北欧・中欧の旅2016 第13回　ウィーン中心街とシェーンブルン宮殿 Sthephandom,Schloss Schonbrunn

2016/05/22 - 2016/06/02

シェーンブルン宮殿/コンサート会場　2016.5.30

2016年8月11日に公開した「北欧・中欧の旅2016ハイライト」
http://4travel.jp/travelogue/11153875
に続く1日ごとの旅行記第13回です。
公開予定は定期的にではなく、およそ毎月3回程度になる見通しです。
写真と説明文はハイライトと重複する内容が少なからずあります。

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前回2014年秋はスコットランドとフランスの友人宅を訪ねる14日間の一人旅でしたが、今回は友人と二人でストックホルムからウィーンまでの12日間の列車の旅です。
フライトは往路が羽田発ミュンヘン経由ストックホルムまでのルフトハンザ航空、復路は
ウィーン発成田までのオーストリア航空直行便、航空券の手配はJTBオンラインでした。

日程はストックホルム（3泊）、コペンハーゲン（2泊）、ハンブルグ（乗換）、ベルリン（2泊）、プラハ（乗換）、ウィーン（3泊）です。
私にとってプラハとウィーン以外の都市は初めてで、訪問先の観光スケジュールは友人と手分けしてかなり詳細な計画を作って行きました。
この計画作りは大変ですが、添乗員ツアーと比べても充実した旅になることは何度も経験済みです。

5月30日（月）晴れ　気温23℃/16℃
午前中はウィーン市の中心から北へ約5キロにあり、ベートーヴェンが小川のほとりを散歩しながら交響曲6番「田園」の曲想を得たといわれているハイリゲンシュタットを訪ねた。
2009年10月以来二度目の訪問であるが、小川のほとりの緑が豊かなこと以外は変らない静かな雰囲気が漂っていた。

カーレンベルグの丘が見渡せるエロイカ通り、小川に沿ったベートーヴェンの小道など散策し、ホイリゲで有名なグリンツィングから市電でウィーン市内へ戻った。
ベートーヴェンゆかりの夏の家、遺書の家など3箇所のベートーヴェンハウスを訪ねたが、内部が博物館となっている遺書の家は改修工事中で見学はできなかった。
ここまでが第12回

午後はシュテファン広場から伸びる歩行者天国の大通りグラーベンのストリートカフェで昼食。
ケルントナー通りのチョコレートショップHEINDLでモーツァルトチョコレートを購入。この店でのチョコレートの買い方については、前回の体験を基にしたクチコミを書いたところ好評です。
「モーツァルト・チョコレートの賢い買い方」
http://4travel.jp/overseas/area/europe/austria/wien/tips/10176827/

一旦ホテルへ戻り、2時間ほど休憩してからシェーンブルン宮殿でのディナーコンサートに出かけた。ディナーの前に宮殿のオーディオガイドによる自由見学を楽しんだ。
レジデンツのレストランでのディナーとオランジュリーの特設会場でのコンサートはいずれもすばらしく思い出に残るコンサートであった。

撮影　CANON EOS40D EF-S18/135
PowerShotSX610 HS

参考資料　個人旅行29　オーストリア　昭文社

◆公開済み旅行記
北欧・中欧の旅2016ハイライト　
http://4travel.jp/travelogue/11153875
北欧・中欧の旅2016　第1回　東京からストックホルム　
http://4travel.jp/travelogue/11159614
北欧・中欧の旅2016　第2回　ストックホルム
http://4travel.jp/travelogue/11161296
北欧・中欧の旅2016　第3回　ストックホルム 2日目
http://4travel.jp/travelogue/11164085
北欧・中欧の旅2016　第4回　コペンハーゲン 1日目　チボリ公園、クリスチャンボー城
http://4travel.jp/travelogue/11166762
北欧・中欧の旅2016　第5回　コペンハーゲン　2日目午前 アメリエンボー宮殿
http://4travel.jp/travelogue/11169604
北欧・中欧の旅2016　第6回　コペンハーゲン　2日目午後　人魚の像、ローゼンボー宮殿
http://4travel.jp/travelogue/11170585
北欧・中欧の旅2016　第7回　コペンハーゲンからハンブルグ乗換えベルリンへ
http://4travel.jp/travelogue/11173882
北欧・中欧の旅2016　第8回　ベルリン1日目 ブランデンブルグ門・ベルリンの壁
http://4travel.jp/travelogue/11176808
北欧・中欧の旅2016　第9回ベルリン　2日目午前 旧帝国議会議事堂、テレビ塔、ベルリン大聖堂
http://4travel.jp/travelogue/11179309
北欧・中欧の旅2016　第10回　ベルリン2日目午後　博物館島
http://4travel.jp/travelogue/11182173
北欧・中欧の旅2016　第11回　ベルリンからプラハ経由ウィーンへ
http://4travel.jp/travelogue/11187183
北欧・中欧の旅2016　第12回　ウィーン、ハイリゲンシュタット
http://4travel.jp/travelogue/11192503
北欧・中欧の旅2016 第13回　ウィーン中心街とシェーンブルン宮殿
http://4travel.jp/travelogue/11197827
北欧・中欧の旅2016　第14回　ザルツブルグ
http://4travel.jp/travelogue/11200856
北欧・中欧の旅2016　第15回　予定外のウィーンの夕景色
http://4travel.jp/travelogue/11204522
北欧・中欧の旅2016　第16回(最終回)　ウィーン美術史美術館・皇帝居館
http://4travel.jp/travelogue/11205941

