2015/07/06 - 2015/07/07
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オーヤシクタンさん
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第17部-89冊目
皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
香港から中国本土に入境し、列車に乗って上海に着きました。
香港はとても良い天気だったのですが、上海は雨です。
一日だけの滞在ですが、上海の街をぶらぶらしてみました。
※おわび
中国語に変換しても、うまく表示されていない箇所があります。
本来と違う字体表示がある事をご了承願います。
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旅行期日‥2015年(H27)7月3日(金)~9日(木) 6泊7日
7月6日(月) 第4日目-2(雨)
★上海地下鉄1号線
上海南.9:35→人民広場.9:54
↓
※上海フリー
★上海地下鉄2号線
南京東路.15:30→天潼路.15:34
↓
★上海地下鉄12号線
天潼路.15:42→国際客運中心.15:47
☆上海市内.明堂上海南京青年旅社【宿泊】
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上海地下鉄‥4元(84円)
徳興館‥70元(1470円)
明堂上海南京路青年旅社‥260元(5460円)
上海地下鉄‥3元(63円)
渡船泰公線‥2元(42円)
渡船東金線‥2元(42円)
上海小吃‥25元(525円)
SYQ-EggTart‥12元(252円)
正宗山東水餃‥10元(210円)
コンビニ‥11.8元(249円)
朝食(油条)‥12元(252円)
※1人民元=21円で計算しました。
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〔紀行文〕
エッ!まじかよ…
僕は茫然と立ちつくしてしまった。
上海南駅から地下鉄に乗ろうと切符売場に行ったら、そこには長蛇の列ができているではないか。
どこを見ても人.人.人…
とにかく人だらけなのだ。
僕は長距離列車の切符売場に来てしまったと思ったのだが、そこは間違いなく地下鉄の切符売場だった。
昨日、深?祁站で切符を手にいれるのに40分並んだ。
今日は昨日以上に人が並んでいる。
中国と言う国は地下鉄の切符1枚買うのに1時間近く並ばなければならないのか。
行列を見て溜め息をつくしかなかった。
仕方なく列の最後部に並ぶと、閉まっていた隣の窓口が開いたようだった。
すかさず、そこに列ができる前に入りこんだ。
僕は人を押し退けでも前に進む人間ではなく、どちらかと言うと「どうぞ」と人に譲ってしまうタイプである。
こんな時、日本だったら躊躇してしまうのだが、この国で躊躇していたら生きてはいけない…
そんな気がした。
開いたばかりの窓口に突っ込む自分がなんだか自分でないような気がしてならなかった。
筆談で切符を買う。
すると「ほらよ」と言う感じで切符を投げてくる。
8年前、韓国に初めて行った時、地下鉄の切符を買ったら、切符を投げつけられた記憶が甦った。
日本も、サザエさんの漫画の中で波平さんが「渋谷まで」と言うと窓口から切符を投げてくるひとコマがある。
ひと昔前までは、日本も韓国もそうだったのだ。
今は日本と韓国で駅の窓口から切符を投げつけられるような事はない。
「中国だもんな…」
そう思えば腹もたたない。
経済大国になったとはいえ、まだまだ遅れている中国。
なんだか少しホッとしたような気がした。
街をぶらぶらしていると、マッサージの勧誘に出くわした。
黒いスーツに身を纏い、可愛い娘が印刷されたカードを片手に「マッサージ、マッサージと言いながら近寄ってくる
「いらないよ」と言うと、「オー!ニホンジンデスカ オチン○ンキモチイイデース」と言ってきた。
…
その日本語どこで覚えたんだよ。
おもわず溜め息をつきたくなる。
こう言う日本語を知っていると言う事はそれだけ日本人男性が利用していたと言う事だろう。
一昔前なら日本人が一番儲かったかもしれない。
アジアを旅していると、このような勧誘によく出くわす。
この後も数人の勧誘に声をかけられた。
古い洋館が並ぶ外灘の街から黄浦江の対岸に巨大ビル群が見える。
これらの巨大ビル群は経済発展した中国の象徴であり、そこで働く巨大な中国マネーを動かすビジネスマン達の影で、公安の目を避けながらマッサージの勧誘で生きている人がいるのを見るとなんだか切なかった。
翌日も上海はあいにくの雨だった。
梅雨前線が上海からから東シナ海を横切り、日本列島へとつながって停滞しているようだった。
これから帰国するまで、雨空の中を旅する事になるのか。
今日はフェリーに乗る。
海が荒れないか‥
不安が頭をよぎった。
つづく。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
PR
-
9:23
香港から境界線を越えて、列車で20時間かけて上海に着きました。
列車の終点は、上海南と言う駅でここから地下鉄に乗って中心部へ向かいます。
ところが…
地下鉄の切符を買うのに長蛇の列ができているではありませんか。
さすが中国!
