本が一番
ウォッシュレットはもちろん無い -
コーヒーメーカー、ドライヤー(が必要なほど髪の毛がないのは寂しい)などアメニティも十分
-
シャワー室とバスタブは別
なおこの風呂は日本人の感覚からすると浅すぎると感じる人が多いだろう
シャワーヘッドは固定式 -
どういうわけか日本語で「湯は自動的には止まりません」の表示が、、
オーバーフローさせる事故が多いのだろうか -
キャビネットを開けるとセーフティ・ボックスもあり貴重品の保管に利用した
数字4ケタの暗証番号を登録し、施錠&開錠する方式
貴重品を入れる前に何度も確認してから使用した(慎重人間です) -
そのうちに夕闇が迫り窓の外を見ると美しい夕焼けにライトアップされたエッフェル塔が立っていた
-
部屋の窓からホテルのプールを望遠ズームレンズのワイド端18mmで撮影
凱旋門、オペラガルニェが見えた
なかなか本物っぽい -
さらに寄ってこれは95mm(=35mm換算で143mm)で撮影
-
望遠端200mm(=36mm換算で300mm)で撮影、ノートリム
有名人でもいたら盗撮できそうだ -
23階のエレベータホールからは東側の風景が見られた
湿度が少なく水蒸気に邪魔されないためかクッキリスッキリと遠くの山の稜線が見えた
帰国後調べてみたら左端の山の名は Sunrise Moutain (日本語で言えば「日の出山、あるいは朝日岳)
右の二つの山は Frenchman Moutain とパリスの後ろにあるのにふさわしい
なお Frenchman Mountain の背後にはフーバーダムでせき止められてできた人口湖のミード湖がある -
初日の夜は地理も不案内なのでホテル1階のレストラン街にある中華料理店に入ったが、、、
-
これが大失敗で二人の口には全く合わず
中華の豚ミンチ入りラーメンとエビ入り、タイ米のライスでチップ込44ドル!
野菜は生のまま、おまけにパクチー(英語名:コリアンダー)が入っており二人ともこれが大の苦手
写真はエビ入りライス -
モヤシも生のままだった豚ミンチ入りラーメン
-
翌朝起きてエレベーターで1階に下りて空を見上げてビックリ、すでに夕暮れっぽいのだ
さすが10時間以上のフライトに疲労困憊して夕方まで寝込んだかと思ったが、、 -
セットで付いている朝食をとるべく室内通路でつながっているバリーズに向かって歩いていくとどうやらこれは「人工のパリの空」で夕暮れ時を演出しているものと分かった
いくらラスベガスといえど朝っぱらからカジノでは気が引けるからか -
-
名物のバフェ(バフェイ、語尾のイにアクセントあり)は長蛇の列
待つのが嫌いな自分はパスだ -
バリーズとの境界にはおフランスらしく美しいステンドグラスのドーム屋根があった
巴里で見たギャラリー・ラファイエットの天井とそっくりだった -
-
Hotels.com で予約したプランは朝食付き
ただし9ドルまでで、超過分は追加料金となる
二人とも日ごろから少食派なので9ドルのメニューでも食べきれなかった
ちなみにコーヒーの16oz(オンス)=450ccもある! -
これが朝食をとったレストラン(というにはおこがましい) Nosh
バリーズ1階のカジノフロアの片隅にあり、非常に分かりにくい
多くのハンバーガーショップのようなセルフサービス形式 -
なおチェックイン時にもらった朝食券とID(パスポートの実物)の提示が必要
前に並んでいた客はコピーだったためダメだしされていた -
パンはバターたっぷりのクロワッサン、ベーグル、デーニッシュの3種から選ぶ
そしてこれらにサンドイッチする具材としてチーズオムレツ+ベーコンあるいはターキーを選ぶ
写真はクロワッサンにベーコンを挟んだ例 -
クロワッサンにターキーを挟んだ例
クロワッサン自身が日本のものより大きくバター含有率も高い
それにチーズオムレツなどを挟んで食べるのでボリュームたっぷり -
カスタードクリームのデーニッシュ
-
ゴマ入りベーグルにクリームチーズを挟んだ例
-
ベーグルにチーズオムレツ&ターキーを挟んだ例
いつも食べきれないので食べ残しは持ち帰り部屋で食べた
周りを見渡すと外人も飲みきれなかったコーヒーなどを同じように持ち帰っていた -
1階には子供向けのショップがあり
-
日本にはないようなキティちゃんもいた
-
レインボーカラーのキティちゃん
-
朝エレベーターホールに出ると朝日が昇ってきた
-
