2011/07/01 - 2011/07/07
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キャンディにある、古い歴史を持つベラデニア植物園の植物紹介の続きです。小さな蘭の温室もありました。
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エキゾチックな花を咲かせるヘリコニアです。東山植物園の温室で何度もお目にかかりました。バショウ科の植物です。
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ヘリコニアの花のアップです。ギリシャ神話の女神 Musa(ムーサ)が住んでいるとされる、『ヘリコン山』に因んだ名前です。
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更にアップした、ヘリコニアの花です。黄色のトーモロコシのようなものが見えます。花言葉は『注目』や『脚光』です。
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バショウ科の植物か、ショウガ科の植物かははっきりしません。ハーブ園で見たショウガ科のカルダモンにも似ているようです。
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ショウガ科のカルダモンにも似植物のアップです。カルダモンは、根の辺りで花が咲き、実を付けていましたが、その確認は出来ませんでした。
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ここからは、蘭の小形温室の中での撮影です。手元の図鑑では、リンコクチリス属のレッサと呼ばれる原種のようです。スリランカ、ヒマラヤ、中国から東南アジアにかけて分布します。因みに、スリランカの漢字表記は、蘭に縁が深い『翠蘭華』です。
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白色の花のデンファーレです。デンドロビュウムの仲間です。デンファーレのフルネームは、デンドロビウム・ファレノプシスです。ファレノプシス(胡蝶蘭)によく似た花の形です。
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同じく、ピンクの花のデンファーレです。デンドロビュウムの世界の北限地は日本で、セッコクと呼ばれる種類があります。寒さに強い蘭ですが、インドやフィリピンを原産地とするデンファーレは、高温系で寒さに弱い種類です。
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右手から伸びた赤色の花も、デンファーレのようです。デンファーレは切り花として広く普及しています。料理の飾りに花が添えられることもしばしばです。
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手前が薄いピンク色のデンファーレ、後ろが黄色のオンシジュウムです。因みにデンドロビュウムの主な系統には、ノビル系、デンファーレ系、フォーミディブル系やキンギアナム系があります。20年ほどお付き合いしてきました。
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白い花を咲かせたカトレアです。カトレアは、『洋ランの女王』とも言われる中南米を原産地とするラン科の植物です。
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ピンクの花のカトレアです。現在では、多くの交配種が広く出回っていますが、元々は。着生植物として、木の樹皮に付着して生活してきました。
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葉が輻輳していますが、葉の形から見れば、バンダの花のようです。バンダは、ラン科バンダ属の蘭で、インド、ネパール、ビルマ、タイ、フィリピンやインドネシアを原産地とします。
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同じく、バンダです。バンダは、標高500から1000メートルの高所に生息しています。樹木の高く風通しのよい場所に育つ着生蘭です。
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同じく、ピンクのバンダの花のようです。バンダの名前の由来は、サンスクリット語の『バンダカ』からきているようです。その意味は、『まとわりつく』とされます。
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温室の入口横に地植えされていたランです。縦筋が入った葉と花の色が、日本でも良く見られる、シラン(紫蘭)によく似ていました。
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シラン(紫蘭)によく似たイメージの、ピンクの花のアップです。日本で見かける花とは、姿がかなり異なっていました。
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名前が分からない木です。トランペット状の黄色の花が数多く咲いたり、咲き終わったりしていました。植物園の出入口に近い場所です。
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図鑑では、フィゲリウス『イエロー・トランペット』が似ていましたが、ぴったりとはいかないようです。これは、ケープフクシャの別名を持つ、南アフリカ原産のゴマノハグサ科の植物です。
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フィゲリウス『イエロー・トランペット』に似た花のアップです。咲き終わった花は黒ずんでいましたが、元の色は黄色でした。
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こちらも名前が分からない木です。赤い花が咲いていました。釈迦が生まれた所にあった木として仏教の三大聖樹に数えられる無憂樹かも知れません。マメ科の落葉中木です。
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少しアップした赤色の花を咲かせた木です。オリーブの葉のように、少し銀色っぽい細長の葉をしていました。無憂樹以外の聖樹は、釈迦が悟りを開いた所にあった木である印度菩提樹(クワ科)と、釈迦が亡くなった所にあった木の沙羅双樹(フタバガキ科)です。
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更にアップした、無憂樹らしい赤い花を咲かせた木です。次から次に、長く咲き続けているようでした。横から眺めると、オシベが長く伸びていました。
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黄色のカンナの花です。カンナ科、カンナ属の植物です。野生種は熱帯地方に50種以上があるようです。ダンドクはカンナの原種とされ、ダンドク科の呼び方もあります。
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同じく、黄色のカンナの花です。中央部分に、オレンジ色が入った花の色です。カンナには食用種もありますが、普段見掛けるのは、ハナカンナの種類です。
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散策したのは、ベラデニア植物園のほんの一部でした。時間があれば、ゆっくりと散策し、植物の名前も調べてみたい植物園でした。
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あちらこちらに大木が茂っていました。その中の1本です。樹木の生育に適した土地でしょうが、植物園の長い歴史も感じさせてくれます。
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南国ムードたっぷりの椰子の木が林立する光景です。ビンロウ椰子の種類でしょうか。小さな実が沢山着いています。
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今上天皇である第125代天皇(在位:1989年1月7日 - )が皇太子時代の1981年に記念植樹されたイエロー・トランペットの木です。学名は『Tabebuia chrysotricha』です。
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ベラデニア植物園の平面図です。広大な敷地に、鬱蒼とした大木が茂っていました。植物園の歴史をネット検索しましたが、はっきりとしたことは分かりませんでした。
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