1年間、何度も訪問いただきありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。

皆様、どうぞ良いお年を！

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

ウィーン市街地中心の観光スポット　シュテファン寺院　2016.5.30　12：56

午前中のハイリゲンシュタットのベートーヴェンゆかりの地から市電（トラム）と地下鉄を乗り継いで市内へ戻りました。

Canon EOS40D
EF-S18/135（倍率7.5の広角～望遠の使い勝手の良いレンズです）
P-mode
f/11
1/350
ISO-400
焦点距離18ｍｍ（最短）
中央重点測光
ホワイトバランス　太陽光
露出補整　0

シュテファン寺院の外壁の一部は修繕工事中でした。12：59

シュテファン寺院前のシュトック・イム・アイゼン広場はウィーンで最も多くの観光客で賑わうスポットです。

シュトック・イム・アイゼン広場から南に伸びるウィーンの目抜き通りケルントナー通りで、通りの真ん中にあるストリートカフェはウィーンが発祥の地だそうです。12：59

モザイク模様の独特の屋根が美しい

寺院の塔としては世界第3位の高さを誇る137ｍの南塔は1359年に完成。

ズームレンズの広角端で撮るとこんな感じです。

EOS40D EF-S18/135（倍率7.5）
f/13
1/500sec
ISO-400
焦点距離　18ｍｍ（最短）

シュトック・イム・アイゼン広場から北西に延びる幅33ｍ、長さ300ｍに及ぶグラーベンの中程に建つペスト記念塔　　13：06

ペスト記念塔の上部の黄金の三位一体像

いつでも歩行者天国のグラーベンは細長い大広場のようです。

大型トラックが突入されたら・・・と想像すると震撼させられます。

グラーベンのストリート・カフェでランチしました。

スパゲティ・ボロネーズ（ミートソース）

ウィンナ・シュニツェル

二人でシェアして二品食べました。

メニューはファミレスのような写真付きで、ドイツ語が分からなくても問題ありません。13：46

WIENER STADTBRAU 　13：56
直訳すると「ウィーン市醸造所」ですがパブレストラン？

デモ隊を先導する警察官　　13：51

500万人・・・

ビアフラの飢餓の惨状を訴えるデモのようです。

飲料水給水所　Drink Water!

パリでも見かけたことがあります。
http://img.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/31/12/07/src_31120786.jpg?1385173988
この人も写真を撮っています。

白バイではなく青バイの警察官

白でも青でも、どちらでもいいバイ

ケルントナー通りのモーツァルト土産店　MOZART SOUVENIRS

FOREVER 21

FOREVER 21（フォーエバー トゥエンティーワン）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州 ロサンゼルスに拠点を置く、ファストファッションストアチェーン。アメリカ合衆国内のほか 、世界10ヶ国に460店舗（2009年現在）を置く。

