2014/02/08 - 2014/02/11
561位(同エリア2167件中)
赤い彗星さん
島根と言えば出雲大社を連想する人が多いのではないでしょうか。
正式名称は、いずものおおやしろだったんですね。
遷宮翌年は、御利益がアップするというのも帰ってきてから知りました。
大国主命の奥様がヤキモチを妬かないように、美保神社との両参りがお薦めだそうです。
出雲と言うと、古事記に連なる日本神話の故郷のイメージがあります。
スサノオやヤマタノオロチ、フリガナを付けてもらえないと
読むことさえ出来ない八百萬の神々。
古代ロマンやミステリーに溢れた地でもあり、いつか訪れたいと思っていました。
近年は、縁結びのパワースポットとして取り上げられる事が多く、
若い女性の参拝客も大勢見かけました。
- 旅行の満足度
- 4.0
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松江しんじ湖温泉駅から、一畑電車に乗って出雲大社に向かいます。
電車内では、参道を線路が横切る粟津稲生神社や出雲ドームなどの
車窓の風景ついて、車掌が観光客に説明をしてくれます。一畑電車 乗り物
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一畑電鉄の出雲大社駅です。
駅を背に、右に行くと出雲大社。左に行くと旧大社駅があります。 -
旧大社駅にやってきました。出雲大社駅から、徒歩で約15分です。
明治45年(1912)に駅舎が建造され、大正13年(1924)に改築されています。
JR大社線は、平成2年(1990)に廃線となり、駅としての役目も終わりましたが、駅舎は平成16年(2004)国の重要文化財に指定されました。 -
出雲大社の表玄関口として、神社様式が取り入れられた木造建築となっています。
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駅舎の中は、かなり広々としています。
高い天井には、灯篭型の和風シャンデリアが取りつけられています。 -
観光案内所も当時のまま残されています。
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当時は、東京からの夜行列車なども運行されていたということで、地方駅のホームとしては、かなりの長さを誇るホームが残っています。
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ホームの鉄板にウサギが描かれています。因幡の白兎の神話が由来でしょうね。
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ホーム間には、レールもそのまま残されています。
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蒸気機関車D51も展示されていました。
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出雲大社駅と旧大社駅の途中には、出雲の阿国像が建てられていました。
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出雲の阿国像の道路を挟んだ向かい側には、出雲国風土記の冒頭に記載されている、出雲創造神の八束水臣津野命(やつかみずおみつぬのみこと)の国引き神話の壁画も建てられています。
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一の鳥居前を流れる堀川です。真中に敷居がありますね。
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出雲大社神門通りの一の鳥居です。大正4年に建てられた鉄筋コンクリート製の鳥居です。
当時は日本一の高さを誇ったそうですが、現在は和歌山の熊野本宮大社の大鳥居が、日本一高い鳥居となっています。神門通り 名所・史跡
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出雲大社の前の交差点を右折して坂を下りていくと、島根県立古代出雲博物館が建っています。
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出雲大社や古代出雲の国にまつわる出土品が、豊富に展示されています。
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寄り道ばかりしていましたが、やっと出雲大社にやってきました。
二の鳥居となる勢溜の木製鳥居です。
この鳥居の周りには、以前芝居小屋などが建っており、大変賑わっていたことから、人の勢いが溜まるという意味で勢溜(せいだまり)と名付けられたそうです。 -
二の鳥居をくぐると、下り参道が続いています。
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下り参道を下りると、正面に三の鳥居となる鉄製の松の参道鳥居が現れます。
正面の参道は、皇族や勅使のみ通ることが許されており、一般の参拝客は通ることを許されていなかったそうです。
現在は、松並木を守るために通行禁止になっています。 -
平成の大遷宮を記念して、御柱建立を再現したものです。
古代の高層神殿を支えた、丸太三本を一本の柱としたものが建てられていました。 -
四の鳥居前の参道脇にあるムスビの御神像です。
大国主大神(おおくにぬしのみこと)が、幸魂・奇魂(さきみたま・くしみたま)を拝している場面を表しています。 -
御慈愛の御神像です。
サメに皮をはがされ苦しんでいた白兎に、治療法を教えてあげている大国主大神の場面が表わされています。 -
御慈愛の御神像の横には、だいこく様の石碑が建てられています。
白兎との神話のエピソードが、碑に書かれています。 -
青銅製の四の鳥居(撮り忘れた)をくぐって左側に、神牛(しんぎゅう)と神馬(しんめ)の銅像が安置されています。「神牛」の頭を撫でると頭が良くなるとの事で、銅像の頭がテカテカになっています。
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「神馬」の鼻面を撫でると、子宝を授かる安産の御利益があるらしく、こちらもまたテカテカになっています。神牛と神馬は、共に神様の乗り物として祀られています。
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拝殿の大注連縄もかなりの大きさですが、より大きな注連縄が、神楽殿に懸けられています。
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拝殿の注連縄のアップ。
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国宝の本殿前の八足門です。本殿内部には入れないので、ここでお参りすることになります。
男神である大国主命を祀る出雲大社と奥方の女神である三保津姫を祀る美保神社を、セットでお参りするのがいいそうです。
そうしないと三保津姫が、ヤキモチを妬いてしまうそうです。
ということで最終日に美保関を訪問することにしました。 -
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神殿前には、高層神殿の柱の場所や大きさを表わす跡が印されていました。
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本殿の両脇にある十九社です。こちらは本殿右側の東十九社です。
神在月の神在祭の期間、全国各地から集まられた八百萬の神々の宿舎となる場所です。 -
外からしか見れませんが、出雲大社の本殿です。
ちょうど昨年は、伊勢神宮と同一年での大遷宮で大いに話題になっていましたね。 -
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真後ろから、神殿を眺めた風景です。
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神殿の後ろ側にある彰古館です。多数の大黒様や恵比寿様が飾られていました。
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本殿左側の西十九社です。
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神楽殿です。
こちらが、長さ13.5M、太さは最大8M、重さ4.4tの日本一の大注連縄です。 -
出雲大社を参拝した後、バスで日御碕まで往復し、夕刻帰りがてら出雲大社を再訪しました。
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参拝客で混雑していた本殿前の人もまばらです。
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拝殿前も閑散としています。
人のいない出雲大社は、貴重かもしれません。 -
神牛、神馬は、一つの社に安置されています。
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下り参道も下まで見渡せます。
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二の鳥居から、神門通りを眺めた風景です。遠くに一の鳥居が見えます。
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