彫刻の大地 ヨセミテ＆グレイシャー2013 / 4日目(7/11)

2013/07/11 - 2013/07/11

2010年のグランドサークルから３年ぶりのアメリカ国立公園めぐり。

4日目はちょっと足を伸ばして「ハイカントリー」と呼ばれる高原地帯の中の「トゥオルミミドウ」周辺に行ってみます。

ヨセミテバレーからトゥオルミミドウ・シャトルでタイオガロードを走り、「オルムステッドポイント」、「テナヤ湖」、「トゥオルミミドウ」を訪れ、ヨセミテバレーに戻ってからは「ミラーレイク」周辺を散策しようという計画です。

エリア ヨセミテ国立公園周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日も早起きして、昨日と同じく朝一番のYARTSのバスでヨセミテロッジに向かう。

トゥオルミミドウ・シャトルはヨセミテロッジを出発し、定刻よりて10：20頃「オルムステッドポイント」に到着。

トゥオルミミドウ・シャトルは1日1往復で、帰りの便はトゥオルミミドウを14：00過ぎに出る。
http://www.yosemitepark.com/tuolumne-meadows-tour.aspx

すでに実質4時間弱しか滞在時間がない。

バスを降りると駐車場からもハーフドームが遠くに見える。

タイオガロードが大きく迂回しているのでバスで約2時間かかったが、ここからハーフドームまで10kmも離れていない。

周辺には花崗岩の岩肌に岩がごろごろしている。

ハーフドームを望遠してみる。

ヨセミテバレーから見るのとは逆方向から見ることになる。

ハーフドームに登るとすると、終盤にこちらから見える岩肌を登って行くことになるようだ。

オルムステッドポイントの駐車場。

駐車場にあった周辺の地図。

「オーバールック」まで行ってみてから緑のルートを通って「テナヤ湖」に沿ってテナヤ湖東側まで歩こうと考えているのだが・・・

人が歩いていると思われるルートを行く。

岩肌の上を歩く部分が多いので、どこがルートなのかは曖昧である。

「オーバールック」がどこなのかよくわからないが、とりあえず見晴らしの良いところまで来た。

花崗岩の岩肌がハーフドームの方まで続いている。

「テナヤ湖」へと続くトレイルを探すも、見つけることができなかった。

岩肌が広がっているとどう行けばトレイルにつながっているのかさっぱりわからない。

しょうがないので無料のシャトルで「テナヤ湖」に移動することにした。

夏の間、トゥオルミミドウ〜オルムステッドポイント間を無料のシャトルバスが30分毎に運行している。
http://www.nps.gov/yose/planyourvisit/tmbus.htm

オルムステッドポイントの駐車場からもテナヤ湖が遠望できる。

無料シャトルで「サンライズレイクス・トレイルヘッド」まで移動。

ここは「テナヤ湖」の西端でもある。

11:30過ぎにここから「テナヤ湖」の東端に向かって出発。

周辺が花崗岩だらけなのでこういう緑の風景がたまにあるとほっとする。

「テナヤ湖」から流れてくるせせらぎだろう。

この流れは地図で見ると「ミラーレイク」を経由してマーセド川に合流するようだ。

歩き始めて10分もしないうちに「テナヤ湖」の湖岸に出た。

湖岸でのんびりする人たちがいる。

対岸の方には岩山の数々。

こちらはこれから歩いて行こうとする方向。

対岸にはタイオガロードが通っているが、こちらは人も少なく静か。

水もきれいで岩もアクセントになっていていい雰囲気。

こんな湖岸を歩いてきている。

ハイカーにはあまり会わないが、トレイルは歩きやすく湖岸沿いなので迷う心配もなさそう。

昨日はパノラマトレイルの終盤でかなり疲れたので、こういう平坦なハイクはちょうど良い運動である。

晴れ間は見えるが、標高が2500m近くあって気温もちょうど良い感じ。

「テナヤ湖」の東の湖岸は結構広い砂浜になっている。

砂浜と花崗岩の岩壁。

河口に枯れ木。

倒木が橋の代わりになっている。

「テナヤ湖」に流れ込むせせらぎ。

12:45頃、「イーストエンド・オブ・テナヤレイク」のバス停に到着。

この時刻表からするとトゥオルミミドウ行きの次のシャトルは13:05頃か・・・

それに乗るとトゥオルミミドウ・ストアに13:20には到着して、ヨセミテバレーへの帰りのバスの出発時刻14:15まで1時間弱、周辺を散策できる。

テナヤ湖周辺の地図。

この地図でいうと、湖の左側「Sunrise Trailhead」からオレンジのトレイルを歩いて「You Are Here」まで来たことになる。

無料シャトルの路線図。

1Tuolumne Lodgeから12Olmsted Pointの間を30分毎に無料シャトルが運行している。

現在地9Tenaya Lake East Endから5Campground and Storeへ無料シャトルで移動する。

ところがなかなかトゥオルミミドウ行きのシャトルが来ない。

いらつくけど、無料シャトルだから多くは期待できないか・・・

12:25頃、ようやくシャトルが来て、トゥオルミミドウ行きを確認して乗ったものの、逆のオルムステッドポイントに向かって走り出す。

よって左手にテナヤ湖を見ながら走っているわけである。

確かにオルムステッドポイントで折り返してトゥオルミミドウには向かうんだけど、思ってたより時間がかかってトゥオルミミドウ・ストアに着いたのは14:00前だった。

帰りのバスの出発時刻が14:15なので、バス停からあまり離れることはできなくなった。

これはバス停近くのタイオガロード越しの風景。

タイオガロード沿い東側を見ると「レンバートドーム」と呼ばれる岩山がそびえている。

トゥオルミミドウ・ストアのバス停。

名前の通り左側に売店がある。

帰りのバスは15分程度遅れて14:30頃出発。

オルムステッドポイント周辺は花崗岩が目立っていたが、トゥオルミミドウ周辺は草原や湿地も多いようだ。

こういうところも散策したかったが、車窓を楽しむだけに終わった。

ヨセミテバレーに戻って来たのは16:20頃だったか。

本日のこのあとの予定は「ミラーレイク」周辺の散策。

ミラーレイクはハーフドームの真下に位置するので、ハーフドームを見上げることになる。

湖面に映るハーフドーム。

水位は少し低下しているように感じる。

やはり秋に近付くにしたがって干上がっていくようだ。

「ミラーレイク」とはその名の通り鏡のような湖面の湖。

ここが最もきれいに湖面に映っていた場所。

湖面に映る山は「Mt.Watkins」。

「ミラーレイク」というからには、湖面の映りにこだわってみた。

ヨセミテバレーに帰って行く方向。

夕食はカリービレッジの「PIZZA PATIO」でピザをたのんだ。

結構並んでいる。

2品トッピングしたかな？
10.04ドル。

できあがると赤く点滅する札（フダ）を渡される。

ピザの味はまずまずだった。

今日も最終のYARTSバスでシダーロッジに帰る。

今日はトゥオルミミドウでの無料シャトルでかなり待たされ、思うように行動できなくてやや消化不良の結果となった。

早くも明日はヨセミテの最終日。

でも旅はまだまだ続くので、体調と相談して行動しよう。