西安の化覚巷清真寺・イスラム寺院

2014/10/30 - 2014/10/30

西安市の中心鐘楼から西へ徒歩で100ｍほど、鼓楼を通過すれば｢西安回民街｣という歴史感漂うイスラム街が見えます。ここには、外形や歴史がそれぞれ異なった約十棟のイスラム寺があり、約四万人の回族の人が寺の周りに住んでいます、イスラムの古い宗教伝統と生活習慣が守られ受け継がれています。回民街の中にある化覚巷の通りに有る所から化覚巷大清真寺（イスラム寺院）と言われています。中国で現存する最も古い化覚巷大清真寺（イスラム寺院）です。中国の清真寺（イスラム寺院）は長い歴史を持ち、雄大な宮殿式の古代建築群で、イスラム文化と中国文化との融合によって生まれた建造物です。このモスクは唐の天宝元年（紀元742年）に建て始められ、宋、元、明、清の各時代に改修され、現在のような形になりました。ドームのあるイスラム寺院で無く、仏教寺院に似せた形にする事で異文化の中国で生き残ったのです。

エリア 西安(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エアトリ

入場料２５元。割引なし、日本語の出来る“馬俊祥さん”が丁寧に案内して下さいました。清真に付いて勉強になりました。ぜひ見るべきです。馬俊祥さんの携帯電話は１３７０９１８８３３１です。日本語で案内をしていただけます。入場料２５元を払えば案内料は掛りません。馬俊祥さんは 化覚巷清真寺の方です、

化覚巷清真寺の平面図、総面積は約1万3000平方メートルと広い。

回民街は西安市の中心である鐘楼に近く鼓楼の北西側にあります。地図に掲載していない路も多くあります。

第一院には木牌坊、寺内に十七世紀の初めに建てられた木製の鳥居は大きく、高さが9メートルに達します。鳥居は瑠璃瓦構造の軒に覆われ、屋根の四角はすべて上に持ち上がったデザインで、彫刻も工夫が凝らされています。

西安大清真寺は742年、唐朝の玄宗時代に当時シルクロードの東の端であった長安（今日の西安）で建造され、後の何回か改築が行われ（とりわけ明朝の洪武帝の治世のもとで）、今日現存している物は明朝建築風な物になっている。

化覚巷清真寺の石碑。陜西省重点文物保護単位。

照壁。

中国のイスラム寺院は中国伝統的な建築理念とイスラムの建築風格は完璧に融合されているのに驚きます。仏教寺院に似ています。

左右対称に配置されています。

第一院には五間楼。

清真寺の額。

文様はイスラム風。

第二院には石碑坊

第二院には沖天彫龍碑。

第二院には沖天彫龍碑。

第二院には敕修賜殿、南宋時代の礼拝堂。

敕修賜殿の碑。
殿内に七つの碑があります。その上にアラビア文、ペルシア文、漢文で刻んである碑記が付けられています。

第二院には敕修殿月碑、鍵が架かっていて見えません。

方天衍派の額。

第三院には省心楼、工事中。

第三院には省心楼の碑。

井戸。

第三院には講経堂、

石碑。

井戸

一真亭

一真亭の碑。

第四院には鳳凰亭、官殿、礼拝大殿がある。

この礼拝大殿の額は馬さんのお爺さんが書いたそうです。

礼拝堂。

礼拝堂。敷いてるのはペルシャ絨毯。

神様。

煉瓦彫刻。

天井の文様。

雨に濡れるとネズミが浮かんで来ます。

石碑。

石碑。

ペルシャの文様。

メッカの図。

清真寺平面図。

貴為和

柘植の樹

メッカの図