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沖縄魚図鑑その4は「西表編」<br /><br />毎年訪れるこの非常にエキサイティングな島は、海の中ももちろんエキサイティング。<br />陸上には西表固有の生物が沢山いるが、残念ながら海の中に「固有種」はない。<br />それでも、沖縄本島では見られない種は数々存在する。もっとも、希少種がいるから素晴らしい海、と言うわけではないことは、この海に潜ってみればすぐわかることだ。<br /><br />今回の西表編は、以下の3部構成で<br />   一般的な『エビ&サカナの章』<br />   マニアックな『サンゴ&ハゼの章』<br />   おまけの『カヤックツアーの章』(魚とは無関係)<br /><br />-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-<br /><br />西表に行って、海に潜っているだけではあまりにもったいない。好奇心をかき立てられるモノ・場所が山ほどあるからだ。<br />とりわけ、定番のアクティビティがトレッキング、カヤック。<br /><br />今回はシーカヤック、ガイドは何度かお世話になっているLBカヤック(http://lbks.jp/)。ツアーメニューが圧倒的に豊富で、使用艇が何よりも素晴らしい。<br />快適なカヤックを操って、陸続きであるにも拘らず、海路でしか行けない舟浮湾の無人エリアと水落の滝を巡る「舟浮湾&水落の滝コース」。

沖縄魚図鑑その4~西表編『カヤックツアーの章』

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2009/07/13 - 2009/07/19

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旅行記グループ イリオモテの山と川

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琉球熱

琉球熱さん

沖縄魚図鑑その4は「西表編」

毎年訪れるこの非常にエキサイティングな島は、海の中ももちろんエキサイティング。
陸上には西表固有の生物が沢山いるが、残念ながら海の中に「固有種」はない。
それでも、沖縄本島では見られない種は数々存在する。もっとも、希少種がいるから素晴らしい海、と言うわけではないことは、この海に潜ってみればすぐわかることだ。

今回の西表編は、以下の3部構成で
   一般的な『エビ&サカナの章』
   マニアックな『サンゴ&ハゼの章』
   おまけの『カヤックツアーの章』(魚とは無関係)

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

西表に行って、海に潜っているだけではあまりにもったいない。好奇心をかき立てられるモノ・場所が山ほどあるからだ。
とりわけ、定番のアクティビティがトレッキング、カヤック。

今回はシーカヤック、ガイドは何度かお世話になっているLBカヤック(http://lbks.jp/)。ツアーメニューが圧倒的に豊富で、使用艇が何よりも素晴らしい。
快適なカヤックを操って、陸続きであるにも拘らず、海路でしか行けない舟浮湾の無人エリアと水落の滝を巡る「舟浮湾&水落の滝コース」。

同行者
カップル・夫婦
交通手段
JALグループ
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 当日、天候はこれ以上ないほどの快晴。宿の前のヤシの木と垣間見る太陽。南国そのもの。

    当日、天候はこれ以上ないほどの快晴。宿の前のヤシの木と垣間見る太陽。南国そのもの。

  • 上原漁港の方へちょっと散歩。定宿のうえはら館から徒歩3分。<br />波止場食堂の真ん前に奇妙なテントが張ってあった。<br />「宇宙行進曲」と段ボールに手書きの看板。<br />あとで聞いたところ、素性が不明の旅人が数日前からここに“野営”しているのだそうだ。時折、奇妙な音楽が流れていて、どうやらそれが「宇宙行進曲」らしい、、、とのことだった。<br />八重山の離島には、このように意味不明の人物が突如現れたりする。<br />この数日後、このテントは忽然と姿を消した。「宇宙行進曲」を聴けなかったのは非常に心残り(笑)

    上原漁港の方へちょっと散歩。定宿のうえはら館から徒歩3分。
    波止場食堂の真ん前に奇妙なテントが張ってあった。
    「宇宙行進曲」と段ボールに手書きの看板。
    あとで聞いたところ、素性が不明の旅人が数日前からここに“野営”しているのだそうだ。時折、奇妙な音楽が流れていて、どうやらそれが「宇宙行進曲」らしい、、、とのことだった。
    八重山の離島には、このように意味不明の人物が突如現れたりする。
    この数日後、このテントは忽然と姿を消した。「宇宙行進曲」を聴けなかったのは非常に心残り(笑)

