2012.8ルーマニア・モルドヴァ一人旅27-クリコヴァワインの「地下都市工場」

2012/08/18 - 2012/08/18

クリコヴァワインの醸造所に連れて行ってくれるというので，私は小さな醸造所が集まっているのかと思ったら大違い．地下にまるで都市のように道路がくまなく張り巡らされた一大都市のようだった．そうモルドヴァはかつてソ連．ソ連の特権階級官僚のための一大ワイン生産地であったし，ソ連の有数のワイン生産地であった．社会主義的で巨大なものであることは当然かもしれない．モルドヴァ人のガイドの女性が普段はここで働いているのでまるで顔パスのように中へ．ワインの保管場所，スパークリングワインの製造保管場所などを見学した後試飲場（といっても超豪華）でワインを試飲．白は辛口で，赤はミディアムとフルの中間くらいですごくおいしかった．おみやげにも買って，トランクの中に入れて日本にも持ち帰った．1206に入り，1440に出たが，このような経験は初めてだった．このワイン確かにおいしい．ワインだけ飲みにモルドヴァへ行ってもいいと思うくらいおいしかった．

エリア その他の都市(モルドバ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

1206クリコヴァのワイン醸造所に到着，現地のガイドさんがじつはガイドはアルバイトで普段はここで働いているので，ここで申し込むとそのまま中に入れた．あとで入場料は取られるようだが

ここが広大なワイン地下都市への入り口．とっさに撮影したのであまりいい写真ではない

左側の一方通行を行く

まるでトンネルだ！

なかにはいって3分も車できて，赤ワインの保存地域に入る

おおだる．寒いのでこのようなジャケットを着る

樽の列の中を車で駆け抜ける

白ワインの貯蔵

トンネルに名前がついている．ここはCordu通り

交通標識と樽の組み合わせは合わないなあ

Sauvignon通り

カーブがあるなど本物のトンネルだ

横断歩道もある

スパーリンクワインのエリア

製造する機械

コルク栓をする機械

瓶をさかさにして酵母菌が発酵し，二酸化炭素が出てくるのを数年待つ

1259　地下のトンネルに駐車し

奥に入る

左の壺は歴史的なワイン壺の複製．クレタのクノッソスにこんな壺があったことを思い出す

まずワインの保管庫へ

各年代のワインが置いてある

ぎっしり入って番号が振ってある．

個人で保険アしてあるワインがある．各国のお金持ちが，自分専用のワイン庫を持っている

これはロシアの

プーチン大統領のワイン

年代物のワインの展示

1902年のチリワイン

多くが栓にカビが生えている

さらに中へ，地下の洞窟のようだ

いわばこの地下都市の地図がある

クリコヴァワインの輸出先．日本にも輸出されているようだ．

現在の製品の展示

豪華な試飲室が並ぶ

岩窟を掘った雰囲気を残す

ヨーロッパの金持ちが来るのかな

ガガーリンがクリコヴァワインをこよなく愛したそうだ．社会主義国の一部の特権者がここで贅沢をしていたのだろう

私も試飲してみた．おいしかった．残りをホテルに持って帰り，最後にブカレストまで持っていき夜の楽しみとした

まあヨーロッパの人々にとってワインは特別なものだったのだろう

1417外へ

入口に車を止めて，外にあるレストラン兼試飲室も見学．またこの入口でワインの試飲料を払う．ワインの試飲料，2人（Botoniさんの分を含めて）330モルドヴァレイ　2778円だった．さらに買ったワインが81モルドヴァレイと45モルドヴァレイ　814円だった．

やはり洞窟に降りていく雰囲気

ここも豪華

ここが本当にヨーロッパの最貧国かと思うし，貧富の差も感じてしまう．

最後にワインの販売所による．ここでワインを買う

トランクに入れ日本にももてかえってきたワイン．左のCorduが65モルドヴァレイ，右のCuveeが81モルドヴァレイ．あわせて146レイ，944円とめちゃやすい！

この箱に入れてくれた．1440にCricovaを出発．キシナウに帰る