2013/04/29 - 2013/05/05
9468位(同エリア16395件中)
べんべんさん
ルックJTBの「モンサンミッシェル地区に泊まりたい!パリから世界遺産を訪ねて7」でのフランス旅行記です。
昨年に続いてゴールデンウィーク(GW)に行ってきました。
福岡空港発着で大韓航空利用です。
日程
5日目
8:30 ホテル出発→ルーブル美術館見学→オペラ座にて解散(自由行動)→チュイルリー公園→オランシュリー美術館→シャンゼリゼ通り→モノプリ→凱旋門→ルーブル美術館→ホテル
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 航空会社
- 大韓航空
- 利用旅行会社
- JTB
PR
-
8:30ホテル出発
昨日予定を変更して、エッフェル塔をまわったので、ルーブル美術館へ直接向かいます。
しかし、ちょっと回り道をして、シテ島を車窓から見ることになりました。 -
ノートルダム大聖堂。
昨日のディナークルーズでもセーヌ川から見ました。明日朝一番に訪れる予定にしています。 -
ルーブル美術館に到着。
地下駐車場は大混雑です。バスを降り入場口へ行きますが、どこもかしこも人だらけです。
噂には聞いていましたが、ビックリします。
駐車場から直接入場できましたが、外は入場するのにすごい列ができています。
この列は、入場券を持っていない人の列です。パスを持っている人は別の入り口から入場できます。
しかし、セキュリティチェックがありますので、多少並ぶのは仕方ありません。 -
ピラミッドを下から見上げると。
ツアー参加者25名を2つのグループに分けて、現地ガイドさんが案内していただけました。
今回は、ツアーで現地ガイドさんが説明をしながら案内をいていただけるので、主要な物は見学できますが、個人で訪問の際は、あらかじめ見たい作品を選んでから出かけるのが良いと言われています。
確かに、これだけ広く、そして人が多いと時間だけが過ぎてしまいそうです。 -
時間がないツアーであったので、「ドゥノン翼」中心の見学となりました。
「ドゥノン翼」には、モナリザをはじめとした有名で人気のある作品が集中しています。
ルーヴルで過ごす時間が限られている人は、ドゥノン翼2階を中心に見学するのがおすすめです。
また、ドゥノン翼2階は、「カナの婚礼」や「ナポレオン1世の戴冠式」をはじめ、大作が多いエリアでもあります。
*「ミロのヴィーナス」と「サモトラケのニケ」の場所は、厳密にはドゥノン翼ではないですが、近いところにあるので一緒に載せました。 -
「ミロのヴィーナス」
ギリシア神話におけるアフロディーテ(愛と美の女神)の像です。「モナリザ」と並んで、ルーヴル美術館所蔵の代表作です。
「モナリザ」と違いゆったりとしたスペースで鑑賞できますが、この作品の周りにも常に大勢の人が群がっていますので、「ゆったり鑑賞」とまではいきません。
しかし、「モナリザ」と違って、作品に近づいて周囲をぐるっとまわることが出来ます。ヴィーナスの後ろ姿も見られます。
失われた腕がどういうポーズをとっていたかということが、長年研究されているようですが結論は出ておらず、リンゴを持っていたのではないか、とする説が有力のようです。 -
ルーブル美術館は展示している美術品も素晴らしいですが、天井画もすばらしい。
-
通路や部屋毎に年代が違う天井画がある。
-
まわりばかりに気をとられていると素晴らしい天井画を見落としてしまいます。
-
サモトラケのニケ。
1863年にエーゲ海の「サモトラケ島」で発掘された彫像。
「ニケ」とは、ギリシア神話に登場する「勝利の女神」です。ローマ神話ではヴィクトーリア(ウィクトリア、Victōria)にあたります。
勝利の女神ニケは、翼のある女神像として表されることが多く、ルーヴルのニケも、大きな美しい翼が特徴です。
大きく広げた翼、風を受けてたなびく薄い衣。動きが感じられ、情熱的でダイナミックな感じがします。同時に優雅さも備えています。均整のとれた身体と大きな翼のバランスは、見る人の心を惹き付け、ギリシャ彫刻の最高傑作と言われる作品です。
「ミロのヴィーナス」同様で厳密にはドゥノン翼ではないですが、近いところにあります。 -
奥:ナポレオンの戴冠式に使用された王冠。 宝石を配した王冠ではなく、カメオが使用されている。
手前:ルイ15世の王冠。宝石がちりばめられている。 -
「(6人の天使に囲まれた)荘厳の聖母(マイエスタ)」
チマブーエ作。
独特な宗教画が数多く展示されています。 -
「フランス絵画」「イタリア絵画」の部屋。
ここには多くの有名絵画があります。 -
「岩窟の聖母」
レオナルドの謎多き祭壇画。
バージョン違いがロンドン・ナショナルギャラリーに有る。
