2014/11/15 - 2014/11/15
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名古屋の古刹の一つ、八事山興正寺の紹介です。
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見頃を迎えた、楓の紅葉です。気象台では、カエデとイチョウを生物季節観測の対象としているようです。イチョウは発芽日、黄葉日及び落葉日、カエデは紅葉日と落葉日が観測されています。因みに、紅葉日(黄葉日)は、対象とする植物の葉の色が大部分紅(黄)色系統の色に変わり、緑色系統の色がほとんど認められなくなった日とされます。
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一番上の文字が完全に隠れてしまいました。その下の藻人、『垣作兵衛碑』です。一文字を除いて検索しましたが、分かりりませんでした。
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卒塔婆が並ぶ、興正寺の境内の光景です。奇麗に整備された石畳の道です。沿道の卒塔婆は歴史を感じさせます。
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この辺りでは、新しいお墓が並ぶ興正寺の境内の光景です。写真中央に、彩りを添えるような紅葉の木が見えました。
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お墓ではなく紀念碑でした。『千種堂・服部藤次郎碑』の文字が刻まれていました。詳しいことは、ネット検索しても分かりませんでした。
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烏の群のリーダーのようでした。他のカラスさんが飛び立った後、カメラを向けても動じませんでした。
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石畳の道の両側に、卒塔婆が並ぶ興正寺の境内光景です。卒塔婆の語源は、サンスクリット語の『Stupa (ストゥーパ)』です。仏舎利を安置し、供養などするための建造物を指します。
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不動明王像でしょうか、光背に炎が描かれ、右手には大きな剣を持っています。梵名はアチャラ・ナータ 、五大明王の中心となる明王とされます。手向けの花がありました。
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蓮座の上で瞑想するお姿の仏座像のように見えます。幾重にも古い前掛けがかけてありました。
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地蔵尊のような石像です。像の左右に刻まれていた文字は、右が『宗山以春奉仕』、左が『江月澄心大姉』の文字でした。女性の方の墓標かも知れません。
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イチオシ
少し左に傾いてしまった地蔵尊のような立像です。可愛らしいお姿です。文字が刻まれていましたが、風化が進んで読み取り憎くなっていました。右に『法界』左に『菩薩』らしい文字が拾い読みできただけです。
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卒塔婆が並んだ通りと、その背後の林の光景です。この辺りの通り道は、石畳ではありませんでした。
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墓標とその背後の樹木の光景です。中央やや右側の樹木は、ドングリ(団栗)が生る木のようです。コナラ(小楢)当たりでしょうか。
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右側がメインの通り、左手に分かれた道がありました。そちらにも立ち寄ることにしました。
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本通りを左に折れて見学した場所です。緩い傾斜の石段を登った場所から、振り返って眺めた光景です。
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周りはお墓でしたが、その一番奥の高くなった場所に、石の柵で囲われた、一際大きなお墓がありました。
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一番奥にあったお墓の光景です。左手に見える磨き上げられた石碑には、最上部の『明星』らしい二文字がありました。その下に記された長文の漢文は、『明治天皇』で始まっていました。右に山中家累代之墓の墓標がありました。
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イチオシ
真新しい赤い前掛けを着せられた小さなお地蔵さんが仲良く並んだ光景です。「赤」は人間の煩悩を現わし、その赤い色の前掛けをお地蔵さんに託すことによって、人々は自分の煩悩から逃れようとしたようです。 前掛けの赤い色が長い年月で薄れていくと、そのことによってお地蔵さんが自分の煩悩を引き受けてくれていることを感じルとも解釈されています。
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四体の仏座像が並んだ光景です。大きさや造りはそれぞれ異なっていました。四体とも、同じ前掛けがありました。
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四体の内の右から二体目のアップ光景です。観音像でしょうか、蓮を手にした仏像です。「蓮は泥より出でて泥に染まらず」と称されるように、このため、蓮は俗世に染まらず、悟りを開いた仏を象徴する聖なる花とされます。
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八事山興正寺の歴代和尚の墓標が並んだ光景です。150回遠忌、100年遠忌、23回忌等の文字が木柱に記されていました。23回忌は19代の和尚でした。
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『当寺開山天瑞圓照大和尚』の文字が刻まれた墓標です。高野山から弘法大師の五鈷杵を授かった天瑞圓照により1686年(貞享3年)に開基されたお寺です。
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『西川幾』の文字までは読めましたが、その下が石仏に隠れてしまいました。『永坂周書丹』の文字が添えてありましたから、そちらで検索しましたら、森春涛、鷲津毅堂について学んだ、森春濤門四天王の一人で、漢詩界の泰斗の名前がヒットしました。書画、篆刻に秀で、書は一種独特の筆法で、石隷流の名で知られる人です。代々医者だったとされ、弘化2年(1845)9月の生れ、名古屋で大正13年(1924年)に亡くなっています。
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イチオシ
総本尊の大日如来を祀る『大日堂』の建物光景です。入口右の柱に、『草本尊大日尊』の木札が見えました。
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中央に、『浅野九兵衛之碑』があった一角です。周りにも『碑』の文字が末尾にありました。推測ですが、お墓を整理した時に集められた著名な方達や有力者の方達のお墓に代わる記念碑のようです。
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目を凝らしてみましたが、読み取ることができなかった石碑です。お墓ではなく紀念碑には間違いないようです。
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ネット検索で見つかった加藤雨艇画伯の略歴です。松原洋一氏の紹介文の全文を紹介します。『安政4年4月名古屋呉服町生まれ。名は彬、字は経明、通称は菊三郎。別号に梧雲、蘿石、臨池堂がある。16歳の時に木村雲渓につき四條派を学び、かたわら川崎千虎に有識故実を修め、のちに木村金秋に師事した。その後南宗画に移り、元明の古法を学び、達磨を得意とした。渡辺秋谿、森村冝稲たちと研美会を組織し、画界の発展に尽くした。大正5年2月、59歳で死去した。』
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『西川石松之碑』の文字がはっきりと読み取れる石碑です。ただし、『西川石松』で検索したものの有力な情報にはヒットしませんでした。お墓ではなく、後年に建てられた記念碑のようです。
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『故渡辺新左衛門之碑』と刻まれているようです。槍の使い手、半造粒佐賀源氏の流れを汲む家系の人かもしれません。渡辺新左衛門在綱(1820〜1868年)の墓は、現在、平和公園守綱寺にあるようです。尾張徳川十六代義宜を奪い、江戸に下って旧幕軍に合流し、再び西上するというクーデダーの首謀者として「青松葉事件」を起こした人です。
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『梅村清光先生の碑』の文字が刻まれた石碑です。梅村清光氏は、1923年(大正12年)に中京商業学校開校した時の初代校主を務めた人です。明治15年10月30日、水戸市に生まれました。父は旧水戸藩士で、維新後は見川小学校長などを務めた梅村清淪です。
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