2014/06/21 - 2014/06/22
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Halonさん
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敦煌といえば莫高窟。NHKシルクロードの世界についに来たぞ〜
喜太郎の音楽が頭の中で流れ始める。「私たち取材班は・・・」という石坂浩二のナレーションも聞こえてくる。
敦煌の街は夜市や名物小料理店がコンパクトにまとまっていて居心地がよかった。ユースホステルもたくさんあってシルクロードの貴重なオアシスだ。
【交通】
6/21 ハミ南0143 ⇒ 柳園0543 K1662次 硬座 27.5元(317km)
柳園 ⇒ 敦煌 ワゴン 26元
敦煌市内 ⇔ 鳴砂山 バス 1元×2
6/22 敦煌市内 ⇔ 莫高窟 バス 8元×2
【宿泊】文昌青年旅館 シングル 40元
【標高】柳園:1800m 敦煌:1140m 【為替】1元≒16.6円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
6月21日(土)
1時43分発の列車は柳園までノンストップで走った。 -
5時43分、柳園着。朝は少し冷んやりする。それもそのはず、柳園は標高1800mの高地にあったのだ。駅前では敦煌行きタクシーが客待ちしていた。4人相乗りなら一人50元。
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6時過ぎまで待つとワゴン車が現れた。こちらは26元なので迷わず乗り込む。
客満になるのを待って7時ごろ出発。 -
9時過ぎに敦煌市内に到着。最後まで乗り続けて東外れのバスターミナルで降りる。
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目に付いた青年旅舎に入ってみるが外国人の泊まれない”なんちゃってユース”だった。
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国際ユースホステルを探す途中でもう一軒あったので冷やかし半分で覗いてみたら、ここは外国人OKとのこと。
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部屋もシングルで40元と安かったので一泊することに。
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液晶TVに湯沸しポットがあり、室内でwifiがびんびんにつながる。
トイレ、シャワー室が一緒になっている点が不満。シャワーの温度が微調整できるのは○。満足度:80点、その後は居ついて3連泊 -
回族の女将さんは近所の民生委員のおばちゃんに似ていてほっとする。白い帽子をかぶっていても食堂はやっていない。
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遅い朝飯を求めて外へ出る。大通りには食堂が連なっていた。その中から臊子麺(サオツーミェン)7元を初体験。酢の効いたスープは自分好み。豆腐、ネギ、人参とひき肉少々のトッピングもナイス。
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3路バスに乗って終点の月牙泉へ。運転手は大きなマスクで顔を覆った女性。
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前方に鳴砂山がそそり立つスケール感を味わえた時点でかなり満足。
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自転車に乗ってラクダの散歩中。
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砂場アート
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入場券売り場が立派すぎる。
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標識も日本語、韓国語を表示。
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館内には土産物屋、バス運転手の休憩所、郵便局まで揃っている。
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四季の鳴砂山を画面で紹介するコーナー
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ここには最初から入る気がないので周辺を調査。
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周辺にはユースが3〜4軒もあった。
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ラクダ・ステーション発見。
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ラクダ部隊はここから砂漠に出動していたのだ。
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入ってはいけない場所を歩いているつもりが、その先にもユースがあった。
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中は廃屋かと思いきや、スタッフに連れられて泊り客が来ていた。
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相部屋1泊35元だそうだが食事には困りそう。
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その先にはバレーボールコートまで完備。
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立入り禁止の柵の手前にも砂丘は広がっている。
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その中で砂浴療法をする人。
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砂丘を下るとサンダル内が砂だらけになり熱くて耐えられない!
