2014/05/29 - 2014/05/30
3位(同エリア158件中)
Halonさん
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トルファンは海抜0メートル以下でとにかく暑いらしい。真夏は体温以上になるから扇風機が使えないと旅番組で言っていたのを思い出す。だから5月のうちに片付けておきたい場所だ。見所は郊外に多いからお手軽1日ツアーを利用した。
【交通】
5/29 ウルムチ0900 ⇒ トルファン1200 バス 45元
5/30 トルファン1日ツアー 85元
【宿泊】5/29-30 白駝青年旅舍:8人ドミトリー 40元
【標高】トルファン:30m(郊外のアイディン湖は水面が-154m)
【為替】1元≒16.6円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝からトルファンまで移動。まずは路線バスを乗り継いでウルムチ南郊バスターミナルへ。
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路上では一人60元で相乗りタクシーに誘われるが無視してチケット売り場へ。
トルファン行きバスは45元。口を尖らせて「トゥールーファン」とウの発音を強調しないと通じなかった。 -
ウルムチ市街を出ると荒野が広がる。そのうち風力発電地帯に入った。
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北に見える雪山はボゴダ峰か。
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荒涼とした山間部を抜けて走る。
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事故車が晒し物になっていた。やり方が中国らしい。
トルファンの街の入口で検問あり。観光地だからかパスポートは一目みてパス。 -
約3時間でトルファンに着いた。バスターミナルを出るとさっそく客引きから声が掛かる。
「明日はどうするの?そう、1日ツアーね。じゃあ9時に迎えに来るよ。今日はこれからバザールでござ〜るを見て、夕方は博物館に行くといいよ。俺、安岡力也」とボスと呼ばれる男から日本人向けの口上を頂いた。 -
それから「トルファン賓館のドミトリーは地下の部屋だからよくないよ」と言って、もともと泊まるつもりの白駝青年旅舍まで5元で連れていってくれた。
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ここはYHAに加盟してないのでネット予約できなかったが飛込みで泊まれた。
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8人ドミトリーが40元。最初に薄緑色のシーツ一式を貰う。清潔さは問題なし。
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部屋の外の共用スペースも広くて居心地がよかった。
水道水がとても冷たくて気持ちよかった。満足度:70点 -
壁にはメッセージがびっしり。
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まずは歩いていける博物館へ。入口の事務所でパスポートを見せて入場券を貰う。バーコード式ロッカーに荷物を預けてから見学開始。
トルファン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ここにもミイラの展示コーナーがあった。
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ウルムチの博物館を見た後なので軽く流したが、このミイラだけは視線が合ってしまい無視できなかった。ミイラに見られるとは。
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恐竜の骨格コーナーはなかなか見ごたえがあった。
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アスターナ古墳出土の鎮墓獣。インドネシアっぽい。
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吐峪沟の石窟を再現した部屋。
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館内でしばらく休憩。
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紫芋のアイスを発見(1.5元)、安し、うまし。
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葡萄棚が続く静かな通り。
青年路のブドウ棚 散歩・街歩き
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通りの周辺で昼間からビールを飲む男たち。
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バスターミナル近くのバザールまで歩いてきた。
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頭の中でイメージする典型的なシルクロードのおじいさん。
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帽子売りの子は少年のようだが衣装は少女風。
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デーツ入りの甘〜いジュースがおいしかった(1元)。
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草花の種類ごとに蜜があるようだ。
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シルクロードの伝統的な柄が並ぶ。
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市場の屋台で人気ナンバーワンがこのヨーグルト。氷と甘いシロップをかけてくれる(5元)。
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最初は当たりそうで避けていたのだが、思い切ってトライ。濃厚な食感がたまらん。
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街路樹の表面は土埃が付着していてかわいそうな状態。
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夜は同室の中国人と4人で出かけた。公園で夕涼みのあと、
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ビアガーデン風の店で
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串料理いろいろ。
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暑い夜はビールに限る。烏蘇啤酒の金ラベル。
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5月30日(金)
9時集合の1日ツアーは中国人6人、日本人3人の参加。
バザールでござ〜るのおっさんも客が集まり上機嫌。 -
まずは火焔山の前を通ってベゼクリク千仏洞へ。
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手前にある谷がすばらしかった。
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ここを見た段階で相当に満足。
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全員が降りて記念写真。
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ベゼクリク千仏洞に到着したが、手前にラクダ乗り場があり、
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「火焔山」の石碑の前でまた記念写真。この子がメンバー内のマドンナ的存在。
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そのあと後ろに広がる砂山に登り始めた。こんな場所で体力消耗したくないなと思いつつも仕方なく登る。
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ここも火焔山と繋がった東の外れということかな?
