2015梅雨、尾張の紫陽花：鶴舞公園(1/6)：鶴舞公園噴水塔、あじさいの散歩道、アジサイ

2015/06/09 - 2015/06/09

鶴舞公園のアジサイの紹介です。鶴舞公園は、名勝地として国の登録記念物に指定され、また、日本さくら名所100選にも選ばれています。

エリア 鶴舞・堀田(愛知)

地下鉄鶴舞線の鶴舞駅での下車です。鶴舞公園の入口にある花壇の光景です。赤とピンクのベゴニアが植栽されていましたが、カラスさんが掘り返して、餌にしていました。

ヒマラヤシーダーの並木と、その先に見える給水塔の光景です。鶴舞公園給水塔は、1986年に名古屋市指定文化財、1989年に名古屋市都市景観重要建築物等に指定された、石造の名建築物です。

鶴舞公園に立ち寄った時は、例外なく撮影するのがこの給水塔です。1910年(明治43年)に鈴木禎次氏の設計で建設され、1977年(昭和52年)に復元工事が行われました。名古屋市指定有形文化財の石造の名建築です。

咲き終えて花の数が少なくなった、薔薇園の光景です。鶴舞公園の代表的な花は、春の桜に始まり、花菖蒲、バラ、そして今回見学のアジサイなどです。

今回の見学予定は、アジサイと花菖蒲です。少しだけ近道になる通路の脇にあった小さな遊園地です。

『あじさいの散歩道』と名付けられた場所に到着しました。今日は、三好池の紫陽花見学に車で出かけ、一旦家に戻ってから地下鉄で鶴舞公園に来ました。到着したのは夕方の4時頃になりました。

鶴舞公園のアジサイは、満開少し前でしたが、私の場合、満開前より、色付き始めた頃が好きですから、丁度良いタイミングでの見学となりました。最初はピンク系の手毬咲の西洋アジサイの花のピックアップです。

青色系統の手毬咲の西洋アジサイも、満開少し前でした。このアジサイは、元々薄い藍色系統の手毬咲のようです。名札が一切ありませんので、品種名を紹介できないのが残念です。

同じく、薄い青色系統の手毬咲の西洋アジサイですが、やや紫がかっていました。やはり満開前の色です。

紫から茜色系統の淡色の手毬咲アジサイです。名前は分かりませんが、鶴舞公園の手毬咲の紫陽花は、例外なく西洋アジサイのようでした。

こちらは、満開のガクアジサイです。中心部の両性花が青色、周辺部の装飾花が、白っぽく見える薄藍色の花です。装飾花の中性花の方も一部が開花していました。名古屋地方気象台は『真花』とも呼ばれる『両性花』が開花すると、アジサイ開花を宣言するようです。

『あじさいの散歩道』と呼ばれる区域の中にあった階段光景です。あじさいの見学には、高低差がある場所が、一番の見栄えがします。

青々と茂ったアジサイですが、花の数は疎らです。まだ小さな蕾が多いためでした。

先祖帰りした、枝代わりのようにも見えます。手毬咲の西洋アジサイに、額紫陽花との中間的な咲き方をした枝がありました。

薄紫色の手毬咲の西洋アジサイです。満開に近くなり、綺麗な発色でした。

こちらは、綺麗な薄青色が発色した手毬咲の西洋アジサイのピックアップ光景です。梅雨の雨を受けて、生き生きとしていました。

紫色から、更に茜色に変化していた手毬咲の西洋アジサイです。同時に発色した色のようにも見えました。

右手前が手毬咲の薄青系統の西洋アジサイ、左奥が青色系のガクアジサイの大株の光景です。

ガクアジサイの大株の光景です。満開でした。中心部の両性花は青色、周辺の装飾花が薄青色です。

アジサイ祭りではなく、『鶴舞公園・花しょうぶ』の幟があった光景です。すぐ近くに花菖蒲園がありますから、ついでにそちらも誘っていました。鶴舞公園では、桜の頃から始まって、長期間にわたって、次々と花祭りが開催されています。

ピンク色の手毬咲の花を樹木全体に咲かせていた西洋アジサイの大樹です。

ピンク色の手毬咲の花のピックアップ光景です。花の中心部に薄黄色が残る、可愛らしい盛りの花です。

ピンク色の手毬咲の花のズームアップ光景です。花弁の大きさが様々でした。

開花が進んでいた、青色系統のガクアジサイの露湯成果のズームアップ光景です。開花した花の後ろに、緑色の蕾が次の番を待って、待機していました。

満開のガクアジサイの花のピックアップ光景です。両性花が青色と茜色が半々、装飾花が白字に茜色を帯びた花です。

中心部の両性花のズームアップ光景です。青色の外皮と、茜色の外皮が混じっていました。半分ほどが花開いていました。

周辺部の装飾花にズームアップ光景です。中心部ほどはっきりとした赤味を帯びていました。

満開のガクアジサイの花のピックアップ光景です。両性花が青色、装飾花が白色にも見える薄青色の花です。

中心部の両性花のズームアップ光景です。半分ほどが花開いていました。両性花ですから、この後は実が生ります。

周辺部の装飾花にズームアップ光景です。薄く赤味を帯びているようにも見えます。