2011/11/03 - 2012/09/29
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ドクターキムルさん
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鎌倉市山ノ内にある円覚寺には、今も17の塔頭が残っている。
臥龍庵は暦応2年(1339年)に示寂した17世大川道通(だいせんどうつう)の塔所である。江戸時代の貞享期(1684年〜1688年)に廃絶したようだが、元禄16年(1703年)の元禄大地震の後に再建されたという。臥龍庵の本尊は大川道通禅師像であるが、現在は臥龍庵の住職を兼務している帰源院に祀られているという。
円覚寺塔頭の帰源院と臥龍庵とは山の上と山の下とで直線距離は近い。しかし、両者の間には崖があり、往来するには円覚寺の通用口から回らないとならない。
「臥龍」とは世俗を離れて潜んでいる英雄をも意味するという。北鎌倉の平地に在りながらひっそりとした様はそうした感じをも抱かせる。現実には世俗を離れた様子ではなく、三輪車があり、小さな女の子が庭で遊んでいたりもする。
また、佛日庵の開基廟前の本堂側には臥龍梅の古木が横たわっているが、塔頭名と別の塔頭にある梅の名と同一であるのも可笑しなものだ。かく言う私も母親の名前と同級生だった従兄弟の名前が一緒だった。叔母さんが自分の次女に幼馴友達の名前を付けたからだ。時頼廟である開基廟は本山の管轄で、本山の梅の名と塔頭の名が同じくらいの感覚であろうか?
(表紙写真は臥龍庵)
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