山の中腹にある平坦地まで登って一休み。でも日陰がないよ〜そこで他人の陰にしゃがんで隠れる。 -
「ここまで登ったら十分だよね〜」と合意形成を図るも失敗。誰かが先に進もうと言い出し、全員がそれに続く(アチャ〜)。皆さん、若いねえ。僕は自分の体力をかんがみ、一人だけリタイアすることに。
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代わりにベゼクリク千仏洞(20元)をじっくり見学、つかこっちを見にきたんですけど、、
ここは壁画が削りとられていて残っていないと聞いていたが、思っていたより雰囲気は残っていた。こういう場所は一人で回るほうが空想に浸れる。ベゼクリク千仏洞 史跡・遺跡
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10〜12世紀に造られた窟が並ぶ。見学できたのは20、26、27,31、33、39窟。内部は撮影禁止。
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特にガイドは付かないが、窟の中にいた管理人が満足げに説明してくれた。
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千仏洞の手前にはいろいろモニュメントがある。
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目の前に迫る土の壁はあまりに現実離れしていて舞台背景の絵に見えてしまう。小さな人間との対比で益々雄大に感じる。
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帰りにも火焔山に寄って撮影。山の正面の撮影ポイントには手前に余計な作り物が並んでいる。
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トルファン郊外に戻り葡萄溝へ。
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手前の食堂の店員が派手。これで釣合いが取れているバックの風土もすごい。
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干し葡萄屋のお姉さんがトモちゃん似の美人。
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我らがマドンナが「あなた、綺麗ね」と言うと「あなたこそ綺麗だわ」と互いに褒めあう場面も。ここの干し葡萄は結果的に一番安かったが、この時は安さが分からず買わなかった。他のメンバーはここで大量に購入。手前にいるおば(ブ〜!)お姉たんの値切り交渉がすごかった。
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葡萄溝へは誰も入場しなかった。60元もする割りにウイグル舞踊はやってないそうだから入らなくて正解だと思った。
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お姉たんから貰ったキュウリ。
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続いて交河故城(40元)。巨大な船のような台地に仏塔、行政区、居住区などが造られている。
交河故城 城・宮殿
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船の先端にあたる南門から台地に上がる。南北を貫く中央大道。
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行政区は地下底院のみが残る。
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中央部に広がる居住区。
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はるか遠くに中央大塔が。時刻は4時だがまだ太陽が高い。日陰を見つけて休憩しながら見学しないと熱中症になりそうだった。
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中央大塔。
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大仏寺の境内はかなり広い。
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僧房跡。ここの日陰でも休憩。
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北の外れにある塔林。林立していた塔の土台のみが残る。在りし日のイメージを膨らませるのも大切。
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再び居民区をすり抜け南門へ。1時間強で全域を見学できた。メンバーを待つ間に食べたスイカが格別だった。
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続いてカレーズ民俗園(40元)。ここは見るつもりがなかったのだが、メンバーが全員入ったので釣られて入場。
カレーズ民族園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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だがやはり大はずれ。メンバーからも大不評。
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それもあって次の蘇公塔は周辺から眺めるだけに留めた。藪に分け入った甲斐あり絶景ポイントを見つけた探検隊。
最後は昨日見た博物館だったので僕だけはユース前で降ろしてもらう。これでも予定から3時間オーバーの6時半に帰着。寄り道の多いメンバーのせいで丸1日かけたツアーとなった。ドライバーさん、ご苦労さま。蘇公塔 建造物
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夕食前に飲んだ烏蘇ビールの赤ラベル(通称:ホンウースー)は今回の旅のコストパフォーマンス賞(4元)。
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夕食は同室の中国人と二人で羊の串焼きにまたビール。
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羊肉はくせが無く問題なし。間に挟んである脂身もアクセントになって食欲をそそる。
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羊肉ならではの美味しさを感じた瞬間だった。
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この旅行記へのコメント (2)
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- オークンさん 2014/07/24 21:05:12
- マドンナはドンナお顔か気になります
- Halonさん こんばんは
今回はウイグルから中央アジアですか。いいですね。
ウイグルは私も昔から行ってみたいと思ってるんですがいまだに行けてません。
ここ最近、中国から始まるHalonさんの旅のプロローグもワクワクします。(一応ウイグルも中国ですが)
白駝青年旅舍の共用スペースはエスニックで涼し気ですね。冷たい水道水と聞いただけで、今すぐ昼も夜も蒸し暑いこの国を脱出したくなります。
ウイグルは人も良さそうだし、見どころたくさんありそうですね。
私は旅先での食事は空腹が満たされれば充分という考え方なのですが、ウイグルに関してはカバブや果物など食欲をそそられるものがたくさんありそうです。
ところで食事と言えば、おにぎりの写真が出てきましたが、以前日本在住の40代の中国人女性と話してた時、子供の頃中国で日本のアニメを見ていて登場人物がおにぎりを食べるシーンが出てきて、とても美味しそうに見えたという話を思い出しました。
実際来日して食べたらとても美味しかったとも言ってました。今では中国のコンビニで買えるんですね。
これからの旅の展開楽しみにしてます。
オークン
- Halonさん からの返信 2014/07/24 22:51:49
- RE: マドンナはドンナお顔か気になります
- オークンさん こんばんは
ウイグルは私も20数年前から行きたいと思いつつ、今回やっと初訪問をはたしました。
食べ物も人の顔も中国とは違い、国境を越えずにもう一カ国に行ったような気分です。
中国のユースには今回だいぶお世話になりました。どこも共用スペースが快適でスタッフも親切でよかったです。そしてwifiがつながるのがありがたかったです。
コンビニおにぎりは中国では初めて食べてみました。90年代の台湾にはすでにあったのですが、中国だと案外最近に現れたのかもしれません。味は普通においしかったです。
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