鹿島紀行

2008/11/01 - 2008/11/02

茨城旅行をしたときの記録です。
鹿島神宮→瑞甕山根本寺→息栖神社→寳光山大儀寺と巡りました。

デジカメの調子がかなり悪くてピンクがかった写真しか撮れなかったので、このときの写真はすべてホワイトバランスを調整しています。
表紙の写真は鹿島神宮の鹿。

エリア 茨城

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 自家用車

鹿島神宮の大鳥居。
当時は御影石でできたものでしたが、2011年の震災で倒壊してしまったため、現在は境内の杉の木から作られたもので再建されているようです。

鹿島神宮 寺・神社・教会

楼門。日本三大楼門に数えられているそうです。
右上から枝葉がかかってきているのが次郎杉。二番目に大きな木だそうです。

拝殿。
うっかり七五三の時期だったのですごく混んでました。
拝殿の後方に本殿があり、その後ろにご神木があるとのことなので、後方に見えているのがおそらくご神木のはず…

奥参道。
境内は24時間開放されているので前夜に下見がてら来てみたのですが、拝殿より奥のこのあたりはさすがに灯りもなくとても暗いので、なんの準備もなしには行けそうにない感じでした。

さざれ石。鹿園のわきにあります。

シカ。

芭蕉句碑「この松の実生せし代や神の秋」

奥宮。

要石。
地震を起こす鯰の頭を抑えているといわれていますね。
水戸黄門で知られる徳川光圀が掘り返そうとしたことがあったそうですが、七日七晩掘っても根元にはたどり着かず、またけが人が続出するようになったため中止したことがあるとかなんとか。

芭蕉句碑「枯枝に鴉のとまりけり穐の暮」

御手洗池。
本来はここで禊をしてから宮の方へ参詣するのが正しい道のりなのだとか。
だからなのか、こちら側には無料の駐車場があります。
この御手洗池は大人が入っても子どもが入っても胸の高さになるという伝説がありますが、ガイドの方によれば、奥の方の柵の足が短く見えていることから、水の屈折によって手前側の人と奥側の人の身長に対する錯覚が起こるのだろうという話でした。

鯉がいます。

白いものも。

御手洗池から水をひいているはずのひょうたん池、枯れていました。

移動して、根本寺。徒歩で15分くらい。

芭蕉句碑「月はやし梢は雨を待ちながら」

県内最古の芭蕉の句碑だそうです。

芭蕉句碑「寺に寝てまこと顔なる月見哉」

車で移動して、息栖神社へ。
鹿島神宮、千葉の香取神宮とあわせ、東国三社に数えられているそうです。
人は多くなかったですが、ここにもお参りしている親子はいました。
この写真に写っているのは二の鳥居で、鳥居を出てまっすぐ常陸利根川に向かったところに一の鳥居があります。
一の鳥居の脇にあるのが、この神社のご神体の井戸だとか。

息栖神社 寺・神社・教会

昔の力比べに使われていたという力石(ちからいし)。

芭蕉句碑「この里は気吹戸主の風寒し」

藤原時朝と名不詳の歌碑。

諦如法師、稱佛法師の歌碑。

車で移動して大儀寺へ。息栖神社から30kmくらいはあります。
大きな道路からはけっこうわかりにくいところから入ります。

句碑の細道という名のつけられた竹林があり、碑が立ち並んでいます。
全国の俳人から寄せられた俳句だそうで、100以上あるようです。

芭蕉庵。

庵内部。

仏頂禅師像と句碑。

芭蕉句碑「寺に寝てまこと顔なる月見哉」

本堂。私服のご住職さんと遭遇して、いろいろお話を聞くことができました。
年に一度、芭蕉関連の祭があり、その際にはにぎわうそうです。

薬師堂。