2013冬11　タイ(チェンマイ 3)

2013/01/13 - 2013/02/02

チェンマイ４日目。
レンタサイクルで『ヴィアン･クム･カーム』と『ワット･チェット･ヨート』を訪れる。

【旅程】
□1/13　バンコク泊
□1/14　バンコク泊
□1/15　寝台列車泊
□1/16　ビエンチャン泊
□1/17　ビエンチャン泊
□1/18　ノンカイ泊
□1/19　ノンカイ泊
□1/20　ウドンタニ泊
□1/21　スコータイ泊
□1/22　スコータイ泊
□1/23　スコータイ泊
□1/24　ランパーン泊
□1/25　チェンマイ泊
□1/26　チェンマイ泊
□1/27　チェンマイ泊
■1/28　チェンマイ泊
□1/29　寝台列車泊
□1/30　バンコク泊
□1/31　バンコク泊
□2/01　深夜便で帰国


為替レート：10000JPY=3375THB（2013.01現在）

エリア チェンマイ(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 自転車 徒歩
• 航空会社: 中国東方航空

宿での朝食後、すぐ近くの旅行会社で自転車を借りて『ヴィアン･クム･カーム』へ出発。

自転車は24時間借りて50バーツ。
返却は明日の同じ時刻でOKとのこと。
（デポジット1000ﾊﾞｰﾂ）

巨木が素敵なランプーン通りを走り、遺跡への目印『廃寺　ワット･クーカオ』に到着。
ここを右折し、遺跡巡り開始。


相変わらず犬が怖くてびくびく。
95％はおとなしいのだが、たまにすごく吠えて追いかけてくる犬がいる。
タイは狂犬病の危険があるので、ハンパなく怖い。

まず最初に訪れたのは
『Wat Chedi Liam』ワット･チェーディー･リアム


大きな仏塔は塗り替えられて間もないようで、白さが眩しい。

5段になった面には、1段に仏像が3体ずつ。
1面に15体、全部で60体ある。
仏像は段ごとに違っている。

仏塔の基壇の一部が開けられ、古そうなレンガが覗いていた。
1288年の創建当時のものだろうか。


本堂を拝んで遺跡へ向かう。

二つの寺院跡が並んでいる。

『Wat Phra Chao Ong Dam』ワット･プラチャオ･オーン･ダム
『Wat Phaya Mangrai』ワット･パヤー･メンラーイ

多分こっちが『Wat Phra Chao Ong Dam』

観光客を乗せたトロリーがときどき道を走っているのだが、ほとんどの遺跡は素通りして行くのでだーれもいない。

で、だーれもいない遺跡はやっぱりテンションが上がる。

次は『Wat That Khao』ワット･タートカオ

ここは仏像がきちんと祀られている。

かつてはかなり大きな仏塔だったのだろうか。

『Wat Pu Pia』ワット･プー･ピア

あちこちから元気よく草が生えている。

漆喰の跡が微かに残る傾いた仏塔が美しい。



ここで本日1回目の『犬に追いかけられる』。

広い敷地をもつ『Wat Nan Chang』ワット･ナン･チャン

犬が寝ているので上から眺めるだけ。

円柱が並ぶ『Wat E-Khang』ワット･イーカーン

同じく自転車で来ていた人たちと少し話す。

『Wat Kum Kam』ワット･クム･カム

きちんと修復されたもの以外にも、このような遺跡が点在している。

そういうところこそ素敵なのだが･･･犬が怖くて立ち寄れない。
何度か全速力で逃げる破目になった。

『Wat Chang Kam』ワット･チャーン･カム

地図を見て遺跡だと思って来てみたら、現役の寺院だった。

何かイベントが行われるような雰囲気。

お堂の前のキンナラ像。
ちょうちんを持たされている。

堂内の窓の扉。

犬に追いかけられるのはアレだけど、やっぱり遺跡はいいなー。


廃寺『ワット･クータオ』まで戻り、ランプーン通りを北上する。

カンカン照りの中をイヤというほど走って、カオソーイの有名店『ラムドゥアン』到着。

･･･お休みだった。でらショック。


気を取り直して、すぐ近くにあるもう一軒の有名店『サムージャイ』へ。
人も多いが蝿も多い。

