中央アジア放浪記６月18日2～キルギス初上陸～

2013/06/11 - 2013/07/03

大道草のタジキスタンを後にして、次なる国キルギスへ。顔も中身も濃いタジク人とずっと一緒にいたせいで、CAのアジア系の顔立ちに安らぎすら覚える。1時間半ほどで、あっという間にビシュケクに到着した。空港職員の顔が平たーい！ホッとする！

今回の旅程
６月11日　成田→ソウル→タシケント　
６月12日　タシケント→サマルカンド→ジャンボイ→サマルカンド　
６月13日　サマルカンド→タシケント→ホジャント
６月14日　ホジャント
６月15日　ホジャント→イスタラフシャン→ドゥシャンベ
６月16日　ドゥシャンベ→ノラク→クリャーブ
６月17日　クリャーブ→ノラク→ドゥシャンベ
６月18日　ドゥシャンベ→ビシュケク★ｲﾏｺｺ
６月19日　ビシュケク
６月20日　ビシュケク
６月21日　ビシュケク
６月22日　ビシュケク
６月23日　ビシュケク
６月24日　ビシュケク→アルマティ
６月25日　アルマティ
６月26日　アルマティ
６月27日　アルマティ→
６月28日　→アスタナ
６月29日　アスタナ→
６月30日　→アルマティ
７月１日　アルマティ
７月２日　アルマティ→
７月３日　→ソウル→成田

エリア ビシュケク(キルギス)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

キルギスは税関申告なし。

まずは余りまくったウズベクスムとタジクソモニを両替しよう。結局2回目のウズベクに行かなかったので、ウメドさんに両替して貰ったスムが完全に無駄になってしまった。ソモニもアリさんに出会って以降全く使っていないし、これらをキルギスソムに替えたい。

が、空港内でウズベクスムを扱っているという表示があったので掛け合って見たが、レートがデタラメすぎる。3分の1くらいになってるじゃないか！スマホアプリ見せながらレートはコレだろと主張するが、銀行に行けと言われてしまった。移動するお金を手に入れるため、比較的まともなレートだったドルを少額だけ両替。はやくウズベクスムの札束から解放されたい。

空港前にはタクシーの運ちゃんたちが待ち構えているが、マルシュルートカ乗り場はどこ？と聞くとみんな素直に教えてくれる。オシュ・バザールまで行くマルシュに乗り込む。

空港からなんもない道を行く。

バザールから目星を付けているゲストハウスまでの行き方がわからないが、聞けばいいやと思っていたがアテが外れた。もっとマルシュが集まるターミナルっぽいところが終点かと思いきや、普通の大通りだったのだ。通り沿いの公園でガイドブック開いて一人作戦会議。ウズベクと違って周りの人も特に旅行者に気をかけない。走っているマルシュをいちいちつかまえて聞くのも面倒だしなあ。ツムまで行くマルシュについては歩き方に書いてあるから、そこから歩くか。

該当する番号のマルシュが通って、赤信号で追いついたので乗り込む。ツム行くか聞くと行くという。運転手はスキンヘッドにグラサン、渋い声のかなりコワモテだったが、「どこから来たんだ？」と聞かれ、「日本です。ところで料金は？」と言うと「いらないよ。ツム着いたら教えてやるから」とタダで乗せてくれた。優しいー！

ツムに到着。

ここから日本人経営のさくらゲストハウスまでは歩いて1kmほど。

勝利広場を通過。

サーカスが見えた。宿はこの次の通りだ。

大通りを一本裏に入った住宅地の中にあって分かりづらかったが、無事に着いた。玄関が開かないのでインターホンを押すと、暫くして女性が出てきた。ニコリともせず、「どうぞ。ドミトリーですか？パスポート置いてってください後で返しますから」お、これが噂の、日本語堪能だけど愛想のないキルギス人の奥さんか！

やはりお腹の調子が悪く、トイレに行く回数も増えてきた。タジク人に囲まれてたせいか一人になりたいし、ドミじゃなくて個室に泊まることにした。

暫くするととってもにこやかで若いキルギス人の女の子がパスポートを返しにきた。ここにアルバイトに来てるブルちゃん、18歳。抱いてるのは去年産まれたオーナーの末っ子。

サマルカンド、クリャーブ、ドゥシャンベでそれぞれ帽子貰った。家にも2年前に自分で買ったやつがあるから4個になった…。

日本人経営らしく入口で靴を脱ぐ。入るときに日本人の男性とすれ違ったが、他に日本人はいるのかな。みんなどこに集まってるんだろうとバルコニーに行ってみると、日本人の男の子がいた。彼はシルクロードを旅しているそうで、各国のビザ待ちでビシュケク滞在中。先週まではたくさん日本人がいたらしいが、今はビザ取りの拠点として長期滞在している3人だそうだ。そして日本人オーナーと娘さんたちは今帰国中で、戻ってくるのは7月らしい。がーん。色々聞きたいことあったのに会えずじまいか。

話しているうちに女の子が帰ってきた。もう一人の先ほどすれ違った男性は定年と同時に自転車旅に出てきたらしい。長期滞在の彼らは自炊しているようで、基本的には各自勝手に買いたいものを買って自由に作るみたいだが、多めに作ったときはシェアして、じゃあ明日は自分が作りますよーとバランス取っているらしい。

今日は自転車の男性と女の子が作っているのでとりあえず食べ物はいらなそうだという。そのお返しに男の子が明日作るというので、それを手伝って覚えてみることにした。

女の子は2年間で世界一周する予定で、現在8カ月で東南アジアと中国を通ってここまで来たらしい。みんな私と旅の規模が違う。3人ともこれからウズベクに行くらしいので、ここを出る時にウズベクスムを両替してもらうことした。

今日のメニューはごはん、キャベツとツナの醤油炒め、野菜のコンソメスープ。久しぶりの日本的な食事に癒されるー。が、どうも2年前と同様本格的にお腹を壊したようで、エンドレス下痢モードに入ってしまった。前回と違いまだ吐き気がないのでマシだが、回復するまで移動はせず、水周りの充実したここに滞在することにしようと思う。