2015梅雨、三河の紫陽花：形原温泉(1/9)：名古屋から蒲郡経由、形原温泉へ

2015/06/10 - 2015/06/10

三河地区の紫陽花名所、形原温泉の[あじさいの里』の紹介です。名古屋sの金山駅からJRに乗車し、蒲郡駅に向かいました。蒲郡駅前からは、紫陽花まつりの期間中、臨時バスが運行しています。

エリア 西浦・幡豆(愛知)

• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル

JRの蒲郡駅前から名鉄バスに乗ってやってきた形原(かたはら)温泉です。片道、20分弱のバスの行程でした。三河地区と言うより、東海地区屈指の紫陽花名所です。

形原温泉の『アジサイの里』の紹介ポスターです。昭和62年(1987年)8月、地元の愛知県立安城農業高校の生徒さんの協力を得て、100種、5万本のアジサイが植栽されたことが紹介されていました。

入場券と往復のバス代を含めたセットのチケットが、蒲郡駅前から乗車したバスの中で販売されていました。その入場券を使って、早速紫陽花見学です。

緩やかな斜面いっぱいに咲く紫陽花の花です。満開の少し前のようでしたが、十分に見応えがありました。後で知ったことですが、『補陀ヶ池』の堤防に続く斜面でした。

紫陽花見学の散策路脇で見かけた花の紹介です。100種類城とされる『あじさいの里』のアジサイの名札は確認できませんでしたから、個体名は推定になります。純白の花を咲かせた手毬咲の西洋紫陽花は、『シュガー・ホワイト』に似ていました。

『シュガー・ホワイト』によく似ていた花のアップ光景です。満開前の花には、薄い緑色が残っていました。

薄い茜色を帯びた薄青色の手毬咲のアジサイです。この花も、西洋紫陽花のようです。セイヨウアジサイ(西洋紫陽花は)は、ヨーロッパに渡り改良された日本のアジサイが里帰りしたものです。里帰りした日本でも品種改良がされ、新品種が生まれています。

薄い茜色を帯びた薄青色の手毬咲のアジサイの花のアップ光景です。花弁に、薄青色の縦筋が入っていました。花弁の外側が薄く茜色を帯び、中心部が薄青色でした。

ガクアジサイ(額紫陽花)とテマリザキアジサイ(手毬咲紫陽花)の中間のような咲方をしていた紫陽花です。薄いピンク色の花でした。

額紫陽花とも、手毬咲紫陽花とも判断が付かなかった、薄いピンク色の花のアップ光景です。パソコン処理の段階で、少し青色が強くなってしまったようです。八重咲のガクアジサイが、半手毬咲になったようにも見受けました。

斜面の花壇の中に立ち入ることはできませんが、苗木が多い場所では、傾斜地での土の流出を防ぐための低い擁壁のようなものが見えていました。手入れのための通路にもなりそうでした。

白色系のガクアジサイの光景です。両性花も、周辺の装飾花も純粋な白色系統のようでした。

薄いピンク色のガクアジサイです。装飾花の一輪だけは上で咲いていましたが、その他の装飾花は、両性花の下に隠れていました。

薄いピンク色のガクアジサイの両性花のアップ光景です。開き切った花が見えました。緑色の蕾も、順番に花が開きそうでした。

鮮やかな赤色の花を咲かせていた手毬咲のアジサイです。

手毬咲のアジサイの鮮やかな赤色の花のアップ光景です。

華やかな赤色系統の八重咲ガクアジサイです。展示即売会のお店に置いてあった花では、『ダンスパーティー』の花がよく似ていました。

『ダンスパーティー』らしい、八重咲のガクアジサイの花のアップ光景です。ヤマアジサイ系ではなく、西洋紫陽花系のガクアジサイです。

『ダンスパーティー』によく似ていた、八重咲のガクアジサイの両性花のアップ光景です。装飾花と同じ色をしていました。『ダンスパーティー』は、後ほど紹介する『日本のアジサイ展』でも展示されていました。

白色系の八重咲のガクアジサイです。長く伸びた装飾花の茎は、『スミダノハナビ(墨田の花火)』を連想させます。

白色系の八重咲のガクアジサイの装飾花のアップ光景です。長く花茎が伸びていました。

白色系の八重咲のガクアジサイの両性花のアップ光景です。スミダノハナビ(墨田の花火)』ですと、日本の『サカタのタネ』が開発した人気品種です。

両性花が青色、装飾花が薄青色のガクアジサイです。

両性花が青色、装飾花が薄青色のガクアジサイのアップ光景です。一番よく見かけるガクアジサイです。

両性花が青色、装飾花が薄青色のガクアジサイの、装飾花のアップ光景です。左が四輪、右が五輪の装飾花でした。五輪の方がイレギュラーのようでした。

両性花が青色、装飾花が薄青色のガクアジサイの、両性花のアップ光景です。開き切った花と蕾が半々でした。

ガクアジサイ(額紫陽花)とテマリザキアジサイ(手毬咲紫陽花)の中間のような咲き方をしていた紫陽花として紹介した花と、同種のようです。ガクアジサイにしては、装飾花が目立ちますし、手毬咲としては、咲き方が歪です。

一輪だけアップした、ガクアジサイ(額紫陽花)とテマリザキアジサイ(手毬咲紫陽花)の中間のような咲き方をしていた紫陽花の花です。

花の色は青色と赤色系統が混じりあっていますが、同系統のアジサイのようです。

薄青色のアジサイの花尾アップ光景です。この花も、ガクアジサイ(額紫陽花)とテマリザキアジサイ(手毬咲紫陽花)の中間のような咲き方をしていました。