  • 川満スーパーの目の前の「無人販売所」と言う名の“有人”販売所(笑)<br />奥におばあがいるんだよね。お願いすると買った果物を適当なサイズにカットしてくれる。<br />ここは立地が良いせいか、旬の果物はすぐ売切れになる。<br /><br />-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-<br /><br />さて、迎えの車に乗って、上原から白浜に移動。

    川満スーパーの目の前の「無人販売所」と言う名の“有人”販売所(笑)
    奥におばあがいるんだよね。お願いすると買った果物を適当なサイズにカットしてくれる。
    ここは立地が良いせいか、旬の果物はすぐ売切れになる。

    -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

    さて、迎えの車に乗って、上原から白浜に移動。

  • 白浜港を出発し、船浮湾へ向かう。<br /><br />この湾は、複雑な海岸線に囲われ、湖のような穏やかさ。<br />シーカヤックでありながら、リバーカヤックのような感覚になる。<br />複雑に入り組んだ湾の奥まで入れば、外洋がどんなに荒れていようが穏やかなのだそうだ。そのため、第二次世界大戦では日本軍の船浮要塞が建設され、それらの遺跡等もいくつか残っている。また、戦後は国際避難港に指定されている。<br /><br />そして、内離島の対岸となる浜に到着。<br />ただしサンゴ礁の海にあるような、白い砂浜ではない。<br />サンゴ礁がないのだから当たり前だが、本当の砂地である。<br />ここで小休止。

    白浜港を出発し、船浮湾へ向かう。

    この湾は、複雑な海岸線に囲われ、湖のような穏やかさ。
    シーカヤックでありながら、リバーカヤックのような感覚になる。
    複雑に入り組んだ湾の奥まで入れば、外洋がどんなに荒れていようが穏やかなのだそうだ。そのため、第二次世界大戦では日本軍の船浮要塞が建設され、それらの遺跡等もいくつか残っている。また、戦後は国際避難港に指定されている。

    そして、内離島の対岸となる浜に到着。
    ただしサンゴ礁の海にあるような、白い砂浜ではない。
    サンゴ礁がないのだから当たり前だが、本当の砂地である。
    ここで小休止。

  • 再び湾内に漕ぎ出す。<br /><br />これが海?<br />波ひとつない水面は、やはり湖だ。

    再び湾内に漕ぎ出す。

    これが海?
    波ひとつない水面は、やはり湖だ。

  • そしてこの船浮湾にはウミガメがいる。<br />突然ガイド氏が「あそこ!」と指さす方を見ると、カメが呼吸をするために水面に上がってきたところだった。<br /><br />一応、LBカヤックのHPにも「水面に顔を出すウミガメをカヤックの上で見られること“も”あります。」と書いてあるが、遭遇率はそれほど高くないらしい。<br />慌ててカメラを引っ張り出したが、シャッターチャンスは過ぎた後。<br />辛うじて水面に甲羅の影がかすかに見えるのみ…<br />(撮った本人じゃないとわからないよな…)

    そしてこの船浮湾にはウミガメがいる。
    突然ガイド氏が「あそこ!」と指さす方を見ると、カメが呼吸をするために水面に上がってきたところだった。

    一応、LBカヤックのHPにも「水面に顔を出すウミガメをカヤックの上で見られること“も”あります。」と書いてあるが、遭遇率はそれほど高くないらしい。
    慌ててカメラを引っ張り出したが、シャッターチャンスは過ぎた後。
    辛うじて水面に甲羅の影がかすかに見えるのみ…
    (撮った本人じゃないとわからないよな…)

  • 場所を移動して再び上陸。<br />ここも無人島のようなビーチ。<br />ここは通称“木炭の浜”<br />陸続きでありながら、陸路がないため無人島のような雰囲気。<br /><br />砂地には漆黒の砂が混じっている。これはかつて内離島に炭鉱があり、そこで産出された石炭が流出したものだそうだ。

