
2015/08/10 - 2015/08/17
900位(同エリア2134件中)
palさん
確か、チャ厶島ツアーを終え、ゲストハウスに戻って来たのは2時頃でした。
暑~い(-_-)。。。
-
朝チェックアウトしてしまったので、シャワーも浴びることができませんでした。
失敗。。。
ゲストハウスのテラスでビールをちびちび飲みながら、ダナン行きの車を待ちました。
送迎車はダナンまで10か12ドル。
ダナン駅からの列車は四時半のはずでした。 -
ダナン行きの車の運ちゃんは、フエ行きの切符を持ってきてくれました。
切符を見てみると、ダナン6時半発。
えー、4時半発じゃない。
やりとりのどこかで間違いがあったようだ。
6時半出発では、もう暗くて、美しいハイバン峠の風景を観ることができない。
残念。
車は、ゲストハウスを出発すると、ホイアンでもう一人乗客を拾ってダナンに向かいました。
写真は、ホイアンとダナンの中間にある五行山です。
仏塔の近くには、近くまで登れるエレベーターの塔。
誠に不粋千万です。 -
ダナンの街に入りました。
-
Ga Da Nang
ダナン駅に到着したのは、確か3時半ごろ。
4時半発だと思いこんでいたのに、6時半発です(T_T)。
まだ3時間もありました。 -
ダナン駅舎の前には、懐かしの蒸気機関車が飾ってあります。
じっくり観ても、せいぜい10分程度。。。 -
駅舎の中も閑散としていて、観るところなし。
ベトナムの駅に、デパ地下などありません。
キヨスクでさえ列車が到着する時間でないと閉まっていたりします。 -
駅に何もないので、近くのレストランでお茶でもしようということになりました。
とはいえ、トランクやバックパックと荷物が多く、
駅の広場を右に曲がってすぐの細い路地に、青空食堂を発見しました。
日陰のプラスチックの椅子に座りました。 -
まずは、ビール。
暑いです。
そして奥さんが頼んで出てきたのが、ちっちゃい茹でタニシのてんこ盛り。
よく見ると、唐辛子がいっぱいです。
それに、青いパパイヤの千切りと、焦がしたスライスニンニク揚げ付き。
箸もつまようじもありません。
どうやって食べるの?
ベトナム人の奥さんも困ってます。
奥さんは北部出身。
中部地方のことは知らない。
奥さんは、ハノイ言葉もサイゴン言葉もわかるけど、中部言葉は鬼門です。
彼らの発音がわからなくて、時々ハー?
と聞き返しています。
店の人は、タニシを手で持って、貝殻の穴をチューチューっと吸うんじゃと教えてくれました。
やってみると、なるほどタニシの身が吸い出されて、口に入ります。
これが、超激辛!!!
うへぅ
辛っ
チューチュー吸うと、タニシの身と一緒に激辛スープが口に入ってきます。
少量なのだが、これが超激辛。
ベトナム料理。
辛いものは超激辛です。
ベトナム人の好みは、私の経験からは、
北部人、唐辛子の量は日本程度。
南部人、激辛。
中部人、超激辛
です。
Cay qua !
cay カイ 辛い
qua クア とっても
この超激辛タニシに北部人の奥さんは、たちまち撃沈。
辛いもの大丈夫の私は涙を流しながらタニシをチューチュー善戦するも、降参した。
Cay qua !!!!!
Very hot !!!!!
むちゃくちゃ辛い(*_*)!!!!!
でした。。。 -
超激辛タニシに降参して、ダナン駅に戻りました。
これが、時刻表です。
まあ、大抵時刻通りには着ません。
定刻は六時半。
何時に来るんだろう。。。 -
やっと列車が到着しました。
-
全席指定。
座席はエアコンありのソフトシートしでた。
空席多数あり。
奥さんは二人掛けのソフトシートをベッドにして、たちまち爆睡しました。 -
もう日が暮れて、でも、ずっとを窓の外を眺めてました。
ダナンの街の灯りが見えました。
そして山の中へ列車は進みます。
ハイバン峠。
初めて通ったのは、1996年の5月。
国道にはまだトンネルがなかった。
その時のシンカフェのボロバンは馬力がなく、煙をモクモクと吐き出し、歩くような速度でハイバン峠を登って行きました。
おかげで、絶景を楽しめました。
美しい棚田。
時々見える美しい海。
ベトナムに美しい場所はたくさんありますが、ハイバン峠は、そのなかでも指に入る美しさです。これは個人の意見ですが。
今日は、真っ暗で何も見えません。
ああ、残念。
ダナンからフエまでほとんど風景の見えない、3時間の列車の旅でした。。。 -
フエ駅に着きました。
ホテルの予約はしていませんでした。
安心なマイリーンタクシーを捕まえて、ホテル街に連れてってと頼みました。
フエにもバックパッカーの集まる界隈があります。何度か来ているので街の構造も知っています。
タクシーが連れて来てくれたのはDMZ ホテルでした。
一泊600000ドン。
もう9時半ごろ。他のホテルを探すのも面倒くさいので、そこに決めました。
ホテルは、前に来たことのあるバックパッカーの通り近くでした。
チェックインしてシャワーを浴びて、遅い夕食に出かけました。
ホテルを出て歩くとすぐに、ここがどこなのかわかりました。
もう安心。 -
なんとなく、いい感じのレストランで遅い夕食をとることにした。
通りがかったのは、トリップアドバイザー星四つ半のレストランでした。 -
奥さんはワイン。
えーっと、奥さんは、一昨日はビール飲み過ぎ、二日酔い。
しばらくビール自粛のようです。。。 -
私は、Huda ビールで乾杯です。
Hue では、Bia Huda ですよー! -
これが、私が頼んだ料理。
Nem Lui です。
これは前に、フエで食べた美味。
その味が忘れられず、
ハノイでもサイゴンでも探しましたが、見つけられませんでした。
やはり美味でした。
レモングラスのスティックに、日本の焼き鳥でいえば、つくね、肉の竹輪。
それと野菜や香草、ナムスをお好みに合わせてライスペーパーに乗せて巻く。そしてレモングラスの芯を引き抜く。
そして、専用のタレにつけて、かぶりつく。
誠に美味ですよ。
私はベトナム料理の中で、最高だと思います。
やはり中部の料理らしい。
奥さんは初めて食べたとのこと。
北部人の彼女にも好評でした。
ぜんぜん辛くなくて、
おいしい。
Ngon ですよー!
