プエルト・ラピセ_Puerto Lápice　キホーテの旅籠！丘の上のプチ風車群

2014/05/03 - 2014/05/03

スペイン中南部、カスティーリャ・ラ・マンチャ州シウダ・レアル県の町である、プエルト・ラピセを訪れました。「ドン・キホーテの旅籠」があり、ドン・キホーテ作者のセルバンテスもしばしば泊まったといわれる町です。
★「ドン・キホーテの旅籠」とされる「レストラン、ベンタ・デ・キホーテ」にてキホーテにまつわる展示を鑑賞。
★「風車の路」を経て、町のシンボルである丘の上の風車群へ。

エリア スペイン

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩 飛行機
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

アルマグロからコンスエグラへ向かう途上でプエルト・ラピセに寄ります。プエルト・ラピセはマドリーからは140kmほど離れています。

ラ・マンチャらしい、丘の上に風車の風景。

プエルト・ラピセの町に到着しました。人口1,000人ほどの小さな町です。

町の中心から少し南に「聖母教会（Iglesia de Ntra Sra del Buen Consejo）」があります。

小さな教会、その内部。

そして、その真ん前に「ベンタ・デル・キホーテ（Venta del quijote）」というレストランがあります。

ベンタ デル キホーテ 地元の料理

「ドン・キホーテの旅籠」とされ、ドン・キホーテ作者のセルバンテスもここによく泊まったとか。

キホーテにまつわる展示物があります。（なんと日本語です）

展示室。

日本語での解説も。

ドン・キホーテの関連書物。

色々な挿絵。

展示のコンセプトは良く判りませんが、沢山のリソースが展示されています。

こちらは絵画風。

現代風ですが、クールな絵です。

こちらも。

これは、キャラデザインの様な...

セルバンテスの世界？

こんなのもありました。「騎士道精神」⇔「武士道精神」とかけた日本バージョン？

17世紀初頭に初版が発行されてから約400年、多くの人に愛され今も誰かがモチーフにして何らかの作品を作り続けているということですね。

お土産屋さんも併設されています。

手前に置いてある茶色のお皿、一枚買っちゃいました。

パティオに置かれているオブジェ。

こちらも。
そういえばここはレストランなのですが、食事はしませんでした。（某サイトでは、レストランの評価はイマイチの様です）

村の中心にやってきました。こちらは「町役場（Ayuntamiento）」。

役場の横にある町政広場（Plaza de la Constitucion）。

役場と似たデザインです。

二階建てです。上がってみましょう。

いわゆるマヨール広場の位置づけで、ここで色々なイベントが行われるのではないかと想像します。

さて、街外れに目を向けると、丘の上に風車が3基。

「風車の路」という案内があるので行ってみましょう。

「風車の路」をしばらく行くと...

...丘の上の風車に辿り着きます。

3基の風車が見事なフォーメーション。

プエルト・ラピスのシンボルとして、きれいにメンテされている風車。

よく見ると、風車毎に向いている方向が違います。

中世以来、ラ・マンチャの大地を吹く風を受け、粉を挽いて人々の食を支えていたであろう風車。

風車には、それぞれ名前が付いています。こちらは「サンソン・カラスコ（Sanson Carrasco）」。

風車の丘から見下ろすプエルト・ラピセの町とラ・マンチャの大地。
風車の町を巡る旅は続きます。次は、コンスエグラへ。