2014/03/29 - 2014/04/02
105位(同エリア526件中)
紅映さん
昨年(2014)の春休みのことです。
東京発、4泊5日で「記紀万葉のふるさと」を訪ねてきました。
2日目。この日は少し遠くまで行くのでレンタカーです。
橿原神宮前駅そばから出発して10分もしないうちに、前が見えないほどの大雨に襲われ、車と言えども不慣れな道なのでちょっと待機。
幸い、ややもして小降りになったので、まずは奈良県北東部の室生寺めざして車を進めました。
前日とは打って変わって、雨と寒さに見舞われましたが、それ以後は土砂降りになることもなく、午後にはほぼ止んでくれて、夕方5時の帰着までに予定のコースをこなすことが出来ました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- レンタカー
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2日目の朝、ホテルからの眺めです。
お天気は余りよくなさそうですが、果たして・・・グランドメルキュール奈良橿原 宿・ホテル
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出発して10分ほどで、前が見えないほどの大雨に襲われました〜!!
車と言えども不慣れな道なので、明日香資料館の前でちょっと待機。飛鳥資料館 美術館・博物館
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室生寺太鼓橋
この橋を渡ると室生寺の境内です。室生寺 寺・神社・教会
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太鼓橋を渡ってから川沿いに右へ少し歩くと受付です。
拝観料 600円 -
仁王門
室生寺の春はまだ浅く、仁王門手前の梅がやっと咲き始めたばかり。 -
雨の中で咲く梅の花が愛おしいです♪
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梅の花越しに見る仁王門
室生寺 寺・神社・教会
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仁王門に向って左の青い仁王様
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右の赤い仁王様
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天神社拝殿
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金堂(国宝)
室生寺 寺・神社・教会
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弥勒堂
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本堂(国宝)
真言寺院の中心であるところから本堂或いは灌頂堂(かんじょうどう)と言います。
延慶元年(1308)の建立。五間四方入母屋造りの大きな建物です。 -
本堂(国宝)の庇
年代を感じますね!! -
石楠花献納記念塔
石楠花の咲く頃は見事なようです。 -
五重塔(国宝)
屋外に立つ五重塔としては日本で最も小さく、法隆寺五重塔に次ぐ古塔といわれます。
檜皮葺の屋根や丹塗りの塔が深山に包まれて、素敵な雰囲気を醸し出しています。
1998年9月の台風で西北側の各重部の屋根・軒が折れる大被害を受けたそうですが、心柱を含め、塔の根幹部は損傷せずに済んだので、復旧工事をして現在の姿になっています。
その際の調査で、塔の建立年代を800年頃とする従来の定説が裏付けられたのだと言われます。 -
女人高野 室生寺
真言宗の寺院で山号を宀一山(べんいちさん)と号するのだそうですが、ちょっと変わっていますね!!
ご本尊は釈迦如来さま。三重県境に近い山岳寺院です。
平安時代前期の建築や仏像を所蔵し、境内は石楠花の名所として知られています。
女人禁制だった高野山に対し、女性の参詣が許されていたことから「女人高野」とも呼ばれるようです。
室生寺ではずっと雨がショボショボ降っており、山の中ということもあってとても寒く、靴は濡れるしで閉口しましたが、深山幽谷を思わせる境内で、凛としたひと時を過ごしてきました。 -
雨に煙る 室生寺五重塔
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ここからさらに奥の院へ行かれるのですが、雨で足もとが悪いので割愛しました^^;
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二番目の大野寺に着く頃には雨はほぼ止んでいましたが、お目当ての枝垂れ桜は、ようやく蕾が膨らみ始めたところで、ちょっと残念!!
