アリカンテ_Alicante　光の都！古来より一目置かれる白く輝く港町

2014/04/30 - 2014/04/30

スペイン南東部、バレンシア州アリカンテ県の県都であるアリカンテを訪れました。コスタ・ブランカに面する海岸リゾートを中心とした観光地であるだけでなく、工業や物流においても重要な拠点となっている港湾都市です。
★サンタ・バルバラ城から風光明媚な海岸線を見下ろす。
★コスタ・ブランカの港町をのんびりと散策

エリア アリカンテ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩 飛行機
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

コスタ・ブランカの海岸線に沿って高速道路を走り、アリカンテ県に突入。（バレンシア語は「ALACANT」）

町に近づくとまず目に留まるのが、ベナカンティル山の上に佇むサンタ・バルバラ城。

まずはここに上がってみましょう。

「サンタ・バルバラ城（Castillo de Santa Barbara）」の入り口。

この城は、古代カルタゴ人の城があった場所に9世紀にイスラム教徒が要塞を建て、その後レコンキスタ以降の16～18世紀に現在の多くの建物が建てられたとか。

城の変遷を表したパネル。

おや？スターウォーズとのコラボ企画が催されてた様です。(これには入らず)

目指すは城のてっぺん。

ここは、病院だった様です。

広場に行き当たりました。

広場を囲むように幾つかの建物があります。

広さと雰囲気から、城の中心的な広場だったのではないかと推察します。

小さな部屋。

倉庫か何かだったのでしょうか。

広場の隅に屋台のお店、お土産等を売っていました。

城のてっぺんに到着、スペイン国旗がはためいています。

そこからは、アリカンテの海岸線の絶景が。

ヨットハーバー。

ポスティゲ海岸（Playa del Postiguet ）。

サンタ・バルバラ城を眼下に。さきほどの広場がこの緑の木の向こうです。

当時の武器を再現したものでしょうか。

この日は平日だからか、ヨットやレジャーボートも無く。

そんな中を一基のボートが疾走。貸切の海原で気持ち良さそう。

市街方面。

闘牛場が見えます。

城の観光を終え、港に下りてきました。港から見るサンタ・バルバラ城。

アリカンテ港（Puerto de Alicante）。

ヨットハーバーに停泊する豪華クルーザー。

海賊船風の帆船。現役ではなく、レストランの様です。

水面に立つサーファーの像。

レガッタの基地もあります。

港に面する通りに建つカサ・カルボネル（Casa Carbonell）、1925年の建物です。

このエクスプラナダ・デ・スペイン通りには多くの店が連なっています。歩き疲れたので、レストラン・パルミタス（Restaurante Parmitas）のテラス席で少し休憩しましょう。

時間が中途半端なせいかガラガラです。

小腹も空いたので、タパスを少しいただましょう。3品で◯◯ユーロ(金額忘れました)…というお得なのがありました。

マカロニとタマゴのサラダ。

マッシュポテトのパプリカ包み

イワシのフライ。
どれも普通でした。

街の中も少しだけ散策です。

市庁舎（Ayuntamiento）。

教会（の裏側と思われます）。

広場には相当な樹齢と思われる木々が沢山、市民が涼む木陰を作っていました。

再び、港の目抜き通り、エクスプラナダ・デ・スペイン通りへ。

お土産屋がたくさん。

イベント用の舞台も。本格的なリゾートシーズンはもう少し先ですが、その頃にはさぞ賑やかになることでしょう。

通りの脇の花々。この町は、古代ローマ人に「光の都」を意味するLucentumと呼ばれていたそうです。

さらに、ギリシア人には「白い砦」と呼ばれた町。古来より輝く町として一目置かれていただろうアリカンテを後にし、次の目的地であるムルシアへ向かいます。