チキンカオソーイ　30ﾊﾞｰﾂ。

濃厚なスープでかなり美味しい！

城壁北西角『Hua Rin Corner』

ここで日本人のご夫婦に出会い、ご挨拶。
１ヶ月ほど滞在されるとのことで羨ましい！

そこからすぐのショッピングセンター『カド･スアン･ケーオ』にちょっと立ち寄ってみる。

そこはかとなく漂うセレブの香り。

スタバもあるし。

庶民は黙ってＫＦＣ。


さて、頑張って次なる目的地へ向かおう。

自転車を漕ぎ漕ぎやって来たのは『ワット･チェット･ヨート』。


ここはぜひとも訪れたかった。

熱心にお参りする人たち。

『チェット･ヨート』とは『7つの尖塔』という意味なのだそうだ。

外壁には美しい浮き彫りが多数残っている。

境内を散策する。

趣のある塔や堂が点在している。

塔の中には仏像が祀られている。

古いものって、どうしてこうも美しいのか。

『土曜日生まれ』の仏像に手を合わせる。

表情ゆたかな三体の仏像。

参道脇に絵画などが展示されていたので鑑賞させていただく。

力作が揃っている。

これとそっくりなものを、20年前にプーケットで買った！

とても惹かれた作品を二点。



この像と、

この絵。

『業火』



たっぷり目の保養をさせてもらって、お寺を後にする。

ニマンヘミン通りを南下し、『ワット･スアン･ドーク』へ。

白い仏塔が林立する。

奥には、純白の台座に黄金の仏塔。

本堂は大規模修復中。

今日一日共に頑張ってくれた自転車。
とても走りやすかった。


返却期限は翌朝だが、夜通し借りっ放しは不安なのでこの日のうちに返却。
堀沿いの道路は車が全然途切れず、横断するのが大変だった。

夕食にＳＰチキンへ行くと休みだった･･･でらショック。
今日は何か特別な日なのかな？


仕方ないので、宿の近くのインド料理屋『ロイヤルインディア』へ。

ベジタブル･ターリー　129バーツ。

しかし残念ながらこれは失敗。
塩気と油気が強すぎて体が受け付けない。
4種類とも似たような味なのも厳しかった。
どれも2〜3口以上はもうどうにも食べられず、ほとんど残してしまった。

しかも欧米人絶対優先のため、勘定してもらうのに45分待たされた。
これにも参った。


４日目の夕食は惨敗。
ああ、あのチキンが食べたかったな〜･･･

この旅行記へのコメント （2）

• おぷさん 2013/02/27 15:44:38

  チェンマイ旅行記読ませて頂きました

  小心者さん、こんにちは。
  
  チェンマイ旅行記を楽しく読ませて頂きました。
  
  ちょうど小心者さんと１週間くらい違いでチェンマイに滞在していましたが、行動範囲の広さにびっくりです。
  
  特にウィアンクムカームは良さげですね。
  
  レンタルサイクルで行けるのですか？ぜひ、次回行ってみたいと思います。
  
  城壁に登れると走りませんでした。
  
  私はベタな寺巡りと街歩きが中心でしたが、有名なSPチキンにも行けず、まだまだチェンマイはいろいろと楽しめそうですね。
  
  続きも読ませて頂きます。
  
  
  
  

  小心者さん からの返信 2013/02/28 10:47:01

  RE: チェンマイ旅行記読ませて頂きました

  おぷさん、はじめまして。
  書き込みありがとうございます。
  
  おぷさんの旅行記、とても丁寧で参考になります。
  できることなら出発前に読みたかったです!!
  
  おぷさんもサンデーマーケットで『国家金縛り』を体験されたんですね。
  あれは人数が膨大なだけに、なかなか壮観でした。
  
  私も心残りがいっぱいで、ぜひまたゆっくりチェンマイを訪れたいと思っています。
  
  
  >道間違えたり、思い通りの場所にいけないときのほうが、「あー旅してるなー」って感じる
  
  ↑これにはつくづく同感です。
  
  節約型スタイルやセントレア発組など、勝手に親近感を持たせて頂きました。
  これからもぜひ参考にさせていただきたく、どうぞよろしくお願い致します！
  
  小心者