どこを見ても人.人.人…
人民の多さに圧倒されてしまいます。
仕方ないので並んでいたら、隣の窓口が開きました。
日本みたいに「どうぞ」なんて躊躇していたらこの国では生きていけそうにもありません。
我先に窓口に突進しました。
お陰で5分待ちくらいで切符を買えました。
ラッキーです。上海南駅 駅
-
言葉がわからないので、メモを見せて切符を買いました。
「ほらよ」と言う感じで窓口の職員が切符を投げつけてきます。
プリペイトカードみたいな切符ですね。
ちなみに地下鉄に乗るにも改札で手荷物検査がありました。
日本ではありえませんね。
上海地下鉄1号線(上海南→人民広場)‥4元(84円) -
文明礼讓…
文明のある国は礼儀正しく譲る‥と言う意味でしょうか?
このイラストのキャラクター‥NHKで放送されている「今日の料理ビギナーズ」に出てくるキャラクターにすごく似ていると感じるのですが、もしかしたらパクリ?
ここは中国ですからね。
気にしない事にしましょう。 -
10:05
上海南から地下鉄で20分。
人民広場で下車しました。
ここは人民広場駅と地下で直結している、1930風情街です。
1930年代の街並みを再現したプチストリートになっていて、当時の外観の雰囲気を再現したカフェやヘアサロンなどが並んでいます。人民広場駅 駅
-
10:15
上海市人民政府です。
日本で言ったら上海市役所と言った所でしょうか。
立派な建物ですね。 -
上海博物館です。
丸と四角を組み合わせた中国の宇宙観を具現したデザインがユニークな建物ですね。
上海最大規模の博物館で入館はなんと無料!
上海の歴史が詰め込まれています。
ちょっとその辺をぶらぶらしてから見学してみようかな…上海博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
平和の象徴‥白鳩がつがいで二羽いました。
なんかいい事ありそうなのでカメラでパシャリ! -
その辺をぶらぶらしていたら、雨が本降りになってしまいました。
でもって、上海博物館に行ったら行列が…
白鳩のご利益は全くありません。
退散します。 -
10:37
雨がシトシト降る中、人民公園を散策します。
小さな遊園地があってジェットコースターがありました。
安全性はいかに?上海人民公園 広場・公園
-
何だろコレ?
…と思って見ていたら雨の中でも太極拳ができるように作られたドームでした。
地元の中高年の方々が集まっています。 -
蓮でしょうか?
池一面に広がっていて、観光客の皆さん‥写真を撮られていたので私も一枚撮りました。 -
綺麗な花ですね。
さすが中国!
