キリストの神を覗く旅路第３部五島列島の小さく質素だが美しい教会群巡礼13ステンドグラスを通して漏れる夕陽が煌めく青砂浦天主堂

2012/04/19 - 2012/04/19

一見この旅行で最初の見た、堂崎教会と見紛うレンガ造りの外観の青砂浦天主堂。

明治43年（1910）、新しい堂崎教会完成後僅か2年にして、日本人鉄川与助によって建設された。

教会の裏手に”お告げのマリア修道会青砂ヶ浦修道院”があり、その前に佇むマリア像を含め、青砂浦天主堂の庭だけで3体のマリア像に合うことが出来る。

どれも美しいが、特に修道院のマリア像が最も気になった。・・”遠目、夜目傘の内”の例えか？

唯いずれのマリア様も、後期のラファエロや、カラヴァッジョの描いた、人間味溢れるマリア像はではないのが少し物足らない。

堂内の写真は撮れなかったが、ステンドグラスを通して差し込む夕陽が、壁に描き出すグラデーションの光の煌きは絶景。

堂内を出て改めて眺める、夕陽に輝くファサードの鮮やかな臙脂色も素晴らしい。

高台から教会の屋根越し見える海面が、薄い金色を反射し、輝いていた。

エリア 五島列島(長崎)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 船 レンタカー JALグループ 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配