ウィーンが発祥の地といわれるストリート・カフェ　　14：10

SWAROVSKI

スワロフスキー（Swarovski）は、1895年にオーストリアのチロル州で創業したクリスタル・ガラス製造会社。 Wikipedia

地下鉄の車内

ウィーン西駅の地下鉄通路

地下通路で結ばれていることは底冷えのするウィーンの真冬にはありがたいことです。

一旦ホテルで一休みしてから、ディナーコンサート会場であるシェーンブルン宮殿へ向かいます。16：19

シェーンブルン駅の表示もこんな風にしゃれています。

路線地図と地下鉄4号線の時刻表

シェーンブルン駅のホーム

ホームのタイル模様

シェーンブルン宮殿案内図

建物（赤で示す）に比べて広大な庭園の規模がわかります。

シェーンブルン駅入口

オランジュリー（宮殿温室で、特設コンサート会場）前で当日券を売っています。

オランジュリーの現在位置 16:26

コンサート会場の展示物

モーツァルトの関連でしょうか。

コンサート会場

オランジュリー
Orangerie

オランジュリーの庭園側の外観

オランジュリーにあるマリオネット劇場

マリオネット劇場の操り人形のコレクション　16：36

マリオネット（操り人形）

人形の衣装のデザイン

シェーンブルン宮殿前庭（広場）

宮殿前には観光馬車が待機していました。16：51

マリア・テレジア　　　
Maria Theresia
どこで撮影したか覚えていませんが、宮殿内部の見学が17時までで、急げば間に合うと言われてチケット売り場へ行ってGRAND TOUR（26部屋見学）のチケット13.3ユーロを買った。オーディオガイドの日本語の説明がとても分かりやすく、十分楽しめた。

マリア・テレジア （独: Maria Theresia, 1717年5月13日 - 1780年11月29日）は、神聖ローマ皇帝カール6世の娘で、ハプスブルク＝ロートリンゲン朝の同皇帝フランツ1世シュテファンの皇后にして共同統治者、オーストリア大公（在位：1740年 - 1780年）、ハンガリー女王（在位：同じ）、ボヘミア女王（在位：1740年 - 1741年、1743年 - 1780年）で、ハプスブルク君主国の領袖であり、実質的な女帝として知られる。

宮殿内部の見学を終えて、オランジュリーのチケットボックスでオンライン購入のバウチャー（95ユーロ）をディナーとコンサートのチケットに換えました。

グロリエッテ　17：43　

丘の上に建つギリシャ神殿風パビリオン

1757年のプロシア戦での勝利を祝い、戦没者の霊を慰める意味をこめて、マリア・テレジアが1775年に建てた。

ディナーは18：30からなので、宮殿の南側へ回って庭園の一部を見学した。

花壇にはピンクのゼラニウムが満開でした。

庭園に面した南側の外観ですがよく見ないと北側と区別が難しいです。17：46

庭園内の並木

一風変った門？ですが、何でしょう。

正面入口

入って左側の建物にチケット売り場があります。

入口から宮殿までは200ｍほどあります。

宮殿内部の見学の入口は左の端にあります。

表紙の写真の噴水　　18：09

レジデンツRESIDENZ　　18：10

この入口を入るとレストランがあり、コンサートの前のディナー（18：30～）はここが会場です。

ディナーのメニュー

・ビーフコンソメ
・ローストビーフ（グレービーソース）＋ポテトパイ＋トマト
・デザート

私のディナーやコンサートの服装はこんな風です。
格式高いオペラなどには行きませんので。

・ローストビーフ（グレービーソース）＋ポテトパイ＋トマト　　18：57

満開のバラ　　19：47

建物の壁の色はマリア・テレジア・イェローで、その色に合わせたように感じます、

オランジュリー（宮廷温室）の外を回ってコンサート会場へ向かいます。19：48

そろそろ観客が入り始めました。

入場開始はコンサートが始まる30分前の20：00

開演前のコンサート会場

コンサートは20：30に始まります。

休憩時間には外に出てみました。21：15

暑くも寒くもない気持ちよい気温でした。
この日のウィーンの気温は23/16℃
日没時刻　20：44

空はまだ薄闇（うすやみ）の蒼（あお）が残っています。21：15

「薄闇の蒼」は吉田美和の歌"SWEET SWEET SWEET" の歌詞にあるので・・・

市内のコンサートホールでの休憩時間とは雰囲気が違います。

室内のコンサート会場の続きのホールでのドリンクサービス

モーツァルトの衣装でしょうか。

休憩時間中のステージ　21：19

表紙の写真

シャンデリア

午前中のハイリゲンシュタットと午後のケルントナー通りとグラーベン、
それに夕方からのシェーンブルン宮殿見学とディナーコンサート

パッケージツアー以上に中身の濃い一日でした。
明日は日帰りでモーツァルトの故郷ザルツブルグを訪れます。