花もビッグサイズです。 -
人民公園はもともと競馬場があった所に1952年、豊かな緑や池を配置した公園となり市民の憩いの場となりました。
-
10:48
旧上海美術館です。
かつて競馬場のクラブハウスだった建物が図書館となり、その後美術館となりましたが、惜しくも2012年末に閉館となってしまいました。
1930年代の英国建築の姿がそのまま残っています。上海当代芸術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
街を歩いていると、トロリーバスが走っていました。
排気ガスのない環境にやさしい乗り物です。
日本でも各地でトロリーバスが走っていましたが、今は立山黒部アルペンルートでしか見る事ができません。
そう言えば中国は大気汚染がひどいって聞いていたけど、そんなにひどくないような感じがします。
バイクも「静かだな」と思っていたら、なんと電動でした、。 -
屋根のない2階建て市内遊覧バス。
日本でも走っていますね。
今やこの手のバスはシンガポールやソウルなどでも走るようになりました。 -
上海新世界デパートです。
お金がないので、外から眺めるだけにします。上海新世界 百貨店・デパート
-
11:05
人民広場から外灘までの南京東路にやって来ました。
上海で最も賑わう繁華街で、創業100年以上の老舗も多い歩行街になっています。南京路 散歩・街歩き
-
南京東路は写真の電動車に乗って移動することができるそうです。
かわいい乗り物ですね。
片道2元(42円)です。 -
11:30
バーン!
なんだか高級感がある中華料理店ですね。
創業130年の老舗‥徳興館.です。
地元の人で賑わっています。
入ってみましょう。徳興館 (広東路店) 中華
-
一階は食券を買って食べる安食堂。
外国人である私は二階へ案内されると…
なんか雰囲気が違う高級感のあるフロアです。
個人的には一階の安食堂の方が身分相応なのですが、言葉はわからないし、たまには少し贅沢するのもいいかな‥
併蹄‥25元(525円)
→指さし会話帳で「おすすめは何?」と聞いたら、チャーシューのような肉の塊を言われたので注文(左上)
酢醤油のようなタレにつけて食べるのですが、これが旨い!
ビールのつまみに良くあいます。
羅漢上素‥26元(546円)
→野菜を食べたかったので注文しました。(右上)
山芋・いんげん・きくらげ・人参・セロリ・ブロッコリーの炒め物です。
中華の炒め物って油っぽいイメージですが、この料理はさっぱりしていて油っぽくありません。
さすが本場の中華料理です。
米飯‥4元(84円)
→中華料理にはやっぱりご飯が良く合います。
青島ビール純生.大瓶‥15元(315円)
→この店ではキンキンに冷えたビールにありつけました。
やっぱりビールはこうでなくては。 -
料理名がうまく中国語(簡字体)表示されないのでレシートの写真を掲載します。。
25元の料理が肉塊で、26元が野菜炒めです。
この字を見てもどんな料理だか想像できませんよね。
徳興館の二階高級フロアのメニューは写真があります。
全部で70元(1470円)。
ちょっと贅沢な昼食になりましたが満足です。
次は一階の安食堂にチャレンジしてみたいです。 -
12:13
明堂上海南京路青年旅社。
今夜のお宿は健全な青年旅社(ユースホステル)です。
スタッフは若い人が多いです。
身振り手振りと最低限の英語でチェックインしました。
カギの保証金として100元預けます。シャンハイ ナンジン ロード ユース ホステル ホテル
-
ユースホステルと言うと二段ベッドの相部屋が基本ですが、奮発して個室にしました。
スタンダードダブル洋室です。
シャワールーム・トイレ・エアコン・テレビ・机があるだけの質素な部屋ですが一人ならこれで十分です。
WIFIも無料でつながりました。
明堂上海南京路青年旅社
スタンダードダブルルーム‥260元(5460円)
※Booking.comで予約しました。 -
シャワーとトイレは最近リフォームされたばかりみたいで綺麗です。
-
宿の窓から古い街並みが見えました。
窓無し独房でなくて良かった‥ -
15:29
南京東路駅から地下鉄に乗ります。
案内板には次の電車が何分何秒で来るか表示されています。
秒単位まで表示するなんて…
中国、なかなかハイテクです。
地下鉄10号線でひとつ目の天潼路で乗り換え、更にひと駅の国際客運中心に向かいます。
上海地下鉄10・12号線(南京東路→天潼路→国際客運中心)‥3元(63円)南京東路駅 (上海市) 駅
-
16:02
明日はフェリーで大阪に向かいます。
上海フェリーのサイトで予約を済ませてあるのですが、返信されたメールに「代金支払いと乗船券の受取は現地代理店に連絡下さい」‥とあるのですが、どうやって連絡すればいいのかわからないし、電話したとしても言葉が全くわかりません。
それなら直接その代理店に行ってみよう‥と思ったのはいいのですが、中国ではグーグルマップが開けず、たぶんフェリーターミナルの近くだろうと探していたら見つかりました。
金岸大厦‥ここにオフィスがあるようです。 -
うわぁ〜!