聖母、天使、洗礼者ヨハネ、イエスの人物像を通して受肉の神秘を讃えているといわれています。 -
「ミラノ宮廷のある女性の肖像」
レオナルド・ダ・ヴィンチ作でルイ14世のコレクションだったもの。 -
「洗礼者聖ヨハネ 」
制作の詳しい経歴は不明。
ダ・ヴィンチ最晩年の作品とされています。 -
「カナの婚礼」
モナリザの正面にある。イエスが起こした奇跡の場面を描いた宗教画で、大きさは、縦6.66m、横9.9m。平米数になおすと66?です。
ルーヴル美術館には巨大な絵画が多数ありますが、その全ての作品の中で、最大の大きさです。
このサイズになると、感覚としては、絵というより「壁画」です。 -
画面のほぼ真ん中に座っている男性がイエス、その左側がマリアです。二人には後光が射しています。
「カナ」の地で開かれた結婚式に出席したイエスが、水をワインに変えるという奇跡を見せた場面です。 -
モナリザ。
レオナルドの代表作。世界で最も有名な肖像画です。
ぼかし技法「スフマート」と「空気遠近法」をじっくり見たいところですが、混雑と警備で難しい。
モデルについては数々の説がありますが、フィレンツェの富豪の妻ということで、一応決着しています。
しかし、今も多くの謎が残ったままの作品です。
写真OKなので、何枚も映しました。デジカメのズームを使ったり、明るさを調節したり、作品そのものをキレイに撮るのは、難しい。まわりに大勢いるし、厚いガラスケースに入っているし。
何とか人をかき分けて最前列まで進み、写真を写し、そしてしっかりと国立美術館で見て以来、小学校5年生以来の対面を果たしました。危なく写真だけで終わるところでした。
まわりにいる人たちも皆、モナリザに向けて一心不乱にシャッターを切っていましたが、しっかり見ていたのだろうか? -
「モナリザ」を見に集まる人たちでごった返しています。
中央の壁に埋め込まれるような形でガラスケースに入った「モナリザ」が展示してあります。
モナリザ周辺は、人が多く、しかもみんな夢中になっている場所なので、スリの格好の仕事場になっているそうです。見学の際は充分気を付けて! -
「ナポレオン一世の戴冠式」
ルーヴルで2番目に大きい(6.3×9.7m)絵です。
1804年、パリのノートルダム大聖堂にて行われたナポレオン・ボナパルトの「戴冠式」の様子を描いた歴史画です。 -
この絵では、冠を授けているのがナポレオンで、授けられているのは妻ジョセフィーヌです。
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ヴェルサイユ宮殿の「戴冠の間」にある作品は複製ですが、作者は同じくダヴィッド。本人による複製です。
当時の画壇においては、複製の作品は元の作品とはどこか一ヶ所以上を変えて描かなければならないという決まりがありましたので、画面左側に描かれているボナパルト家の女性の衣装が、ルーヴル版では全員が白。
ヴェルサイユ版では向かって左から二番目の女性だけがピンク色の衣装を身に着けています。 -
ナポレオンの肖像画
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「グランド・オダリスク」
アングル作。
オリエント風は当時の流行だそうです。
女性の背中は、アングルの好んだ題材。背中と腕が長すぎると批判された -
「メデューズ号の筏」
1816年、セネガル沖で実際に起こった海難事故を描いた作品です。
作品の制作は1818〜1819年で、この時代、絵画に描かれる題材は、歴史や聖書・神話の物語が主流でした。
しかし、作者ジェリコーは、同時代に起こった社会的事件を、歴史画のような壮大さを持って描きました。当時、絵画としてありえない題材・表現と批判されたそうです。
全体的に暗く沈んだ色調の画面の中で、希望と絶望が同時に描かれています。死にゆく人と、生き延びようとする人の描写が心を打ちます。 -
「民衆を率いる自由の女神」
ドラクロアの作品。
残念なことに、ランスにできらルーブル別館に貸し出されていました。 -
まだまだ、見ていない絵画や美術品がたくさんありますが、時間となってしましました。
あっという間の2時間あまりです。お土産を買う時間もありません。
これが、ツアーの短所です。
しかし、私たちには「ミュージアムパス」という強い味方がいます。
今日からの2日間使用で準備していました。
そして、本日は21時までルーブル美術館は開いています。
午後のフリータイムにお土産を買う為に、再度訪れることにしました。 -
11:40 ルーブル美術館出発
12:00 オペラ座前で解散
ユーロが心細くなってきたので、添乗員さんお勧めの両替所へ行きます。
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