2012/11/11 - 2012/11/11
105位(同エリア286件中)
琉球熱さん
山歩きの後の温泉はたまらないものだ。まさに至福の時とはこのことだろう。
奥多摩でとてもポピュラーな「つるつる温泉」。
ぜひそこに行こうじゃないかということになったのだが、そこは天邪鬼の私たち。
一般的は「御岳山〜日ノ出山〜つるつる温泉」というルートを避け、武蔵五日市駅から金毘羅尾根を経由して日ノ出山を目指した。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
早朝の武蔵五日市駅。多くの登山客は青梅〜奥多摩に向かう。それでもこの時期は混むかもしれないと覚悟していたが、拍子抜けするくらい空いていた。
そしてここで降りた人たちのほとんどが秋川渓谷方面に向かうようだ。
8:40 -
駅から街中を抜け、小学校・中学校を過ぎて裏手の住宅地を抜けるといよいよ登山道。
9:00
既に色づき始めた木々の裾を抜けるような格好だ。 -
最初は杉林が続く。
この杉、植林されたものだから仕方ないのだが、山歩きの時は退屈極まりない。
杉林の中は薄暗く、そのため鳥も少ないし、きれいな花もほとんど見ることができないからだ。
ただ、道はよく整備されている。 -
杉林を抜けて明るい場所に出ると、燃えるような紅葉。
-
自然が創り出す絶妙なグラデーション
-
最初のピーク、金比羅山まであと一息。
見上げると巣箱がいくつもかけられていた。 -
金比羅山の手前に琴平神社があるが、その園地の展望台からの眺望。
武蔵五日市の街が箱庭のように見える。 -
ここから日ノ出山までのルートは「金比羅尾根」と呼ばれる。
比較的歩きやすい尾根道で、こんな感じの明るい木立の中を行く場所も多い。 -
無論、杉林の中を行くところもあり、やはり薄暗い。
この杉林、本当に情緒がない。日本の山をつまらなくしていると思うのは私だけだろうか? (林業の視点での意義は別として) -
視界が広く開ける場所に出た。
それもそのはず、右手は崖である。 -
その代り眺望は素晴らしい。
-
よ〜く見ると、はるかかなたにスカイツリー!
-
絶景に気を取られていると危ない。
けっこうなヤセ尾根だ。 -
再び明るい樹林帯へ。
陽射しが入ってとてもきれいだ。
こんな尾根道は歩くだけでも気持ちが高揚する。 -
紅葉もいいけど黄葉もいいね
-
麻生山を過ぎたあたりか?
再び視界の大きく開けた場所。歩いてきた方角を見ると、紅葉の山が重なって見えた。 -
木々の合間から見えるのは大岳山か?
-
ようやく山頂・・・と言いたいところだが、おそらく山頂は混雑しているだろうと、山頂の一歩手前で昼食をとることにした。
ここまで意外に時間をとってしまい、13:00。
そしてここでさらに問題発覚。
箸を忘れた!栂池に次いで2度目の失態。
仕方ないので、おにぎりと行動食で済ませることに。
それでもめげずにコーヒーはしっかり淹れた。これが楽しみなのだ(笑) -
食事が終わってついに山頂。眺望は素晴らしく、期待していなかっただけに驚いてしまった。
低山ながら360度の展望である。 -
もう少し早かったら、山々の連なりももっときれいに見えただろう。
-
山頂の標識。
902mと言えど、なかなか侮れない。この山頂からの眺めは本当におすすめである。 -
多くの人で賑わう山頂。
ここはその展望の良さから、初日の出を拝もうと元日の未明には多くの人が殺到するそうだ。
“日ノ出山”とはよく言ったものである。 -
さて、絶景を楽しんだら、混雑する前にさっさと下山!(笑)
下山のルートは当然のことながら「つるつる温泉」である。
降り始めてすぐにこんな看板が。 -
黄葉を愛でながら足取りも軽く・・・
-
途中で見かけた「顎掛岩」。
日本武尊伝説がこんなところにもあるのだなぁ〜 -
ふもとまで降りて来たところに掛かっていた小さな石橋。
欄干には誰が設置したのか、こんな洒落たオブジェが。 -
麓もすっかり
-
“ひとっ風呂”のつるつる温泉。
登山客で大賑わい。
畳の休憩室や食事処もある。歩き疲れた体には嬉しい。
お湯に浸かると肌が「つるつる」ではなく「ぬるぬる」する。(決して不快ではない)
武蔵五日市駅行きのバスの発着時刻が近づくと、丁寧な案内があるので助かる。
混雑時は2〜3台で連なってくるので、乗りそびれることもない。
そうそう、バスと言えば、この路線には「青春号」と呼ばれるトレーラーバスが運行されている。日本で唯一運行されている形らしい。
http://www.gws.ne.jp/home/onsen/bus.html
今回、運良く乗ることができたが、事前知識がなかったので、バスがやってきた時にはたまげてしまった(笑)
とにかく時間に追われていたので写真も撮らずに乗り込んだのだが、乗ってしまうとどうってことはないし、定員から考えれば不経済(笑)。このバスは外から眺める方が良いだろう。
今走っているのは3代(台)目とのことで、1台7000万もするのだそうだ。
そんなことも、ここの番頭さんみたいな人が説明してくれる(笑) -
今回、日ノ出山ということで少々なめていたが、気づけば歩行距離13.4km。
山頂まで4時間もかかるわけだ。
それにしても金比羅尾根。楽ではあるが長い!正直後半は飽きてしまった。
それだけに山頂の眺望に救われた感がある。
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この旅行記へのコメント (2)
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- こあひるさん 2012/11/28 09:15:58
- 山歩きらしい山・・?
- 琉球熱さん、おはようございます。
私が山歩き・・と聞いた時に、まずイメージするような山歩きの風景を楽しませて頂きました。(もっと高い山の、木々がない山の方が、風景的には好みですが・・)
パノラマを楽しみながら、おにぎりや温かいコーヒーを頂くのは、おいしいことでしょうね〜。小学校とかの箱根の山での林間学校以来、そんな体験ないわ〜。
こういう山歩きの旅行記を見ていてよく疑問に思うのですが、トイレって、どうするんですか?ご飯食べたりすると・・場合によっては急にトイレに行きたくなったり・・する・・ことってありがちですが・・。
下山後に温泉があるっていうのは、とってもいいな〜。でも、疲れが出て、帰れなくなっちゃいそう(わが家だったら・・ですよ)。
こあひる
- 琉球熱さん からの返信 2012/11/29 21:30:45
- RE: 山歩きらしい山・・?
- こあひるさん、こんばんは
書き込みありがとうございます。
私の山歩きの目的は昼メシです(笑)
外で火をおこす、というのをやりたいがために山に登ってます。荷物が増えるだけなんですけどね〜
> こういう山歩きの旅行記を見ていてよく疑問に思うのですが、トイレって、どうするんですか?ご飯食べたりすると・・場合によっては急にトイレに行きたくなったり・・する・・ことってありがちですが・・。
いい質問ですね〜(笑)
簡潔に言うと、「出る前に出す」でしょうか(笑)
だから駅のトイレが混むんですよ。
あと、奥多摩や丹沢といった首都圏の山は、コース途上にトイレがあったりしますので、何とかなっちゃいます。事前に調べておくのは当然ですけどね。
それでも不測の事態で、急に「!」となったら、もう外でするしかないです!
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