立派なオフィスビルですね。
まるで一流ホテルみたい。
では、入ってみましょう。 -
ここですね。
ガラス戸の前にカウンターがあります。
ところが防犯ロックがかかっていてドアが開きません。
中のお姉さんがなにやら言っている様子ですが、全くわからず。
ムッとされて中から開けてもらいました。
ドア脇のボタンを押すようだったです。
更に、フェリーの代理店は中に入ったひとつ隣りの別室でした。
代理店は日本語は通じませんでした。
日本円で払えました。
ちなみに1等船室‥日本円だと27000円。
人民元だと1750元‥なんと37650円になってしまいます。
明日9:30までにチェックインをするように言われてチケットを受け取りました。
これで一安心です。
上海フェリー中国代理店‥上海国際輪渡有限公司。
上海市東大名路908号金岸大厦15階。
※場所はパソコンページのマップに記載してあります。 -
金岸大厦15階からの眺めです。
高層の建物に混じって古い建物も所々残っているみたいです。 -
16:23
それでは、上海の街を散策してみましょう。
上海市内には長江の支流‥黄浦江(ホワンプージワン)が流れていて、市営の渡船が数カ所あります。
上海市営渡船(泰公線)‥2元(42円) -
上海市営渡船です。
かわいい形をしていますね。
バイクや自転車も乗船可能です。 -
長江最下流の支流‥黄浦江(ホワンプージヤン)です。
上海の交通の要として今も多くの船舶が往来しています。 -
対岸の浦東(プウトン)地区に渡ります。
乗船時間は約5分。
小さな船旅です。 -
16:52
対岸(マンダリンオリエンタル浦東の近く)に着きました。
ここまで来ると東方明珠塔が間近に見えます。 -
明日、乗船する蘇州號が停泊していました。
明日は海が荒れないことを祈ります。 -
17:06
東方明珠塔を真下から眺めようと明珠公園に入ってみたのですが、敷地が分断されていて東方明珠塔の真下に行く事ができませんでした。
雨がシトシト降る中を散策します。 -
真下から東方明珠塔を見る事はできませんでしたが、逆さ東方明珠塔が見えました。
思わずパシャリ! -
17:30
上海のシンボル!‥東方明珠塔。
上海の発展を象徴する高さ486mのテレビ電波塔ですね。
3カ所の球体が展望台になっているそうです。
高さと入場料を見ると‥
展望下球(98m)‥120元(2520円)
展望中球(263m)‥160元(3360円)
展望上球(350m)‥220元(4620円)
ややっ! 高さもすごいけど入場料も高い…。
東京スカイツリーより高いですね。
お金を持っている中国人観光客は何のためらいもなく入って行くのを横目に、下から眺めるだけにします。東方明珠電視塔 建造物
-
この界隈は近未来的な高層ビルが立ち並んでいますね。
すごいなぁ~
私は下から呆然と眺めるだけです。 -
17:50
東方明珠塔から20分ほど歩いて東昌路埠頭に着きました。
ここから市営渡船に乗って外灘へ渡ります。
切符はトークンと呼ばれるコインのようなものです。
お金を払ったら窓口のおばちゃんに「ほらよ」って言う感じでトークンを投げられました。
中国古来の接客が今も守られています。
カチンと来てもここは中国。
気にしない事です。 -
18:05
上海市営渡船(東金線)は観光客の利用が多く、船もオシャレに装飾されていました。
上海市営渡船(東金線)‥2元(42円) -
黄浦江を渡って外灘に着きました。
対岸に並ぶ摩天楼がみごとです。
ひときわ高いビルは、上海フィナンシャルセンターですね。
高さ492m.101階建て‥スゲェ!。
ん?
