中央アジア放浪記６月14日～ホジャントうろうろ～

2013/06/11 - 2013/07/03

なにげにタジキスタンは、自分にとって海外20ヶ国目である。そんな記念すべき？国なのだが、今回はホジャントを通過するのみで何を見ようかなどもあまり考えていなかった。とりあえず街歩きしますか。


今回の旅程
６月11日　成田→ソウル→タシケント　
６月12日　タシケント→サマルカンド→ジャンボイ→サマルカンド　
６月13日　サマルカンド→タシケント→ホジャント
６月14日　ホジャント★ｲﾏｺｺ
６月15日　ホジャント→イスタラフシャン→ドゥシャンベ
６月16日　ドゥシャンベ→ノラク→クリャーブ
６月17日　クリャーブ→ノラク→ドゥシャンベ
６月18日　ドゥシャンベ→ビシュケク
６月19日　ビシュケク
６月20日　ビシュケク
６月21日　ビシュケク
６月22日　ビシュケク
６月23日　ビシュケク
６月24日　ビシュケク→アルマティ
６月25日　アルマティ
６月26日　アルマティ
６月27日　アルマティ→
６月28日　→アスタナ
６月29日　アスタナ→
６月30日　→アルマティ
７月１日　アルマティ
７月２日　アルマティ→
７月３日　→ソウル→成田

エリア その他の都市(タジキスタン)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

川沿いに立っていた石像。誰なのかはわからなかった。

泊まっているホテルから城壁が近いので、公園を通って目指してみる。

城壁の一角に扉があって、博物館の中へ。

軍の歴史や出土品などが展示されているが、正直しょぼい。きのうウメドさんが見所だと言っていたのってこれ？

城壁沿いに映画館らしきものもあった。

受付のおばちゃんが2ソモニで城壁の上に登れるというので登ってみた。

城壁の向かい側では朝早くから男性たちが農作業中…？

…違う！これ軍事施設だ！

軍人の目線にびくびくしながらもばっちり戦車の写真撮った。

城壁の上はあっちの方は行っちゃダメとおばちゃんに言われたのだがどこからがあっちなのかがわからなかった。リアル軍事施設だったので深入りはやめておこう…。

降りて来て城壁沿いを歩くと、角にもっと立派な博物館があるじゃないか！

ウメドさんが言ってたのはこっちのことか！こちらはタジクの歴史を展示していた。受付のおばちゃんに、「今出てった男性も日本人だったわよ」と言われたが見つけられなかった。

このお母さん、鳥居みゆきに見える…

朝ごはんを食べていないので、ごはん屋を探しつつパンシャンベ・バザールに向かう。

なかなか食事どころがないなあ。色んな食べ物の写真の看板は見るんだけど、入り口がわからなかったり。

バザールまで行けばあるだろうけど、それまでお腹がもたずに昨日と同様その辺の店に入って何か食べさせてくれと言った。いまある食べ物は一種類だけだが、名前を聞いてもよくわからない。見るとモンゴルで食べた肉入り揚げパンみたいなやつだった。ピロシキかサモサの一種になるのかな。

トマトソースらしきものがセットで出て来て、隣の人を観察するとスプーンですくって飲んでいるようだが、パンにかけたほうが合うな。

女の子がマンティの下ごしらえをしていたので撮影させてもらう。

わざわざ一個包んでくれた。

こちらはお母さん。

バザール前にはたくさんのマルシュルートカが泊まっている。バザールに着くと、でかー！かなり巨大な建物で、その外にも店が出て賑わっている。

建物のメインストリートから一本外れたところから入ってみた。

裏手に出る。すごい人だ！

私たちを撮りなさいよと積極的に参加してくるおばちゃんたち。ウズベキスタンほどではないけど、こちらから働きかけるとみんなフレンドリーに接してくれる。

裏手は果物や野菜を売る店が多く、野菜不足の体がトマトを求めている。あとで買おうかな。

裏手から通りに出てしまった。道はパンシャンベという看板をつけたマルシュルートカが連なっていた。近郊の街からもみんな買い物に来るんだろう。

もう一度、今度は正面入口から入る。

はちみつに

ナンに

ナッツ類。

二階では日用品が売られている。

二階から見ると広さがわかる。

さて、主な見所は午前中だけで終わってしまった。昨日ウメドさんやシャシリク屋のお兄さんの口から出たカイロク・クムにでも行ってみようかな。郊外に貯水湖があるらしいんだが、人工だし、後でキルギスのイシククルに行くからマークしてなかったのだ。

