ルックＪＴＢ　モンサンミッシェル地区に泊まりたい！パリから世界遺産を訪ねて７日間　～ ６日目 ① ～

2013/04/29 - 2013/05/05

ルックJTBの「モンサンミッシェル地区に泊まりたい！パリから世界遺産を訪ねて７」でのフランス旅行記です。
昨年に続いてゴールデンウィーク（ＧＷ）に行ってきました。
福岡空港発着で大韓航空利用です。

日程
６日目
　終日自由行動
　ホテル→ノートルダム大聖堂→サントシャペル教会→オルセー美術館→レオン・オペラ店でランチ→ル・コントワールへ→パサージュ巡り→ホテル
　17：20　ホテル出発
　21：00　KE0902　シャルルドゴール→インチョン

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 航空会社: 大韓航空
• 利用旅行会社: JTB

５：３０起床
いよいよ最終日です。
今日は、朝から時間のゆとりを持っての観光を計画しました。

まずは、朝食です。
ホテルの朝食も飽きたので、昨日「ポール」で買ったパンと「フランプリ」で買ったヨーグルトで部屋食にしました。

昨日、帰国の荷物造りもしたので、あわてることなく準備をして出発です。
７：４０荷物を預けて、ホテルをチェックアウトします。
昨日、成田組の皆さんは、１６：００ホテル出発ですので多分あえないと思い、ツアー添乗員さんには７：３０頃には出かける旨を伝えておきました。
土曜日の８：００前のガルニエ駅はあまり人がいません。地下鉄はがらがらでした。

当初は、レオミュール・セバストポル駅で４号線に乗り換えて、シテ駅まで行くつもりでしたが、昨日、３号線のレオミュール・セバストポル駅は閉鎖されていることがわかりました。
工事で駅を閉鎖してしまうとはすごい。
なので、一つ手前のアールセ・メティエ駅で１１号線に乗り換えオテル・ド・ヴィル駅下車で徒歩でシテ島方面へ向かうことにしました。

昨日注意していたからわかったのですが、気づかなかったら、今日は行き過ぎていました。

地上へ出ると、大きな建物が目に入ります。パリ市庁舎です。イベントが開催されるようで、広場は飾り付けがされていました。

カールージュのバス停が変更になっているようだったので、ノートル・ダム大聖堂に行く途中にあるバス停をチェック。
やはり変更になっていました。パンフレットやＨＰ等、いろんな情報があったので不思議に思っていましたが、解決です。

８：１０　ノートル・ダム大聖堂到着
ここは８：００から入場ができます。ほとんど人がいません。早起きは三文の徳です。並ぶことなく入場です。

西側正面のファサードにはボルタイユと呼ばれるアーチ型の入り口が３つあります。

中央のボルタイユには最後の審判を行うキリストが鎮座しています。
天国と地獄へ向かう人が列を作っています。
右が聖母マリアと母アンナ、左はマリアの最後です。

今、ミサが行われているので、当たり前ですが、静かに見学します。

中に入ると、荘厳な雰囲気とキレイなステンドグラスが目に入ります。

一つ一つ見ていくだけでもかなりの時間画がかかります。

ここには３つのバラ窓があります。

南のバラ窓は、キリストを中心に使徒や聖人たちが集まっている様子。
北のバラ窓は、聖母子を中心に旧約の預言者や王たちが描かれています。
西のバラ窓は、キリストは聖母マリアを１２の預言者が囲んでします。

北のバラ窓。

バラ窓下のステンドグラス。

南のバラ窓。

ノートル・ダム大聖堂は、パリの司教モーリス・ド・シュリーにより建設が開始され、このゴシック建築の至宝の最初の石が置かれてから、２０１３年で８５０ 年を迎えます。

現在は、８５０年記念イベントが数多く行われています。

聖墳墓教会の騎士の集会礼拝堂。

ノートル・ダムの典礼。

主祭壇の上に黄金の栄光の十字架があります。
ルイ１３世の寄進といわれているエピタがあり、上にはステンドグラスがあります。

エピタの上のステンドグラス。

じっくりとノートル・ダム大聖堂を見学したあとは、サントシャペル教会へ移動します。

ここは必ず並ぶとインターネット上で言われていたので、朝一番に行くことにしました。

写真は、出口になります。

８：５０　サントシャペル教会前に到着
もうすでに１０人ほど並んでいますが、少々寒かったので、正面にあるカフェ「Brasserie Les Deux Palais」でしばらく休憩です。