なんかどこかの風景に似ているような気がする‥ -
近未来的な浦東地区からタイムスリップして、次は時を止めたようなクラシックな洋館が並ぶ外灘を散策しましょう。
黄浦江沿岸に並ぶ洋館群は20世紀初頭に建てられたもので、番号がふられています。
外灘3号から見ていきましょう
1916年竣工のルネサンス式の建物で、1960代末に香港で設立されたパーマー&ターナー設計事務所が設計しました。
今はセレブ御用達の複合施設となっています。 -
香港には黄金のぶたちゃんが鎮座していましたが、上海は対抗しているのか…
黄金の牛さまが鎮座しています。 -
外灘12号。
1923年に竣工された、上海浦東発展銀行です。
パーマー&ターナー事務所が主体で設計された新古典主義様式の建物で、香港上海銀行や上海人民政府庁舎として使われました。
内部の装飾が豪華だそうです。 -
外灘13号。
外灘のシンボルである、上海海関です。
パーマー&ターナー事務所が設計した新古典主義様式の建物です。
1927年に竣工されました。 -
どこかの風景に似ていると思ったら‥香港!。
香港から来たばかりの私には、ビクトリアハーバーから見た風景に似ていると感じてしまいます。 -
外灘18号(右)‥旧チャータード銀行上海支店ビル。
パーマー&ターナー事務所により1923年に完成。
今は高級ブランドや有名レストラン.バーが入っています。
----------------------------------
外灘17号(右から2番目)‥友邦大厦AIA。
レスター.ジョンソン&モリス事務所により1922年竣工。
英字新聞社が使用していた古典主義様式のビルです。
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外灘16号(右から3番目)‥旧台湾銀行上海支店ビル。
レスター.ジョンソン&モリス事務所により1924年竣工。
日本が台湾に創設した台湾銀行上海支店として使われていました。
今は招商銀行になっています。
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外灘15号(右から4番目)‥旧露清銀行上海支店ビル。
旧帝政ロシアに本拠地を置いた露清銀行の上海支店としてドイツ人ベッカルの設計で1901年に建てられました。
上海初の鉄筋コンクリートの建築物として知られています。 -
外灘20号。
1929年に竣工された、フェアモントピースホテルです。
ユダヤ系財閥サッスーン家により建造され銀行などが入っていましたが、今は5ツ星ホテルとして営業しています。 -
外灘24号(左)。
旧横浜正金銀行上海支店ビル。
日系銀行の横浜正金銀行がパーマー&ターナー事務所に依頼し1924年竣工。
現在は、中国工商銀行として使われています。
----------------------------------
外灘26号(右)。
旧揚粉保険ビル
パーマー&ターナー事務所によるアールデコ様式の建物で1916年に竣工。
現在は地盤沈下により正面から見ると左に傾いて見えるそうです。
大丈夫なのかな?‥ -
外灘27号。
ザ・ハウス・オブ・ルーズベルト.です。
イギリス最大の銀行だったジャーマンマゼゾン銀行とビルとして1920年に竣工され、その後長らく閉鎖されていたが、2010年にルーズベルト家が「アメリカの最高級」を集めたラグジュアリービルにリノベーションしたそうです。 -
外灘28号。(左)‥旧グレイラインビル。
パーマー&ターナー事務所設計、1922年竣工。
上海市優秀近代建築物に指定されました。
----------------------------------
外灘29号。(右)‥旧インドシナ銀行上海支店ビル。
こちらはパーマー設計でなく、当時東アジア最大のアトキンソン&ダロス建築設計事務所によるものでネオバロック様式の建築様式で1914年に完成しました。 -
表通りの中山東一路沿いの洋館も凄いのですが、少し裏に入っていっても洋館が建ち並び、こちらは人が住んでいたりして風情があります。
-
日が暮れて来ました。
南京東路の街並みにネオンが灯ります。
すると…
「マッサージ、オ〇ン〇ンキモチイイヨ~」と怪しい勧誘も姿を見せ始めました。 -
19:00
夕食は宿の部屋で食べようと思い…
まずは南京東路からわずかに裏路地に入った所にある上海小吃と言う店。
なにやら人だかりができていて賑わっています。
まずはこの店で「小籠包」をテイクアウトしました。
外国人の利用も多いのか「ショウロンポウ」で通じました。 -
上海小吃の隣にあるタルトの店‥SYQ-EggTartと言うで店でお菓子を買って行きます。
-
観光客で賑わう南京東路から二本ほど裏の通り‥寧葉路に入るとそこは雰囲気がガッと変わって地元人エリアになります。
そこに気になる店を発見!
