上海の下町・西倉橋街・静修路・曹家街・2013年

2013/11/16 - 2013/11/16

西倉橋街は旧県城内の中心である復興東路と河南南路の交差点近くから復興東路と並行する裏道です。表の通りは高層ビルが建ち並ぶ近代都市、裏道は古い木造家屋に洗濯物がなびいている下町、これが魔都上海の裏表、余りにも差のある世界が面白いです。

南市は中華路と人民路に囲まれた円形の旧市街と南側の黄浦江脇の城外です。昔、倭寇からの侵略に対し城壁（中国の城壁は住民を守る為、街全体を囲った。）と堀を造った。縦1.3km・横1.6km・外周5.3km。皇居外周と同じぐい。租界が周りに出来た時に取り壊されて中華路と人民路になりました。上海が県となった1291年の7年後に設置され、辛亥革命後の1915年までの約600年間、ここが上海の政治的中心でした。この上海県（中国では県は町です）では黄浦江の対岸の高層ビルを見ながら昔ながらの生活をしています。古い住宅の部屋ごとに一所帯が住み、トイレも無く、台所も屋外に共用です。それでも住民は楽しく生活しています。南市にあった古くからの書院・学校の多くは、既に失われて、見ることができない。敬業中学（尚文路73号、1748年申江書院が前身）、龍門書院（尚文路133弄55号、1865年創立。）、梅渓小学校（1878年創立、梅渓書院が前身。）などがそれである。現在古い住宅を取り壊し、高層住宅に建替える再開発が盛んに行われています。ツアーでは行かない上海の下町を散策するのは何時か？“いまでしょう”

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

復興東路と河南南路の交差点近くは高層住宅が建ち並ぶ。

復興東路と河南南路の交差点には歩道橋（天橋）。ここが旧県城の「へそ」中心です。

交差点の角には小桃園真清寺。１９１７年。小桃園街５２号。

復興東路と河南南路の交差点には下町に似合わない高層ビルが建ってます。

復興東路と河南南路の交差点にある歩道橋。

こちらは女真清寺。イスラム教では男女一緒にお祈りはしません。

小桃園真清寺。１９１７年。小桃園街５２号。

小桃園真清寺は優秀歴史建築に認定されています。

経堂。

復興東路と河南南路の交差点にある公園のモニュメント。

歩道橋にはエレベーターが有ります。

河南南路から西倉橋街へ入ります。

高層ビルと隣り合わせの住宅街。

表の復興東路と並行する西倉橋街、背中合わせ街並み。

洗濯物のオンパレード。

表と裏の差が激しい。

西倉橋街沿いではいろいろな商売があります。

商店は皆道路にはみ出しています。

露店が道の両側を埋めています。

上は洗濯物、脇は自転車、４Ｄで気負付けて歩きましょう。

天気の良い日は洗濯日和。

上へ上と洗濯物が伸びてます。

バラックと洗濯物。

洗濯物の下を歩く親子。

クランク型に曲がる路。

路沿いに椅子を出して談笑する老人。

道路沿いに流し台が並ぶ。当然トイレは無い。

洗濯物が暖簾のようだ。

静修路で西倉橋街は終わりです。

この旅行記へのコメント （3）

• somtamさん 2013/12/07 13:47:00

  上海の下町

  中国の風景さん、こんにちは。
  
  テレビ等であまり映らない、上海の下町の風景、
  まだ、このような空間が上海に残っているのですね。
  私が初めて上海へ上陸した２７年前の風景と同じで、
  驚きました。
  
  行くなら、いまでしょ、その通りですね。
  
  somtam

  中国の風景さん からの返信 2013/12/08 06:53:49

  RE: 上海の下町

  somtamさん　こんにちは　何時もご覧いただきありがとうございます。２７年前ですか？きっともっと前と変わらない景色でしょう。中国の風景

  中国の風景さん からの返信 2013/12/08 06:53:50

  RE: 上海の下町

  somtamさん　こんにちは　何時もご覧いただきありがとうございます。２７年前ですか？きっともっと前と変わらない景色でしょう。中国の風景