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周辺にはユースが乱立していて若者グループが泊まりにきていたが相当に退屈しそう。キャンプファイヤーを囲んでフォークギターをかきならすにはいい場所かも。
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周辺には四角い土造りの民家。
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この辺りで家畜といえばラクダのようだ。
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ここは月牙泉村。砂丘の向こうが月牙泉あたりだろう。
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旅客センターに戻ってミニ博物館を見学。
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再びバスで中心部に戻る。歩いていたら敦煌特色小吃街を見つけた。小さな店が20軒ほど連なり、各店に特色がある。
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いろいろ迷った末に無難な羊肉ワンタン(8元)を食べてみたら大当たりだった。久しぶりにあっさり繊細なスープに感激。
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地下のスーパーで買い物。全国のスーパーで見かける北京二鍋頭酒を初めて買ってみた。100ccが2.5元と格安だが蓋がゆるくて持ち歩いている間に手のひらに漏れてきた。味は強烈ではあるが変な癖はさほどなくマオタイ酒より飲みやすかった。
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宿の近くに夜市があるので足が向く。
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この日は土曜日とあって屋外ステージではシルクロード風の舞踊が披露されていた。
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チェンライをふと思い出す。趣はだいぶ違うが。
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金麦芽西涼ビールはまあまあ美味しい。祁連山脈の水使用というのもいい。(600cc,4元)アルコール度数は中国としては高めの4.3%
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6月22日(日)
朝はセルフサービスの店で八宝粥(2元)に満足。 -
敦煌飯店の前で客待ちしている莫高窟(モーガオクー)行きのバスに乗る(8元)。
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途中、駅の前から右に曲がって砂漠の道に入っていく。
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やがて横長い崖が見えてきた。頭の中で喜太郎の音楽を再生して気分を盛り上げる。
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外国人料金180元を覚悟していたが「次の日本語説明は12時からですがどうしますか?」と聞かれ、1時間半も待ちたくないので中国人料金160元で入ることにした。チケットを選べるとは知らなかった。
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チケット売り場の奥に歩いていったが橋が工事中ならしく、
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引き返して手前の橋を渡る。
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お〜!柵で仕切られた石窟群が見えてきた。
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入場ゲート前に並ぶと、
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レシーバーを渡された20人ほどが次に入場できる。
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説明員について第29窟へ。石窟の鍵は説明員が持っていて客が出終わるのを待って戸締りしている。
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唐代に作られた窟の中央部に清代の仏像があるパターンが多いようだ。職人の技術の差により真っ白な仏の隣に真っ黒に変色した仏がいたのには驚いた。
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印象に残ったのは仏の目にガラスが埋められたもの(16、17窟)、インドの影響を受けて飛天がふくよかなもの(428窟)、東方のモナリザ(244窟)、35.5mの大仏(96窟)、涅槃仏(148窟)など様々。
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最初のガイドについて12の窟(29,323,324,325,329,16,17,428,259,244,237,96窟)を見学。その後は自由に歩き回って他のガイドの説明を聞いたりしながら10の窟(148,100,292,202,204,44,331,55,23,24窟)を見た。別料金のかかる特別窟ではガードマンが他の客は入れないように立っている。僕は知らずに入ろうとして断られた。
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結果的に最初についた女性ガイドが説明もゆっくりで聞き取りやすく、こちらの質問にも丁寧に答えてくれてベストだった。総じて女性ガイドのほうが上手だったが男性でも1人だけ上手な人がいた。アルバイト風でもごもご口ごもったガイドに当たると不運。
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向かって左側の外れにあった館。ここまで来ると観光客も監視もいない。
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床の装飾
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その後、蔵経洞陳列館を見学。
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ここには第17窟から発見された経文や文物画の複製が多く展示されている。
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大谷探検隊の活動紹介。
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世界に散らばった文物一覧。中でも日本にあるのが多く、女性が「日本、やり過ぎ」と驚いていた。
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窟の外壁にも壁画。
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最後にチケット売り場の手前にある石窟文物保護研究陳列センターを足早に見学。
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ここには有名石窟のレプリカがありもう少しじっくり見てもよかった。
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仏像の骨組み。
莫高窟にはトータルで4時間ほど滞在した。 -
行く前には周辺の砂漠も見てやろうと思っていたがそんな余力は無かった。石窟を見ている間は壁画を見て説明を聞くのに忙しく、頭の中で喜太郎の音楽を再生するどころではなかった。
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15時半、中心部に戻って遅い昼食に青菜炒肉盖焼麺(15元)を食べる。
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回族の店によくある写真付のメニュー。
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街中にはまだまだ無数に青年旅舎が存在していた。ここはドミ30元で中は小奇麗。
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夜市の通りを上からパチリ。
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手書きTシャツの露店。
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夜は大肉片砂鍋(15元)。太めの春雨にでっかいチャーシュー、コンブ、細切豆腐、青菜、ネギなど乗っていて満足な一品。
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丸いパン(白餅)と一緒に食べるのが一般的。
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再び夜市の通り。各種ひょうたん絵。
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ドライフルーツ屋でユーラシア旅行社の一団が買い物していたので、その様子を横から見物。ついでに試食もさせてもらう。
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カラオケ屋のネオン。
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帰りにスーパーで買い物。鶏の足を初めて買ってみたがほとんどがゼラチン質で食べられるところが少ない。学生ザーサイって遠足のおやつ用?
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