正宗山東水餃‥と言う水餃子の店です。
店の隅で餃子を包み、外で調理しています。
客層は地元人100%!
言葉わからないけど身振り手振りでなんとか頼んでみましょう。
看板を指さしてコレコレと頼むと主人らしき方がナニヤラカニヤラ言って来ます。
押し問答していると、どうやら数種類の水餃子があるようです。
…と言ってもなにがあるかわからないので、適当に作ってもらいました。
容器にたくさんの水餃子が入って10元(210円)!
地元民向けの店は安いです。
謝謝! -
19:40
夕食です。
右から…
水餃子‥10元(210円)
→苦労して買った水餃子です。
これだけ入ってたったの10元(210元)
辛いタレをつけて食べます。
チュルル~ンとした食感がたまりません。
小龍包‥25元(525元)
→上海に来たら小龍包を食べてみたかった。
なんと10個も入っている。
ちょっと冷めちゃったけどなかなかいけますよコレは…
香港風タルト・ポルトガル風タルト・白いフワフワ菓子‥12元(252円)
→香港でも食べたけどタルト美味しいね。
白いフワフワしたお菓子は何と言うんだろ?適度な甘さです。
これら3種類のお菓子で、たったの12元(252円)‥安いですね。
青島ビール+スプライト+ミネラルウォーター‥11.8元(249円)
なんか粉物ばかりになってしまいましたが、満足.満足…
こりゃ間違いなく太るな。 -
6:25
夜が明けました。
上海には梅雨前線が張り付いて今日も雨です。
上海に梅雨があるなんて知らなかった… -
7:22
雨が降っていますが、朝食を調達に街に出てみました。
寧波路‥昨日、水餃子を買った店のある通りです。
この通り‥なんか古い雰囲気が漂っていて好きです。 -
朝から開けている店が多くて結構人が多いです。
夜は見られなかった生鮮品を並べている店が多いですね。
さて、どうしようかな‥ -
気になる店を発見!
奥さんが小麦粉をこねていて、旦那さんがそれを揚げている。
中国での一般的に朝食として食べられている、油条(揚げパン)の店です。
娘さんらしき人が豆乳を売っています。
地元の方々がとぎれる事なく油条を買って行きます。
ここにしましょう。 -
7:45
朝食です。
油条(揚げパン)3種類と豆乳です。
棒状の揚げパンは揚げたてでまだあたたかいです。
油っぽくなく懐かしい味がしました。
四角いののは胡麻がふってあり中になにが入っていたか忘れてしまいました。
丸いのは白餡みたいな具材が入っていてほんのりとした甘さでした。
豆乳は温かく砂糖が混ぜてあるのか‥甘い豆乳でした。
これで12元(252円)‥庶民の味を堪能しました。
つづく。
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第17部.第39回海外放浪/香港&中国。
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