ここならば、様子もわかりますに最高です。

泡だったミルクが山盛りのカプチーノ。

ホットチョコ。
かなり甘かった。

時間も早かったので、お客さんは２組程で、開店準備中でした。
クロワッサンを随分すすめてきましたが、ドリンクだけ注文しました。

サントシャペル教会へ入場の列の状況を見るために入ったカフェでしたが、座った場所は店内奥。
状況はわかりません。結局２０分ほど休憩してしまいました。

９：１５
長い行列になっていたので、カフェを出て並びます。すでに４０人くらい並んでいます。

９：３０の開館時間には後ろに１００人以上の列が出きて、とんでもないことになっていました。

９：４０
やっと入場がはじまりました。ゆっくりですが進んでいきます。
ここは、最初にセキュリティチェックがありますが、パスの威力は発揮されません。全員この列に並ぶことになります。

チェックが終わり、敷地内へ左の方へ進むと教会の入口があります。ここで、パスの威力が発揮されます。チケット購入者は列を作って並んでいますが、パス所持の場合はその横を通り、係員に提示、そして中へ入れます。

入るとそこは、下層礼拝堂です。
売店もあり、ここでオーディオガイドも借りることができます。

奥には礼拝堂の守護聖人の聖母マリアが迎えてくれます。

聖母マリアの上奥のステンドグラス。

上層礼拝堂へ行くと、ステンドグラスが広がります。

現在、一部が修復中となっています。修復の状況が映像で流れていました。

一番奥には、大聖遺物箱があり、キリスト受難に関する２２の聖遺物が保存されいます。

１５のステンドグラスの窓には、１１１３の場面によって、創世記からキリストの復活までの人類の歴史が描かれています。

ステンドグラス１３・・・エステル書

ステンドグラス１４・・・列王記

ステンドグラス１５・・・キリスト受難の聖遺物の歴史

ステンドグラス８・・・キリスト受難
いばらの冠をかぶせられるキリストのステンドグラスです。

大聖遺物箱ある祭壇の上にあるステンドグラス

西のバラ窓
ヨハネの預言書である黙示録を著しています。

ノートル・ダム大聖堂のステンドグラスとはまた違う意味の美しさと荘厳さを感じさせます。

ステンドグラスの中央付近に後光に包まれたキリストが描かれいます。

サントシャペル教会の見学を終え、教会から外に出ると、チケット売り場はすごいことに長い行列ができていましたし、出口へ向かうと、セキュリティチェックの列もまだ少し残っていました。

早く訪れるのが良かった。

１０：２０
コンシェルシュリの前を通り、セーヌ川を渡り、ぐるっと散策をして、ノートル・ダム大聖堂前へ行くと、ここも入場の為に長い列が出きていました。

朝確認した、カールージュの乗り場へ向かいます。
カールージュの１日チケットは、このツアーに付いているので使わない手はありません。
シテ島エリアからオルセー美術館へ行くには、ＲＥＲもありますが、駅へ降りたりすることを考えると一番便利な交通手段です。

カールージュはほとんど待たずに来ました。乗るとすぐにオルセー美術館に到着です。

噂どおりに、一般の入場口はすごい列です。

パス用の入口（Ｃ）へ向かいますが、ここも並んでします。

しかし、ここはセキュリティチェックの列なので、どんどん進みます。
ほどなく入口に到着、無事入館することができましたが、日本語でメッセージが「日本語のパンフレットはありません」との事。
ガイドブックもあるのでナントカなると考え、英語版のパンフを受け取って館内へ。

館内は写真撮影禁止となっています。

ガイドブックを見ながら、５階の印象派ギャラリーを中心にお目当ての絵を鑑賞していきます。
ルノワール、マネ、ドガ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ドラン、マティス・・・。

時間が足りない・・・。改装中の場所があったりして、ガイドブックの通りになっていないので、英語のパンフとにらめっこしながら進みます。

あれ？ミレーがない。ガイドブックでミレーがある場所は改装中。英語のパンフでは探しきれない。
貸し出されているのか？見落としている部屋があるのか？
探しては見たけれど分からない。『晩鐘』・『落穂拾い』はどこだ？これが目的でもあったのに・・・。

最後の手段で、カウンターでガイドブックの『落穂拾い』の絵を指さしながら、
「ミレーはどこ？」を訪ねると「ナンバー１１」との回答。
１１番の部屋にある事が判明しました。

やっと目的の『晩鐘』・『落穂拾い』をはじめとしたミレーの作品を見る事ができました。

わからなかったら聞いてみるもんです。

かなり駆け足でしたが、２時間半程の時間で駆け足で回ってきました。
もっと時間があればゆっくり見る事ができたのですが仕方ありません。

正面のサイと馬のブロンズ像を写真に収めオペラ座方面へ向けて移動します。

オペラ座方面へは、先ほども利用した「カールージュ」を再度利用します。

１区間だけの乗車です。