朝凱旋門前に出ると陽気なアメリカ女性のグループがオープンカーから誇らしげに手を振ってくれた
いかにもアメ車という感じの懐かしいクルマだ -
パリスのレストラン、モナミ・ガビのテラス席からミストスプレーが噴出して
道行く人に冷気を与えていた
連日40℃に迫る気温だったが湿度が低いため汗は出ず、案外快適だった
それにこの街では昼間は冷房の効いたホテルの部屋で休息し、来たるべき夜に備えるのが一般的な行動パターンだろう -
外に出て道路向かいのベラッジオからパリス・ラスベガスを眺めた
右端の丸いものは気球をイメージしている
自分はジューヌ・ベルヌの「80日間世界一周」にちなんだものと早合点していたが1783年にパリの街を飛行、世界初の有人飛行に成功したモンゴルフィエ兄弟の青い気球を模したものらしい -
夜はエッフェル塔や気球が美しくライトアップされる
なお左端の観覧車はザ・リンク・プロムナードにある「ハイローラー」と呼ばれる大観覧車
地上から眺めるエッフェル塔の姿もよいが展望台から眺めるストリップやベラッジオの噴水ショーも格別だった
(以下続編)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
アメリカ西海岸紀行
-
前の旅行記
米西海岸紀行(1) 果たして飛行機からサンフランシスコのゴールデンゲートは見えるか?
2015/09/02~
ラスベガス (ネバダ州)
-
次の旅行記
米西海岸紀行(7) エッフェル塔からの眺めは最高、14ドルで百万ドルの夜景を楽しむ
2015/09/02~
ラスベガス (ネバダ州)
-
米西海岸紀行(1) 果たして飛行機からサンフランシスコのゴールデンゲートは見えるか?
2015/09/02~
ラスベガス (ネバダ州)
-
米西海岸紀行(2) 昼も夜もトレビア~ン! 巴里のエスプリ&香り漂う Paris Las Vegas に4連...
2015/09/02~
ラスベガス (ネバダ州)
-
米西海岸紀行(7) エッフェル塔からの眺めは最高、14ドルで百万ドルの夜景を楽しむ
2015/09/02~
ラスベガス (ネバダ州)
-
米西海岸紀行(6) 文字通り脱帽させられた! ニューヨーク・ニューヨークで恐怖のローラーコースター体験
2015/09/02~
ラスベガス (ネバダ州)
-
米西海岸紀行(4) ラスベガスの夜は眠れない? 英語ナイトツアーでダウンタウンにも行ってみたら、、、
2015/09/02~
ラスベガス (ネバダ州)
-
米西海岸紀行(8) おもろうて やがて悲しき ラスベガス? 超格差社会の光と影を見た
2015/09/02~
ラスベガス (ネバダ州)
-
米西海岸紀行・番外編(2) 「ヤワな胃袋と財布に優しい店は何処に? トホホな食事」編
2015/09/02~
ロサンゼルス
-
米西海岸紀行(5) 感動も 中くらいなり おらが峡谷(2回目で新鮮味なし) 初めての妻は大興奮
2015/09/04~
グランドキャニオン周辺
-
米西海岸紀行(10) 洋画ファンのメッカ、ハリウッドで文字通り「隠れた名画」 を発見!
2015/09/06~
ロサンゼルス
-
米西海岸紀行(13) 少しコワ~いダウンタウンを二階建てオープンバスから高みの見物
2015/09/06~
ロサンゼルス
-
米西海岸紀行(12) 「本当の海が見たい」と言っていた妻も大満足! サンタモニカの夕陽に感動
2015/09/06~
ロサンゼルス
-
米西海岸紀行(11) セレブの住む街 ビバリーヒルズは市庁舎も立派だった(ビバリーヒルズ&UCLA編)
2015/09/06~
ロサンゼルス
-
米西海岸紀行(9) ハリウッドに近くて便利だったホテル、隣は安くて美味しいハンバーガーショップだった
2015/09/06~
ロサンゼルス
-
米西海岸紀行・番外編(1) これは便利!アメリカ旅行の強い味方 READY SIM を使ってみた
2015/09/06~
ロサンゼルス
-
米西海岸紀行(16) 無事帰国の途に、思いがけずサンフランシスコのゴールデンゲート橋が見えた
2015/09/06~
ロサンゼルス
-
米西海岸紀行(15) エンタメの本場ユニバーサルスタジオで "Happy birthday to you ...
2015/09/06~
ロサンゼルス
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ アメリカ西海岸紀行
0
43