桜がまだと言うことと雨模様だったことで、他に訪れる人はいませんでした。大野寺 寺・神社・教会
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それでも境内手前の桜はかなりきれいに咲いていました。
種類が違うのでしょうか?? -
大野寺
真言宗室生寺派の寺院で山号を楊柳山といいます。本尊は弥勒菩薩、宇陀川岸の自然岩に刻まれた弥勒磨崖仏と枝垂桜の名所として知られるお寺です。
拝観料 300円大野寺 寺・神社・教会
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弥勒磨崖仏
宇陀川の対岸に位置する大岩壁に、高さ13.8mの光背形に掘り窪めたところに線刻で刻まれている仏様です。 -
弥勒磨崖仏
やさしいお顔をしています。 -
花越しに見る弥勒磨崖仏
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門前にテントを張った売店の裏では、苔むした梅の木に可愛らしい花がほころび始めていました。
このとき時刻はすでに午後1時半を回っていました。
売店で手作りの漬物やおまんじゅうなどを売っていたので、ちょこっとお腹へ入れて次なる長谷寺へ向かいます。大野寺 寺・神社・教会
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長谷寺に着く頃には雨はすっかり止んでホッとしました。
境内では桜がほころび始め、黄色い山茱萸や緋桜なども咲いていて、まるで花絵巻を見るようでした。
長谷寺は、とりわけ牡丹の時期が見事だそうですので、折を見て再訪したいお寺です。
長谷寺
正式には豊山神楽院長谷寺という真言宗豊山派の総本山です。
四季を通じ「花の御寺」として多くの人々に親しまれているそうです。
入山料 500円
写真は仁王門(総門)、ここから入山します。長谷寺 寺・神社・教会
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登廊
百八間、三九九段、上中下の三廊に分かれており、風雅な長谷型の灯籠を吊るしています。
それにしても結構登りでがありました^^; -
登廊
お遍路さんが降りて来ました。 -
登廊
まだまだ続きます^^; -
大きな山茱萸が境内を覆うように咲いています♪
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本堂(国宝)
断崖絶壁に懸造り(舞台造)された南面の大殿堂です。長谷寺 寺・神社・教会
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本堂の舞台から境内を眺めると、まるで花絵巻のようです。
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こんな風に見る桜もステキ!!
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五重の塔
昭和の名塔と呼ばれるようです。 -
花咲き乱れる長谷寺の境内
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雨に打たれた桜の花が初々しいです♪
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長谷寺はこの時期まさに「花のお寺」でした。
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何処を見ても桜が咲いています。
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酢屋長(すやちょう)
長谷寺の門前にあるお土産とお食事の店です。酢屋長 グルメ・レストラン
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お土産がいっぱい
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だいぶ遅いお昼となってしまいましたが、オリジナルのよもぎうどんを戴きました。もちもち麺で美味しかったです。
そしてデザートには葛きり。葛がしっかりしていて食べ応えがあり、こちらも美味しく戴きました。 -
2日目最後に寄ったのは安倍文殊院。
長谷寺からホテルへ帰る途中の、国道165号線からちょっと中へ入ったところにありました。 -
百人一首で良く知られている「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」と詠んだ阿倍仲麻呂ゆかりのお寺です。
後ろに見える金閣浮見堂は別名仲麻呂堂と呼ばれます。 -
安倍文殊院
日本最古に属する寺院で、ご本尊は日本最大(7m)の文殊菩薩(快慶作)、なんと国宝です!!「三人寄れば文殊の智恵」の格言はこの文殊さまから生まれた言葉だそうです。安倍文殊院 寺・神社・教会
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文殊院からの眺め
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拝観料 本堂 国宝文殊菩薩(お抹茶・菓子付き)700円
智恵のお抹茶 手作りらくがん(吉野くず入り)
座るや否やお抹茶とお菓子が出されて、落ち着いて戴けなかったのがちょっと残念でしたが、美味しく戴きました。 -
2日目も午後5時には車を返してホテルに戻りました。
画像はありませんが、この日はお昼ご飯がとても遅かったので、橿原神宮前駅の構内でめいめい好きなものを買って夕食にしました♪
パン屋さん、お弁当屋さん、コロッケ屋さん、コンビニ、本屋さんなどなどいろいろなお店がありました。
改札口で「駅中で買い物したい」と言うと入れてくれます♪
その②2日目はこれにておしまい。
いつもご覧頂きましてありがとうございます。グランドメルキュール奈良橿原 宿・ホテル
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