2013/07/07 - 2013/07/11
326位(同エリア2034件中)
琉球熱さん
西表滞在3日目は海はお休み。体内に溜まった窒素を完全に抜くために、3日連続で潜らないようにしている。これも中高年の安全対策である(笑)。
で、以前から「見たい、見たい」と騒がれていたサガリバナツアーに参加。
そもそも、毎年6月下旬に設定する日程を7月上旬にずらしたのは、このサガリバナの開花時期に合わせてのこと。
私はかなり以前に単独でこのツアーに参加したことがあり、ゆえに毎年恨み節を聞く羽目になったのだが、これでもう恨まれる心配もなくなった!ということか(笑)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
サガリバナは夜中に開花する。従ってツアーの集合時間は3時とか4時。
夜中に目が覚めて夜空を見上げれば満天の星。
三脚を立ててシャッタースピードを最も遅く設定。コンデジなので「バルブ」がない、こういう時、一眼が欲しくなる。 -
さて、この出来ばえでイメージは伝わるだろうか?
-
今回のツアーの集合時刻は4時。後良川までクルマで走り、そこからいよいよカヤックで上流に向かうのだ。
川岸はまだ漆黒の闇。ライトの明かりだけが頼り。 -
2人乗りのカヤックで漕ぎ出す。
ガイド艇の明かりを頼りに慎重に。
前席で漕いでいるつもりの相方。でもけっこう邪魔だったりする(笑) -
後良川を遡り、川幅が狭くなり始める頃、両岸にサガリバナの樹が見え始める。
闇の中に浮かび上がる白い花・・・
どこからともなく芳香が漂ってくる。さらに耳をすませば、何かが水に落ちる音も聞こえてくる。
五感を研ぎ澄まして楽しむ格好だ。 -
照明を当てるとこんな具合。
ちょっと風情に欠ける。 -
遠目からストロボで撮影してみる。
既に開花し、一部の花は川面に落ちているのが見える。 -
こちらはピンクの色が強い花。
ちょっとねむの木に似ている。 -
そろそろ東の空が明るくなってきた。
それでもまだストロボなしだと手ぶれしてしまう。
この頃から、森はざわざわと様々な音で満ちてくる。
鳥の声、虫の声、、、森が目覚めていく実感 -
夜明けとともに落花するサガリバナ。
川面が花で満ちていく・・・ -
ほとんど流れのない後良川だが、サガリバナが浮かんでいることで、辛うじて流れがあることがわかる。
ゆったりと、ゆったりと、上流から花が流れてくる光景は、やはり幻想的だ。 -
その間にも、ボタボタと花は落ちている。
実はその落ちる瞬間は、あまりにあっけなくて風情もないのだが(笑)
カヤックの船べりにも… -
明けてきた空が川面に映る。
その中を白いサガリバナがゆったりと流れていく。 -
サガリバナの姿、夜明けとともに落花、ゆったりと流れていく様子・・・これらが相まって『幻の花』のように言われるのだろう。
実際は、それほど珍しい種ではなく、那覇でも観察することができる(県庁裏)。 -
かなりの量の花になった。
今回はタイミングが良かったのだろう。 -
かなり明けてきた周囲。
明るくなってから見るサガリバナは、また印象が違う。 -
種明かしは少々顰蹙かもしれないが、明るくなってしまうと、このように風情のかけらもない絵になってしまう。
この後良川が透明度の高い川ではないからだ。 -
なので、マクロで周りが見えないように(笑)
-
ピンク系もなかなかキレイ。
さて、そろそろ夜も明けきったので、河口に戻る。 -
カヤックを引き揚げたところで、県道からマングローブ林を眺める。
時刻は7時。
空が高い -
他のツアーもそろそろ戻ってくるようだ。
カヤックを片付け、ツアー終了。
これから宿に戻れば朝食に間に合う。 -
宿に戻ってちょっとあたりを散歩。
デンサー食堂もまだ準備中。 -
スーパー川満もまだ開店していない。
-
オススメの雑貨屋、Santa Nu Neene
壁面のヤエヤマヒルギの絵が洒落ている。
この図柄のTシャツや小皿がある。 -
実は川満の駐車場にサガリバナの木が1本だけあるのだ。
ちょうどこちらの木も咲いていた。 -
このアップの写真で、サガリバナのツアーに行ってきた!と言っても、わからないだろう(笑)
-
これはつぼみ。
明日か明後日あたりの開花だろうか? -
花が落ちた後はこんな感じ。
きれいな緑。 -
宿に戻ると、うえはら館のおかあさんが「台風が着実に接近している。今回はかなり大型で、八重山を直撃しそう。11日あたりから海が時化てくるかもしれない」と言う。
13日(土)には絶対帰っていなければならない。翌日に『琉球フェスティバル』が控えているからだ。
http://4travel.jp/traveler/sham203/album/10793007/
11日〜12日がピークとなれば、その前に島を出ないと、缶詰めになる。さらに、海に遅れて空も荒れてくるから、飛行機も飛ばなくなる可能性大だ。
ということは、島を出るのは明日!? -
そうと決まれば、あとは手配事項をできる限り迅速にやるしかない。
島は明日中に出ないとまずいことになりそうだが、空はまだ若干の猶予がありそうだ。そこで、石垣に一泊してから帰ることにした。
まず飛行機。自己都合の前倒しだから、ツアー代金は戻ってこないし代替え便も用意されない。
石垣〜羽田で最安チケットを検索すると、スカイマークが2人で\51,600。JALの半額以下だ。
痛い出費だが、そんなことは言っていられない。11日の便を即予約。
次に石垣の宿。離島ターミナルから徒歩圏内のいくつかの宿に直接電話。
3件目で確保。
明日のダイビングは1本で切り上げ、余った時間は器材洗いと乾燥に充てることにした。
ここまで一気にやって、ほっと一安心。
今朝は夜明け前から動いていたので、部屋で昼寝!
目が覚めたら既に夕暮れ(笑)
この空、まだまだいけそうだがな〜
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