フォンニャからフエへの帰り道、ドンホイでツアーバスを下車。ドンホイから寝台列車でニンビンへ

2015/08/10 - 2015/08/17

フォンニャケバブでは、現在2つの鍾乳洞ツアーがあります。

パラダイス鍾乳洞は、ここ数年前に公開されたらしいです。
そのパラダイス鍾乳洞を堪能しました。

帰り道は、フォンニャから鉄道の駅ある一番近い町、ドンホイ Dong Hoi で降ろしてもらうことになっていました。

何故なら次の目的地は、北のニンビンです。
また200km南のフエに戻るのは、馬鹿らしかったからです。

なので、ツアーを申し込むとき、ドンホイで降りたいとリクエストしました。

いいですよ！
簡単にokとのこと。

さて、
パラダイス鍾乳洞の見学を終え、ドンホイ Dong Hoi への道です。

エリア その他の都市(ベトナム)

フォンニャからドンホイは、まあまあ近いです。

ドンホイにはサイゴンからハノイを結ぶ、統一鉄道の駅があります。


牛さんたち
邪魔しないでください。。。

バスがクラクションを鳴らしても、牛さんたちはなかなか道を開けてくれません。。。

のんびりな風景です。

まずはフォンニャから東へ
海のあるドンホイへの道。
山岳地帯から、平地への道です。

まったく、のどかです。

川があると、思わず写真を撮りたくなります。

ツアーバスはドンホイの街に入り、フランス人家族と私たちを降ろしてくれました。

えーと、ここはどこですか？
ドンホイの街のメイン通りらしい。

あのー、奥さん(ベトナム人妻)、ドンホイ駅で降ろしてもらうはずでは？
ガイドさんとベトナム語で話してたじゃない。
駅で降ろしてもらうって確認してたんじゃないの？

えー、そうだよ。

でも、降ろされたのは、どこか不明。

フランス人家族はホテルを予約していたのか、迷うことなく去って行きました。

あのー、奥さん、
ここはどこですか？
ドンホイ知ってる？

知らない。初めて。

奥さんのベトナムスマートフォンが頼りです。
私の日本のスマートフォンは通信料金が高いので使いたくありません。

ハノイ行きの列車の時間にはまだまだ時間がありますよ。

なので、どこかのレストランで食事をとることにしました。

タクシーに乗って東に向かうと、川でした。

いや、地図で川が近くなのはわかってましたけど。。。

そして河口の先は、海、海でした！

美しい。

綺麗な海です。

ドンホイは、まだ観光開発者途上。
ベトナムでも屈指の美しいビーチがあるらしいです。

奥さんがスマートフォンで探し当てたのは、地元の海鮮食堂でした。

メニューはベトナム語だけ。
しかも値段が書いてない。

ベトナムのローカル食堂は値段が書いていないことも多いのです。
店で値札がついていないのと同じです。
メニューは、ベトナム語で読めないし、値段記載なし。。。
これはさすがに怖くて、外国人は敬遠してしまいます。

日本の寿司屋の時価、みたいなものですかね。。。


私のベトナム語能力では、
ca 魚
qua　蟹
muc　いか
ga　チキン
heo　ポーク
とか、解るのは食材の名前ぐらいです。

でも、私もビールぐらいなら自分で頼めます。

Cho toi mot chai bia Ha Noi ！
cho toi　私に下さい
mot　ひとつ
chai　瓶　びん
bia Ha Noi　ハノイビール

まずは他のお客さんが飲んでいたハノイビールを頼みました。
奥さんは
ハイネケンを頼みました。


そして奥さんは、厨房に料理を頼みに行きました。

なに頼んだの？


出てきたのは、でっかい茹でエビがてんこ盛り。
なにぃ、芝海老級のデカエビがてんこ盛りでした。
(えー、全部茹でたの。。。串焼きとか、天ぷらが欲しかった。。。)

そして、香草いっぱい、ライスぺーパー。


えーと、どうやって食べるの？

てして、ネギてんこ盛りの、どでかい蒸し魚が出てきました。

どうやって食べるでしょうか？


わかったぞー！


茹でエビは、塩ライムにつけて、
蒸し魚の白身は、ライスぺーパーに載せて、さらに香草も一緒にのせて、手巻き寿司のように巻いて、ニョクマムに付けて
食べる
ですよー！

