西安の城壁・城門・２/２

2010/06/25 - 2010/06/25

都市を守る城郭は、旧大陸では珍しくない。それは都市の景観に、一層の美しさを添えてくれる。美しいお城見物は、旅の楽しみの一つになっている。ヨーロッパなどでは、それだけのツアーまである。ただ中国の場合、事情はすこし違っているようだ。わずか５０年ほど前まで、中国では人々は、狭い城郭の中で暮らしていた。外国からの侵略軍はもとより、各地に割拠した軍閥、群盗、流民から身を守るには、頑丈な城壁に囲まれた城内で暮らすしかなかった。中国の人たちが城内の生活から解放されたのは１９４９年の人民中国の誕生以来と言っていいだろう。平和が来
ると、城は要らない。北京を始め各地で城壁が取り払われた。街を取り囲んだ城壁の跡は、広い環状線に生まれ変わった。これは中国５０００年の歴史で例のないことだ。ただ一つの例外を残して。

エリア 西安(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

全国第一批重点文物保護単位
永寧門（南門）。南大街を北に向かうと鐘楼がある。中国の古都と言えば、この「西安」だ。かつて「長安」の名で栄えた。紀元前１２世紀以来１１王朝に都になった。

南側は住宅地もあり、南門の交通量が多い。

中央の楼閣。海宝くんがお迎えします。

南側は住宅地もあり、南門の交通量が多い為緩和の為、解放後開けられた門です。

楼閣の後門。前門と後門の距離が一番長い、つまり敵を閉じ込める広さが大きいと言う事です。

城門から鐘楼を眺める。排気ガスで霞んでいる。

南門の内側にある石碑、陜西省第二批重点文物保護単位

南門の脇にぽつんと建っている、

碑林博物館があるので書にかかわる物を販売する店があつまる。

碑林博物館があるので書にかかわる物を販売する店があつまる。

中国一の所蔵数を誇る。

６５歳以上半額。７０歳以上無料。外国人に適用する所と適用しない所があり、統一はされていない。

第一批全国重点文物保護単位。

ここも交通混雑。

一番小さな門です。

片側４車線。

中央は広場。

銅鏡が飾られている。

左右の車線が離れている。

レストランだったのか？今は閉鎖されてます。

ここは丸くなっています。

一孔の丸い石橋。

４車線とバイク歩行者が通れる門。

中央の楼閣。これは西安の観光スポットの一つ「西門」。

全国第一批重点文物保護単位西安の城壁で最大の西門。（安定門）

ロータリーを持つ大きな門。中庭からは、城壁に上がる階段（写真左）があるが、敵の侵入に備えて強固な煉瓦造りの番所が設けてある。

門の内側、西門を抜けるとまた門がある。仮に後門と呼ぼう。

真直ぐ通り抜けられます。

北東の角には広仁寺があります。

道端でマージャンを楽しんでます。ギャラリーが多い。

片側２車線の通り。

北側への車の量も多い。

中央の楼閣も一段と高く聳える。

西安城壁　安遠門　全国第一批重点文物保護単位。

大きな城門なので歩いて抜けるのも大変です。

城門の内側、入場は有料。