スペイン中央部、カスティーリャ・ラ・マンチャ州トレド県の町であるエル・トボソを訪れました。17世紀のセルバンテスの小説「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」に登場する、エル・トボソのドゥルシネアの出身地とされる町です。<br />★偶然出くわしたお祭りの雰囲気とともに、ドン・キホーテゆかりの町を散策。

エル・トボソ_El Toboso　ドン・キホーテの姫！？ドゥルシネアゆかりの町

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2014/05/02 - 2014/05/02

125位(同エリア813件中)

#街歩き

エリア

トレド(スペイン)

旅行の満足度: 3.5

観光: 3.5

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 10万円 - 15万円

交通手段: レンタカー徒歩飛行機

航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA

旅行の手配内容: 個別手配

カスティーリャ・ラ・マンチャ地方をレンタカーで巡る旅です。風車の町カンポ・デ・クリプターナへ向かう途上、エル・トボソの町へ立ち寄りました。
風車がちらほらと現れはじめます。
エル・トボソまであと少し。
こちらにも風車。
ドン・キホーテの舞台となった地方に入ってきたことを実感します。
エル・トボソの村に着きました。村外れに車を駐め、「ファン・カルロス1世広場(Plaza de Juan Carlos I)」までは歩いてすぐです。
この日はお祭りというか、催しがありました。巨大な人形が並んでました。
「サン・アントニオ・アバ教会(Iglesia de San Antonio Abad)」、16世紀の教会です。
ここエル・トボソは、ドン・キホーテの物語中に登場する「姫」、エル・トボソのドゥルシネア(Dulcinea de El Toboso)の出身地ということで、それに因んだオブジェが。
こちらがそのドゥルシネア。物語の中では、ドン・キホーテが騎士のために必要な姫としてある百姓の娘を仕立て上げた、妄想上の貴婦人とのこと。
姫にひざまずくキホーテ。
それはそれとして、その傍にあったバル、エル・スエニョ・デ・キハーノ（El sueno de Quijano）が気になります。「キハーノの夢」という名のバル、キハーノはドン・キホーテの本名です。
ここで軽く一杯、ピンチョスがついてきました。
通りにはたくさんの屋台が出ていました。
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ファストフードやお土産など様々です。
何のイベントかははっきりとはわかりませんでしたが、おそらく「ホルナダス・セルバンティナス（Jornadas Cervantinas）」という、4月の最終週に開催されるお祭りと思われます。
広場の遊具。
ツーリスト・インフォメーションであり、セルバンティーノ博物館（Moseo Servantino）でもあるようです。残念ながら時間が悪く閉まってました。
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「”ドゥルシネアの家”博物館（En casa de la dulce）」。
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ここも閉まってました。ろくな紹介となっておらずすみません。お昼時の14時～16時って、小さな村だとほとんど閉まってるんですよね。
その他にも、小ぶりながら歴史を感じさせる建物があちこちに。
このような、のどかさを感じられる風景も。
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アラビア語で「水のない土地」をあらわすという「ラ・マンチャ」という地名、灌漑により農地や牧場となり村ができ、小説の舞台となりました。これから、その農業と食文化を支え、かつ小説のキーとなった風車群のある町を訪れます。