うめ～！
おいひ～！

でかした、奥さん！


ベトナムでは、ライスペーパーで巻く料理がいっぱいあります。

乾いたライスペーパーに水をつけて、柔らかくします。

てんこ盛りの葉っぱ、ハーブ、
野菜、ナムス、ブン(面の一種)
の中からをお好みでライスペーパーに盛り付けます。

その上に盛り付けるメインは、ゆで豚、つくね、蒸した鯉、雷魚だったりいろいろです。
この日は、海の魚でした。
それを更に盛り付けて、ライスペーパーを巻いて完成です。
自分でお好みで創る、生春巻きです。

それを、タレにつけてパクっといただきます。
タレはメイン食材によって変わります。

手巻き寿司みたいで美味しいのです(*_*)///


ちなみに、雷魚(Ca Loc)の時に出てきたタレが、(*_*)なんじゃこれー、でした。

色は黄緑、くっさーい。
発酵しちょる。。。

匂いはともかく、これがなかなかの美味でした。

たらふく茹でエビを食べました。
でも、塩焼きも食べたかったなぁ。。。

白身魚と香草のライスぺーパー寿司は、とってもおいしかったです。


食後、タクシーでドンホイ駅に向かいました。

鉄道をまたぐ橋を通り過ぎました。

ドンホイ駅はもうすぐです。

ドンホイ駅に到着しました。

GA DONG HOI
ドンホイ駅。

GA ガーは、ベトナム語で駅のことです。
フランス語で駅は、garre ガァ。
そのままベトナム語となりました。

切符売り場です。

phong 房　ぼう　へや
ban 売る
ve　切符

切符を買うのには、ベトナム人は身分証明書、外国人はパスポートが必要です。

線路の風景です。

ちょっと、薄暗くなってきました。

線路沿い、プラットフォームにある売店です。

売店なのですが、兼、家族が住んでる家です。。。
鉄道と共に生活しています。。。

日も暮れてきました。

ハノイ行きの列車、到着です。

切符に示された番号の客車に急ぎました。


乗り込むと、三段ベッド６人部屋のコンパートメントでした。
初めてではありませんが、狭い。

二段ベッドの四人部屋のコンパートメントを頼んだのですが、売り切れでした。

列車内から月を撮りました。
列車の揺れで、月はゆらゆらと写ります。


奥さんは進行方向側の二段目のベッド。
私は進行方向反対側の三段目のベッド。
でした。

三段ベッドの一番上は、えーん狭い。
あまり動けない。
寝返りをうつのも大変。

買っておいた333ビールのカンをぷしゅと開けてちびちび飲みました。


今朝、フエからフォンニャ鍾乳洞ツアーに出かけたのは朝6時。

疲れた。
ガッタンゴットン。

明日朝、ニンビン駅に三時半到着予定です。

おやすみなさい。

ちなみに
ベトナム語でおやすみは、
ngu ngon
ngu ngon ne
ngu ngon nhe

ngu ぐぅ　言葉の響き通り、きっとグゥグゥ、寝る、だと思ってます。

声調によって、nguは馬鹿の意味になるので注意。うなるようなnguの発音は、漢字では愚、ベトナム語で馬鹿アホです。

ngon　ゴーンは、美味しい、です。
つまり、ngu ngonは、美味しい眠り。
その意味なんとなくわかりますね。
(neネ、 nheニェは日本語と同じ、言葉を和らげるネです。)

だから、

ngu ngon ne, ngu ngon nhe は、
おやすみネ
おやすみニェ

です。

ベトナム統一鉄道の寝台列車で、
ガッタンゴットンと揺られて、
いつの間にか眠りに落ちました。。。

ngu
ぐぅ。

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ニンビン旅行記は、こちらです。

ニンビン ホームステイ
https://4travel.jp/travelogue/11060269

ニンビン 早朝ローカル市場
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ニンビン ローカル散歩
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ニンビン タムコック
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ニンビン ビックドン寺
碧寺同*(同*には山冠)
https://4travel.jp/travelogue/11053782