2014/11/15 - 2014/11/15
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旅人のくまさんさん
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八事山興正寺の紹介の締め括りです。
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イチオシ
大日堂の建物光景です。本尊の大日如来が置かれています。
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八事山興正寺の境内に残る自然林です。以前のブログで紹介しておきました。
http://4travel.jp/travelogue/10374014 -
東に位置する場所のようですが、表示がありませんでした。東山門は別の場所にあります。
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『西川鶴吉碑』の文字が刻まれた石碑です。名前だけでは、詳しいことは検索できませんでした。
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『辞世』の文字が刻まれた石碑です。残念ながら辞世の句の文字屋名前は読み取れませんでした。
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『青山暘城先生之碑』の文字が刻まれた石碑です。青山暘城は尾張の人で、名は陽、号は暘城、星香など、尾張藩士で江戸に住して椿椿山と交流を重ね、帰郷後は門弟に書を教授した書家です。
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石垣のように積み上げられた場所に建った大きな石碑です。今回は近くからの撮影はしていません。
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『東山鎮守社・岩清水八幡』の建物光景です。大日堂の正面に向かって、左側に位置しています。
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名古屋市教育委員会名での『大日如来坐像』の説明看板です。終わり第2代藩主の光友が、生母歓喜院の供養ために元禄9年(1696年)に鋳造させたものです。興正寺の本尊とされます。
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華麗な卒塔婆のような石碑の光景です。台座に『筆塔』の文字がありましたから。書道関係の団体で建てたもののようです。
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『弓道師範・大津先生寿碑』の文字が刻まれた石碑です。な雨の左側には、『大日本武徳会教士』の文字もありました。戦前の日本で、武道の振興、教育、顕彰を目的として設立された財団法人です。1946年にGHQにより解散され、公職追放者は1300名に及んだとされます。
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風化して読めない文字がいくつかあります。竹本土佐太夫紀念碑の文字のようです。右上の文字は五代目でしょうか。五代目ですと、天保10年(1839年)に死去されています。義太夫節の太夫です。
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女義太夫の大スターだった、豊竹呂昇(1874〜1930年)の顕彰碑です。明治31年8月に上京し、満都の人気を一身に集めました。その年、25歳でした。以後十年間が呂昇の全盛時代で、その美声と節まわしが一世を風靡しました。57歳で亡くなり、名古屋市北区の光音寺の「永田家累代の墓」の中に眠っています。本名は永田なかです。
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イチオシ
豊竹呂昇のレリーフの肖像のアップ光景です。大正年間のSPレコードを音源として、CDも発売されています。贔屓筋は、秋元興朝、柳原義光、松方正義、井上馨、小笠原長幹、大木遠吉、樺山資紀、牧野伸顕、有馬頼万、添田寿一、大倉喜八郎、古河虎之助、山本達雄、鳩山春子などの名士が揃っていたようです。
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『首尾よく上がりてもまた振出しのあとへ戻りし絵双六』の文字が刻まれているようです。六十一翁・喜左志らしい名が記されていました。60歳になったことで絵双六の振出しに戻ったという、還暦のあとの戯れ歌風です。
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『紙函師・名刀末吉君碑』の文字が読み取れる石碑です。水谷彰書との落款がありますが、素性は調べても分かりませんでした。
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墓標のようです。『元道宗豊信士』の文字と、末尾に明治29年(1896年)9月の日付がありました。朝鮮の釜山の病院で亡くなられた早川陸軍工兵上等兵の墓石です。日清戦争(1894〜1895年)の直後の年です。
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達筆過ぎて、また万葉仮名風の文字ですから、ほとんど読み取れません。強いて読めば、『宇(又は穹)九能(の)寸(す)の花(又は柳)能(の)雨群廣の家営つ●可(か)南(な)』当たりです。詠み人は記されていないようです。意味が分かるようには読み解けませんでした。
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『和泉流猿楽狂言紀念碑』の文字が刻まれた石碑です。明治時代に有志で建立された石碑のようです。現在の和泉派は、宗家派、野村派と三宅派に分かれ、東京、名古屋と金沢を基盤に活動しているようです。
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『二世・蓬原舎悟己翁碑』の文字が刻まれた石碑です。『従三位植松雅平書』の落款がありました。創流者の是心軒一露師は、早くから仏道に帰依された学僧です。密教や本草学の要素を取り入れ、一瓶の生花の中に自然の調和、小宇宙を表現することを教えられたと伝えられます。植松雅平氏は、子爵の東園家の人のようです。
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中村善(または美)子と読むのでしょうか、他の字は達筆で読み取れません。芸事に秀でた女性でしょうか、素性は分かりません。
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『先祖代々』の大きな文字と、『念仏講中・西山卯吉』以下の人名が刻まれた石碑です。詳細は分かりませんでした。
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境内の見学を終えて、出口に向かう途中の光景です。鬱蒼とした自然林が残されています。
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緩い坂道を下って出口に向かいました。その途中、振り返って眺めた三叉路の光景です。出口は、最初に入場した総門があった場所です。
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緩い下り道の左手に見えていた石段です。この方面には自然林がよく残されていて、殊に、サカキ(榊)の群生は貴重です。ツバキ科サカキ属の常緑小高木です。
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五重塔が見える位置まで下ってきました。その五重塔の建物上部の光景です。
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イチオシ
五重塔の全景です。桜の時期二も撮影したことがあります。古い塔には、桜の花がよく似合いました。
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正直なところ、近年の八事山興正寺の変貌ぶりには感心できません。名古屋の名刹、古刹が、営利目的のお寺に変貌してしまった感があります。
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『八事の杜を守り継ぐ・樹木再生プロジェクト』のタイトルがあったパネルです。敷地内には、貴重な天然林が残されています。
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これで八事山興正寺の見学はおしまいです。高野山真言宗総本山・金剛峯寺との間では、八事山興正寺が所有する土地の売買を巡って、金剛峯寺による興正寺の住職罷免や、興正寺側からは宗派離脱、二転して宗派離脱の撤回の撤回が出されるなど、未だ混乱が続いています。地元新聞でも何度か報道されました。
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