カイロク・クム行きは16番と40番。先程パンシャンベの手前で見かけたマルシュルートカ乗り場ではなく、バザールの右手の道を入ったところにある乗り場から出る。16番に乗り込むとすぐ満員になり出発した。

景色が田舎になり、ついウトウト…しているうちに、気がつけば自分以外の最後の乗客が降りた。あ、あれ？もう終点？

運転手のおっちゃんに「おまえはどこ行きたいの」と尋ねられ、「カイロク・クムの湖を見に来たんです」というとおっちゃんルート外なのに湖のほとりまで車を出してくれた。

貯水湖とはいえたくさん水をたたえて見応えがある。

その後湖水浴場があるところにも案内してくれた。

子供たちとカップルが水遊びをしていたが、夏になるととても賑わうらしい。

が、おっちゃんがだんだんセクハラモードになってきたのでかわしながらの観光。

湖の家ではオシュ(タジク版プロフ)が食べれるそうで昼食食べてけば？という言葉に甘えると、ごはん奢ってくれた。

オシュとナンとサラダ。その後個人的に水買おうと思ったらそれもおっちゃんが出してくれた。

水着も売ってた。海パン、ルイ・ヴィトンww

タジクのＴＶの時報は１分前くらいからカウントしていた！長い！

帰りはマルシュルートカ貸切り状態にしている(他の乗客を断っていた)ので変なことされないか警戒しながら乗る。方向的にはホジャントに向かっているみたいだが…。

プラム畑に案内され、触ってくるのをかわしながら写真撮影。

夕方ホテルに迎えに行っていいか、また色々案内したいからと言われたがそこは頑なに拒否しておいた。

おっちゃんはマルシュルートカをメンテに出すようで、最後にメンテの作業場を見せてくれた。

パンシャンベに戻りたいというと、ここからパンシャンベに行くマルシュルートカはないが、近くに行くのはあるからと通りかかったマルシュを停め、集金係りの少年にどこどこで降ろしてくれと私の分の運賃を渡して去って行った。おっちゃん、セクハラだけど親切だ。セクハラだけど。

少年はちゃんと降りるところを教えてくれて、パンシャンベまでの道も指差してくれた。数百メートル見覚えのない道を歩くと、パンシャンベに戻ってきた。

再びバザールに寄ったのは「まゆつなメイク」の女性を探すため。タジク人の女性といえば眉毛の間に入れ墨をいれて一本に繋げているというイメージだったが、最近は廃れつつあるのかあまり見かけない。いるにはいるんだけど、写真撮影を頼みやすい状況での遭遇となるとなかなか難しいのだ。

バザールのなかで商品を撮影していると、「韓国人？中国人？」と声をかけてくれるので日本人ですーと言い世間話。和んだところでまゆつなメイクの女性を撮影作戦、成功。

こちらのおじさんは自眉が繋がってる(笑)

しかし後日聞いた話だと、女性も本当は自眉が繋がってるのが美しいとされてきたようで、繋がってない人は書いて補ってたんだって。

ナンを綺麗に拭いている女性。

ぴかぴかつやつや。

ひととおりやりたいことも終わったので、ホテルに戻りながらWi-Fiスポットを探す。行きに見かけたちょっとオシャレな感じのカフェで尋ねてみたが、なし。レニノボードの近くにグランドホジャントという四つ星ホテルがあるのを発見したが、そこで入ったのは隣のカフェのWi-Fi。カフェで尋ねてみたが、今は壊れていて使えないと言われた。ダメか…。カイロク・クム行きのマルシュルートカに乗ったときに少ししたら左手にもう一つ四つ星ホテルがあったのだが、そこまで戻る気力はない。

陽射しで目が疲れて頭が痛くなってきたし、風が強くなってきて目を開けてられない。

ホテルの近くの広場では物乞い集団が待ち構えてるし、何度も通るのも嫌で今日のおでかけは終了することにした。

はやくも中央アジアの料理に飽きてきたし、小さな売店でチーズとポテチを買って適当につまんだ。ビタミン摂取にさっきおっちゃんにとってもらったプラムをかじる。トマト欲しかったけど、パンシャンベに戻る気力もスーパーを探す気力もない。今日はゆっくり休もう。