その後、ホテルに戻りました。
そして、就寝前に事件が起こりました。
夜の11時半すぎ、コンコンコン。
ノックの音がした。
へっ
誰?
奥さんと顔を見合わせた。
何時だと思ってんの?
そして、またノックの音がした。
星新一ではありません。
ノックの音がした。
奥さんは、絶対ドアを開けちゃダメと、険しい表情。
ドアの覗き穴は、私の視線よりかなり高くにあった。
西洋人向け(T_T)? でも高すぎです。。。
部屋にあった椅子をドアに立てかけて登って、覗き穴を覗いてみました。
そして、Who are you ?と、誰?と言ってみました。
覗き穴の下に、女性らしき長い黑髪が見えました。
顔は見えませんでした。
奥さんに、小声で、女の子がいるよ。
と、伝えました。
奥さんは、絶対にドアを開けちゃダメと身振り手振り。
もう一度覗き穴を覗くと、
女性は消えていました。
目を疑ったが、覗き穴からの視界から完全に消えていた。
えーっ、そんなばかな。。。
一瞬目を離した隙に、女性は覗き穴の視界から消えた。
一瞬、背筋が凍った。
奥さん、女の子、消えたよ!
Ma = ま = 魔 = 幽霊
まぁぁぁぁぁ(幽霊)!!!
出たぁぁぁぁぁ(*_*)//////////
だって、消えた。
有り得ない。ドアから視界の消えるところまで、ある程度距離がある。
その距離があるのに女の子は忽然と消えた。
本当に消えたのか確かめようと、ドアを開けようとした。
でも、奥さんは、開けちゃダメの一点張り。
なので確認できず。。。
ただ死角に隠れてしまっただけなのか、真相は不明。
いや、覗き穴から見えた女性が、一瞬で消えたのだ。
貞子を見たような。
ギャー
con ma 出た! コンマ出た!
ベトナムお化け!ギャー!
conは、生き物に付く類別詞。
maは、マ、魔、幽霊、おばけですよー!
あのとき、ドアを開けて、確かめに行って、
もし、エレベーターの前や、階段に女の子がいたら、ギャーとさぞかしびっくりしたでしょう。でも一安心。人間だったなら。
でも、もし、だれもいなかったら、もっと怖い。
DMZホテルの怪。
夜中の部屋にノックの音がする。
爆睡の奥さんからは、相手にされず、、、
女性は強し。。。
ホイアンからフエの旅でした。。。
*****************************
近藤紘一書『サイゴンの一番長い日』によれば、(南部での話)
コンクイが、悪霊
コンマは、男性を知らなく死んだ女性の霊で、コンクイになれないそうな。。。
北部生まれの奥さんに聞くと、コンクイもコンマも同じらしい。。。
日本では、悪霊、怨霊、幽霊。
どう違う??? わかるような、わからないような。。。
そして、日本には、妖怪。。。河童???天狗。。。がいる???
総称は?おばけでいいのぉ???
魔? 悪魔?
アジアのおばけの定義の違いって、摩訶不思議(*_*)/
******************************
おまけ
昔、昔、その昔、、、
その頃の私の彼女が一人でドイツ旅行に出かけ、古城ホテルに泊まったそうです。
その夜、部屋で寝ていたところ、ベッドで目を覚ますと、男女数名の中世のいでたちの幽霊さんたちに囲まれたのだとか。。。
ふふふふ
と、みんなに見つめられていたそうです。
夢、幻?
それとも、
古城ホテルの、ドイツ式のおもてなし !?
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*********************************
翌日、フォンニャのパラダイス鍾乳洞ツアーに参加しました。
https://4travel.jp/travelogue/11045928
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今回の旅
ダナン => ホイアン => チャム島 => フォンニャ => ドンホイ => ニンビン
ダナンの夜 奥さん飲み過ぎ
https://4travel.jp/travelogue/11051364
ホイアンからチャム島ツアー
https://4travel.jp/travelogue/11047184
***本編*** ホイアンからダナン、そしてフエまで
コンマ おばけ現る?
https://4travel.jp/travelogue/11049934
フエからフォンニャまで
https://4travel.jp/travelogue/11045928
フォンニャ パラダイス鍾乳洞
https://4travel.jp/travelogue/11046166
フォンニャからドンホイ、そしてニンビンへ
https://4travel.jp/travelogue/11046203
ニンビン ホームステイ
https://4travel.jp/travelogue/11060269
ニンビン 早朝ローカル市場
https://4travel.jp/travelogue/11067407
ニンビン ローカル散歩
https://4travel.jp/travelogue/11068441
ニンビン タムコック
https://4travel.jp/travelogue/11065798
ニンビン ビックドン寺
碧寺同*(同*には山冠)
https://4travel.jp/travelogue/11053782
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