    場所を移動して再び上陸。
    ここも無人島のようなビーチ。
    ここは通称“木炭の浜”
    陸続きでありながら、陸路がないため無人島のような雰囲気。

    砂地には漆黒の砂が混じっている。これはかつて内離島に炭鉱があり、そこで産出された石炭が流出したものだそうだ。

  • 意外に長い海岸線。<br />波らしい波もなく、実に穏やか。

    意外に長い海岸線。
    波らしい波もなく、実に穏やか。

  • このビーチで大休止。<br />私たちが遊んでいる間に、ガイド氏は昼食作り。<br /><br />のんびり昼食をとって寛いだ。

    このビーチで大休止。
    私たちが遊んでいる間に、ガイド氏は昼食作り。

    のんびり昼食をとって寛いだ。

  • また湾を渡り、クイラ川支流を入って行く。<br /><br />すると目の前に山がすとんと終わっている場所に行きつく。<br />ここに「水落の滝」がある。<br />滝が多い西表だが、カヤックに乗ったままで滝浴びができるのはここだけだ。

    また湾を渡り、クイラ川支流を入って行く。

    すると目の前に山がすとんと終わっている場所に行きつく。
    ここに「水落の滝」がある。
    滝が多い西表だが、カヤックに乗ったままで滝浴びができるのはここだけだ。

  • この滝は陸路ではいくことができないことでも有名で、クルーザーでやってくるツアーもあるが、それだと眺めるだけになる。<br />カヤックで来れば、カヤックのまま滝浴びが楽しめるのだ。

    この滝は陸路ではいくことができないことでも有名で、クルーザーでやってくるツアーもあるが、それだと眺めるだけになる。
    カヤックで来れば、カヤックのまま滝浴びが楽しめるのだ。

  • 山からいきなり海に落ちる滝。<br />ありそうでない風景。

    山からいきなり海に落ちる滝。
    ありそうでない風景。

  • 滝の真下に来た。<br />このまま滝に打たれるようにカヤックを操るが、この操船が意外に難しい。

    滝の真下に来た。
    このまま滝に打たれるようにカヤックを操るが、この操船が意外に難しい。

  • 「何もわざわざずぶ濡れにならなくても…」と言われてしまえばそれまで(笑) 確かにおっしゃる通りです・・・<br />まぁ、しかし。眺めるだけでも見ごたえのあるスポットであることは確か。

    「何もわざわざずぶ濡れにならなくても…」と言われてしまえばそれまで(笑) 確かにおっしゃる通りです・・・
    まぁ、しかし。眺めるだけでも見ごたえのあるスポットであることは確か。

  • 滝浴びで遊んだら、再び海へ。<br />一気に船浮湾を横断する。<br /> <br />クイラ川の別の支流に入ってみる。<br />西表の川は総じて流れがゆったり。<br />両岸は深い森、青空とのコントラスト。

    滝浴びで遊んだら、再び海へ。
    一気に船浮湾を横断する。

    クイラ川の別の支流に入ってみる。
    西表の川は総じて流れがゆったり。
    両岸は深い森、青空とのコントラスト。

  • マングローブ林の中にカヤックで入ってみると、木々の間から差し込む太陽光が、強く煌めいてこの上なく美しい。

    マングローブ林の中にカヤックで入ってみると、木々の間から差し込む太陽光が、強く煌めいてこの上なく美しい。

  • 西表ならではの秘境を楽しんで白浜港へ帰還。<br /><br />ツアーの詳細はLBカヤックのHPを参照されたい。<br />ちなみにこのコースを紹介するページには、私たち夫婦が数ショット登場する・・・(笑)<br /><br />〜〜おまけです〜〜<br /><br />うえはら館の庭に咲くプルメリア

    西表ならではの秘境を楽しんで白浜港へ帰還。

    ツアーの詳細はLBカヤックのHPを参照されたい。
    ちなみにこのコースを紹介するページには、私たち夫婦が数ショット登場する・・・(笑)

    〜〜おまけです〜〜

    うえはら館の庭に咲くプルメリア

  • 西表からの帰り、石垣空港に向かう前に寄り道。<br />白保の海

    西表からの帰り、石垣空港に向かう前に寄り道。
    白保の海

  • 白保と言えば、WWF<br />トイレットペーパーも洒落ていた!(笑)

    白保と言えば、WWF
    トイレットペーパーも洒落ていた!(笑)

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