2012.10ベルリン出張旅行，ついでにセルビア3-Pergamon(ペルガモン）博物館1　

2012/10/31 - 2012/10/31

まあすごい博物館だ．博物館の中に大祭壇やら市場門やらはてはバビロンの門までを持ってきてしまうとは．まあこれは略奪と思うが，今こうしてそのまま実物を博物館で見ることができる幸せもまたあるのかな．それにしてもPergamonのゼウスの大祭壇，Miletusの市場門，そして新バビロニアIshtarの門，どれも圧巻．さらにはヘレニズム彫刻，モザイク，新バビロニア，アッシリア（新アッシリアが中心）などの彫刻や遺構が多数展示されているのにも驚いた．

エリア ベルリン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: その他
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA
• 旅行の手配内容: その他

1056 あこがれのペルガモン博物館に

現在外装工事中のため，工事現場のようなところを入る

写真を撮る許可のしおり，ここはガイドさんにお金を払ってもらったので（後で請求されたが）料金はわからない．1245に入口でガイドさんに会うことにしてそれまでの1時間50分フリーとなる．一人で見学しよう

最初のPergamonの大祭壇の部屋に入る

すごい浮彫だし，こんなものよく持ってきたね

Pergamonは小アジア，あの有名なトロヤより少し南にあった街だ

ペルガモンの「ゼウスの大祭壇」（紀元前180年−160年頃）-紀元前2世紀、小アジアのペルガモン（現・トルコのベルガマ）で建造された大祭壇が博物館内に再構築されている。全長100メートル以上に及ぶ浮き彫りはギリシャ神話の神々と巨人族との戦い（ギガントマキア）を表したもので、ヘレニズム期の彫刻の代表的なものである　1864年、カール・フーマンらが発見し、ドイツに持ち帰ったものである。　Wikipedia　　当時のペルガモンの想像模型

神殿，円形劇場など当時のヘレニズム都市の典型のようだ．大祭壇の位置

山の上には神殿があったようだ

ゼウスの大祭壇の模型

大祭壇の階段を上る

中は彫刻やモザイク画が展示

この群像は紀元前二世紀のもの

素晴らしいモザイク

Mileus(小アジア）のモザイク　紀元前2世紀後半

ミレトゥスの市場門　小アジア南の方の街　1世紀

すごいね．

前の円形のものはお墓らしい　1世紀

Miletusの街の復元模型

市場門の位置がわかる

紀元後2世紀

紀元後150-200年

花輪を運ぶEros　紀元後120-130年

飛翔するEros　紀元後130年

アテナの女司祭のポートレイト

上の矢印がPergamon　下の矢印がMiletus

さてこれで，ギリシア・ヘレニズム文明は終わり，市場門をくぐると

なんと「バビロニアの「イシュタール門」（紀元前560年頃）バビロニアの古都バビロンの中央北入口の門を飾っていた装飾が博物館内に再構築されている。青い地の彩釉煉瓦でおおわれた壁面には牡牛やシリシュ（獣の体に鳥のような足、蛇のような首をもった、創造上の動物）を表している。」Wikipedia

下の二匹はシリシュ

行列が通る道

両側に獅子がえがかれる

上は塔のようになっていた

1/100の復元模型．しかし門をそのまま博物館に展示するとはすごい．新バビロニアNebuchadnezzar二世の頃

ここがバビロン

紀元前680年-669年　Esarhaddon王の肖像　アッシリア　Samal

同じ王の肖像，恭順を表す人間は小さくしてある．Samal

ライオン狩り　Nimrud 三頭立ての馬車だ　883-859BC

Assur寺院からのレリーフ　アッシリア　紀元前1500年ごろ

さてすごいものばかりだね

これも883年ころのレリーフ　Assurnasirpal二世　Nimrud

アッシリア宮殿にあったもの

これもすごいね．アッシリアのだろう．

上の矢印からSamal Nimurud　Assur