2013春、韓国旅行記26(8/19)：4月9日(6)：慶州、普門湖、染井吉野の並木、花筏、勝手に名付けた普門橋

2013/04/08 - 2013/04/10

慶州の桜の名所の一つ、普門湖湖畔の桜並木の紹介です。新しく出来た観光用の橋がビュー・ポイントになっていました。一帯は慶州普門観光団地として整備されています。

エリア 慶州(韓国)

普門湖（プムンホ）とその周りの光景です。普門湖は、慶州普門観光団地の開発計画により、慶州市の東にある明活山の城跡に造られた50万坪規模の人工湖です。普門観光団地には、慶州ヒルトン、慶州コンコード、コモドール慶州チョースンやホテル現代・慶州などの名門ホテルが立ち並びます。

普門湖（プムンホ）と、その湖上に架けられた木橋のような外観の人道橋の光景です。その周りのソメイヨシノが見頃でした。

普門湖に架かる橋の袂付近から眺めた光景です。湖畔に沿って桜並木が続いていました。橋の途中には、観桜などのための広いスペースが設けられていました。

分かりませんでした。この後は便宜上、『普門橋』と呼ぶことにします。一旦、普門橋が架かった場所から離れて、その周りの散策です。

普門湖と、その川面に向かって枝垂れるソメイヨシノの光景です。韓国では韓国固有種の王桜とソメイヨシノが同種であるとの説が主流とされていますが、日本でのDNA鑑定結果では、別種とされています。

普門湖と、その湖畔のソメイヨシノの光景が続きます。王桜（おうさくら）は、バラ科サクラ属のサクラの一種です。韓国語読みは『ワンボッコッ』などです。済州島漢拏山と全羅南道海南郡（テドゥン山に自生している、韓国の固有種です。韓国では、王桜と染井吉野の呼び方は、同じ『ワンボッコッ』で、区別されていないようです。

見頃だった普門湖畔のソメイヨシノの光景です。現在ではソメイヨシノは最初の親をエドヒガンと日本固有種のオオシマザクラとし、全て接木や挿し木によって人工的に繁殖させたクローンの園芸品種のサクラであることが、DNAフィンガープリント法などの遺伝子解析で判明しています。ソメイヨシノと王桜とは、遺伝子的に同種ではないことが判明しています。

普門湖畔の染井吉野の並木光景です。道を挟んで両側に植樹されていました。まだ比較的若い木のようですから、更に成長した後の桜のトンネルが楽しみな並木道です。

通路の普門湖畔側の桜並木の間から眺めた、対岸と普門湖の光景です。対岸にも、染井吉野の桜並木が続いていました。

人で賑わうコースからは外れたようです。マイペースで散策できた、普門湖畔側の桜並木の光景です。

桜の花越しに眺めた、普門湖(ポムンホ)の浅瀬の光景です。普門湖の周りには320万坪の普門湖観光団地が造成され、春は桜の名所となっています。

普門湖の周辺を散策して、もう一度、普門橋の袂付近にやって来ました。龍を思わせるようなデザインの普門橋と、対岸の染井吉野の光景です。もう一度断っておきますが、橋の名前が分かりませんでしたから、便宜上の『普門橋』の呼び名です。

こちら側の桜の花も上部に入れて、普門橋と対岸の染井吉野の光景です。普門橋は、桜の光景の引き立て役としてぴったりでした。この後も紹介しますが、普門橋の上からの桜の眺めも格別でした。

袂近くの普門橋の上から眺めた、普門湖の岸辺の光景です。染井吉野の落花で、湖面が白く覆われていました。落花は、まだ始まって間もないようでした。

同じ場所から眺めた、染井吉野の落花のズームアップ光景です。湖面を白く覆っていましたが、枝先には、まだ多くの花が残っていました。

カメラアングルを縦に代えた、染井吉野の落花の光景です。この辺りの光景は、この後粗油買いする『花筏(はないかだ)』ではなく、勝手に名前を付けるなら、『花絨毯』の光景でした。あるいは『花絣』や、『花蒔絵』とも呼んでみたい光景でした。

少し場所を替えて、普門湖に浮かんだ『花筏（はないかだ）』のズームアップ光景です。花筏の大きさは様々でした。辞書で引いた花筏は、『水面に散った花びらが連なって流れているのを筏に見立てた語』と説明してありました。ミズキ科の落葉低木にも同名の『花筏』があります。こちらは葉の上に船頭さんのような花が咲きます。

同じく、普門湖に浮かんだ『花筏（はないかだ）』のズームアップ光景です。筏のように長い姿もあれば、一塊の姿もありました。

普門湖と、その湖畔で咲く染井吉野の光景です。人造湖ですから、岸辺は石かコンクリートを使って護岸工事が施されていました。

対岸の普門湖湖畔の桜並木と、その背後の大型ホテルの光景です。壁面に『テミョン・リゾート』のハングル表記がありましたから、『大明リゾート・慶州ホテル』のようでした。

普門湖に架かる普門橋の上から眺めた、湖畔の桜の光景です。散り始めの染井吉野が湖面に花びらを浮かべていました。

同じく、普門湖に架かる普門橋の上から眺めた、小山のような場所の染井吉野の光景です。普門橋を渡り始めた左手方面の光景です。

普門橋の中央付近から眺めた対岸の光景です。染井吉野の花はまだ見頃でしたが、湖畔の柳の木などの新緑が始まっていました。

普門湖とその周りの光景です。普門湖を中心として普門観光団地が造成されていて、釜山から車でやってくる地元の観光客も多いようです。釜山からは、日帰り圏内の距離にあります。

同じく、普門湖とその周りの光景です。普門観光団地の320万坪の広い敷地には、高級ホテルなどの宿泊施設を始め、ゴルフ場、野外民俗公演場、子供達の天国である慶州ワールド、文化エキスポ公園、各種文化レジャー施設が整えられています。

普門橋の中間地点付近から、振り返って眺めた橋の袂付近の光景です。橋に向かって、同じデザインの階段が続いていました。

普門橋のズームアップ光景です。太鼓橋ではありませんが、途中に太鼓橋のような膨らみがありました。この下をボートが潜り抜けられるような造作のようです。

慶州には約20万本の桜があるようです。その桜の時期に行われるのが、『慶州さくらマラソン＆ウォーク大会』です。普門湖の東南に隣接する『慶州世界文化エキスポ広場前』を出発し、同じ場所に戻るフルマラソンや、ハーフマラソンなどです。10キロや5キロコースも設定されています。

首を揃えて並んだ白鳥姿のボートです。人待ち顔でした、これからが出番でしょうか。湖畔の桜並木の後ろには、なだらかな山が控えていました。

これで普門湖とその周りの染井吉野の紹介はおしまいです。最後に紹介するのも、勝手に名付けた『普門橋』です。