中央アジア放浪記６月21日～オシュ・バザール～

2013/06/11 - 2013/07/03

出かける前に危険なものは食べたくないので今朝もお粥。今日の予定に他の日本人も誘ってみたがどうも都合が合わないようなので一人で待ち合わせ場所まで出かけた。

待ち合わせ場所のツムに向かう途中、若い男の子に声をかけられて一緒に歩いた。彼は20歳、アフガニスタンに派遣された過去があるようで腕には銃弾の痕が残っていた。連絡先を聞かれるでも何かをスラれるわけでもなく、ツムまで着いたら「じゃ、僕は家に帰るね」と去って行った。安全なナンパはロシア語練習のためにありがたい。キルギス男子は兵役があるせいか、みんな精悍でけっこう好きだなあ(笑)


今回の旅程
６月11日　成田→ソウル→タシケント　
６月12日　タシケント→サマルカンド→ジャンボイ→サマルカンド　
６月13日　サマルカンド→タシケント→ホジャント
６月14日　ホジャント
６月15日　ホジャント→イスタラフシャン→ドゥシャンベ
６月16日　ドゥシャンベ→ノラク→クリャーブ
６月17日　クリャーブ→ノラク→ドゥシャンベ
６月18日　ドゥシャンベ→ビシュケク
６月19日　ビシュケク
６月20日　ビシュケク
６月21日　ビシュケク★ｲﾏｺｺ
６月22日　ビシュケク
６月23日　ビシュケク
６月24日　ビシュケク→アルマティ
６月25日　アルマティ
６月26日　アルマティ
６月27日　アルマティ→
６月28日　→アスタナ
６月29日　アスタナ→
６月30日　→アルマティ
７月１日　アルマティ
７月２日　アルマティ→
７月３日　→ソウル→成田

エリア ビシュケク(キルギス)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ツムでお友達と合流して、オシュ・バザールまでの約3kmを歩く。ビシュケクは着いた日こそ肌寒いくらいだったが、この時期の日中は容赦ない日差しで暑い。体力不足の体にはきつい距離だが、会話していると疲れも和らぐ。

道では頻繁にジュース売りを見かける。ショーロというこちらの飲み物が入ったタンクを並べ、コップやペットボトルに入れてもらう。日本人的には茶色いショーロはやばいが白いタンという飲み物はまだマシと言われ買ってみたが、うわーこれタジキスタンでも飲んだ謎の乳製品だ！一口でギブアップ。次回からはおとなしくアイスティーって書いてあるやつにしよう…。

国立博物館を通過。

フィルハーモニーホール。緑や噴水が多くて、ビシュケクは街がキレイに作られている。

噴水は子どもにとっては涼を取る絶好の遊び場のようで、男の子が侵入していた（笑）。

ようやくオシュ・バザールに到着。

入り口近くは服飾品。

奥に食糧品なとが並ぶ。

パプリカの並べ方が綺麗。

香辛料。写真を撮っていても、ウズベクやタジクと違って私も撮って〜とか絡んでこないのが楽なようなちょっとさみしいような。

狭い通路に台車やトラックがガンガン入ってくる。キルギス帽子がいいかんじ。

今日買いたかったのはトマトと玉ねぎ、りんご。同じようなものを並べる売り場が延々続くのでどれがいいのかよくわからないが、りんごは試食させてくれたところで、トマトと玉ねぎは適当に買ってしまった。

バザールを抜け、日本センターでもう一人のお友達と待ち合わせ…のはずが、来なかった。日本語堪能なキルギス人らしいんだが、メールの「明日」を「月曜日」と間違えたんだって（笑）確かに、ちょっと似てるな…。なのでお友達と二人で地元民に大人気の「ファイーザ」というキルギス料理屋さんに行った。

歩き方にも載っているとおり、席待ちとテイクアウトで行列ができている人気店だった。

メニューもあり、こちらに来てからまだ一度も食べてないラグマンを注文。手打ちの麺が弾力あって美味いー！が、胃がそうとう小さくなっているようでもともとハーフサイズを注文したのにその4分の1しか食べられない。

マンティも皮は美味しいがどうにもひつじ肉が受け付けられず…というか今体が肉を受け付けないようだ。残念。

お友達はこれから用があるそうなのでここでお別れ。このレストランと宿のちょうど中間地点くらいにあるスーパーに寄りたかったのでもうひとふんばり歩いて帰ることにした。ここから合計2kmくらいだろうか、体力不足の体にはつらい道程だ。途中美しいロシア正教の教会があった。

撮影しつつ休憩。スーパーで水とお茶を買って宿に戻った時にはもうクタクタで、暫く共有スペースでぼーっとしていた。

疲れたので昼寝して、夕ご飯はお粥も飽きたので買ってきたトマトと玉ねぎでトマトリゾット。と言っても油なし、肉なし、チーズなしの病人リゾットである。外国人の一人が共有スペースでアコーディオンを演奏し始めた。踊って歌う陽気な外国人たち。前日から宿泊者が増えて夜遅くまで宴会やってるみたいだが、体調の優れない私は苦手な英語でコミュニケーション取る気力も今はないので参加していない。

そしたら後でそのアコーディオンおじさんに片言の日本語で話しかけられて驚いた。13年前に日本に住んでて、今はほとんど忘れてしまったらしい。私のカメラを見てニコンの電池を充電してほしかったらしい。電池を一晩預かり、明日返すと約束した。

昼間のキルギス料理はまだ早かったのか、夜からまたエンドレス下痢モード。シャワー浴びたいのにシャワールームとトイレを行ったり来たりの夜だった。